アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

避暑の机…

2014年08月06日 | Weblog
 「人のあげ足をとる」これは、フォーマルな場では慎まなければなりません。だけどさぁ、ワープロの変換ミスの文章が世界を駆け巡るのって、新聞社の恥じゃないのか?ニュースがニュースだけに…がっかり…。

 理化学研究所「発生・再生科学総合研究センター(CDB)」の副センター長の自殺。「なぜ?」昨日は、テレビのニュースにつきっきりでした。あれだけ自信に満ちていた人でも…。

 理化学研究所などによると、5通の遺書があったんだと。自殺した副センター長のカバンの中に3通、副センター長の秘書の机の上に2通あった。

 カバンの3通は、小保方さん、CDBのセンター長ら理研幹部や理研関係者にあてたものだったという。

 問題は、秘書の机の上の2通。某大新聞のインターネットのニュースには、この2通の宛先が書かれていました。
 「避暑の机の上の遺書は、人事課長と総務課長あてだったという。」

 本当にこう書かれていたのです。私は一瞬、「?」でしたが、まもなく意味が分かりました。「秘書」を「避暑」としてしまったと思われます。私が変換ミスするなら分かる。いつものことだから。だけど、大新聞ですよ!チェックする係は、いないのか?いるでしょう!いくら暑いからといっても、避暑…。

 人が死に、遺書を残した。重苦しい話ですよ。その遺書がどこにあったか?「避暑の机の上?」何じゃこりゃ!?避暑の机ってどんな机じゃ!
 変換ミスなんだから、責めることはない。寛大な心で許してやれって?もちろん許しますよ。許さないといったところでどーしょーもない。
 私が責めたいのは、変換ミスに気づかず、そのままニュースとして流してしまったということ。ニュースの中身も間違えているんじゃないのかと思ってしまいます。歩道ってその程度のものなのかなあ…。おっと、歩道じゃなくて報道でした。