おじたん。的ぶろぐ生活。

おじたん。である。語るんである。

母さん、事件です! いや。母さんが事件だ…。その2。

2016-09-15 23:06:44 | 我思う、故に書くなりよ。
あれからまだそれほど日数も経っていないが…。

ほぼ毎日、何かしらを紛失し、盗まれただの、隠されただの大騒ぎする母である…。日増しに程度が悪くなる。

幸い、警察を呼ぶことはあれ以来はしていないが、警察に来てもらったところで失くなったと称されるモノがすぐに出て来るワケではないし、窃盗犯が侵入してどうのこうの…って話でもない。

毎日、何かしら紛失し、探し、探しつつ見付け、それをまたしまい、しまった場所などを亡失し、大騒ぎする…。

その繰り返しなのだ。

今日は、午前中に鍵を無くし、大騒ぎしたかと思えば、夕方には財布が再度無くなり、ついでに住所録も無いと大騒ぎを始めた…。

とりあえず、何かモノが無くなれば、まず疑われるのは私なので、毎度の事だけれど…

「知らない…」

としか答えようがない。そもそもどんな財布で、中に何が入っているのかも全く知らないし、それを今日のどの時点まで存在を把握していたのかなんてのが全く判らない。前回、警察官を呼んで大騒ぎした時の「財布」と同じらしいが、あれは結局、家の中から見付かったものの、母と警察官しか確認していないので、色だの形状だのを私は知らないんである…。なんだ住所録って?

んでまぁ、大騒ぎするもんだから、ちょいと探してみたが、全く見付からないのは前回同様…。

午前中に外出した事を確認しているが、それから帰宅後の家の中で無くなったと言うことだが、いつの時点まで財布や住所録の存在を把握していたかが定かじゃない。出先に忘れてきたのではと思うが、帰宅後は手元にあったと強く主張するばかりなので、そうなんだと思うほかに方法もないが、確かに見当たらない様子である…。

ところが…そうした最中、午前中に紛失したハズの鍵がその手に握られており、いつどこで見付かったのか尋ねると、答えがハッキリしない…。

どこかしらか鍵は見付かったのだけれど、それがどこからとか、どうしてとか、そうした記憶が全く無いみたいで、尋ねても答えが返って来るものではないのである…。

大騒ぎしながら、無くなって困っている財布を捜しているのか思えば…全然、関係ないものを探しており、こちらとしては全くその行動が解せないのだが、無くなって困るもの、困ってるものを見つけ出す…と言う、当面、急を要するだろう作業に全く集中できないみたいだ…。これも随分前から注意していたのだが、朝食を摂ってる最中に突然と外の枯葉の掃除を始めたりする…。なぜ食事を中断して、その作業をしなければならないのか理解に苦しむが、食事も中途半端、掃除も中途半端に終えて満足してるみたいだ。

幾ばくなのか知らんが、財布には現金も入っていただろうし、それが失くなり、その紛失理由の1つとして私の存在が疑われてもいるのだから、たまったもんじゃない…こっちだって、真剣に探してみたのだけれど、それらしいモノは見付かっていない。どこを探していいもんだか見当も付かないなりに探してもみたのだが。

あれこれと改善策も提案してみたが…全く、これら問題の解決には関与していなみたいだ。

基本的に、大事なモノは決まった場所に戻し、よそへ移さない…って事をお願いしているのだが、何かモノが失くなった時にそれらは無かったことになり、振り出しに戻るんである。せっかく、大事なモノとしてまとめられていたハズのモノたちは、紛失騒ぎとその捜索の中で散逸していくのである…。探しているのかと思えば、全然関係ない書類を整理している風な事をしていたりするが、それは前日も、前前日も紛失物の捜索の際に同じ様に整理している風な事をしていたものである…。

そうした様子を眺めていて気が付いたが…母の目付きが恐ろしいものに変わっていた。殺気立つ、血走る、そうした形容に近い目になっている。あまりそうした目を見た覚えがないが、心底、壊れてしまっているのだなと思う。

んま、大事なモノなら、私が預かって管理するという手もあるんだが、ただでさえ真っ先に疑われているうえに、荒唐無稽な理由までそこに付けられては、マジメに管理していたとしても、母のそうした訴求を退けるだけの正当事由を用意することすら難しいので、全くの第三者にお願いでもしない限りはとんでもねぇことになる。

幸い、徘徊とか出たまま戻らないとか…そうした事案は起きちゃいないが、そこへ進むのもそう遅くもない感じだ。短期間の記憶すら亡失し始めてるワケだから、何をしているとか、何のためにってのも亡失しておかしくもない。そうした事が起きれば、行動の制限も考えなくちゃならないが、今はまだ会話もなんとか成り立つし、徘徊しそうでもないので。

前回も書いたが…そうした予兆と思わしきコトは15年ほど前には既にあった。何がどう異変なのか、説明もしたし、そうした症状的なものを改善することも出来ると、病院で診察を受ける事を提案もしたのだが、頑なに断られ、現在に至ってしまった。

確かに、物忘れだの、ボケだの、誰にでも起きるし、珍しいものではないが、人によって進み方も深さも違う。だからこそ、取り返しの付くうちに専門医に診てもらい、極力そうならないための方策とか努力目標ってのが必要なのだが、誰にでもある、誰だってそうなる…って周囲の言動に流されてしまった。

さて、明日は何がなくなり、何が見付かり、何の罪を被せられるんだろうか…気が狂いそうにやれやれである…。

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