アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

嗚呼、勘違い

2014年02月11日 | Weblog
「東風解凍(はるかぜこおりをとく)」ちょうど今の時節のこと。そんな中、東京も大雪に見舞われ、成田空港は陸の孤島と化した。
 「気象」が七十二候を理解していなかったということか?

 ソチ五輪連日熱戦。フィギュアスケートのメダルに期待していますが、メダルを穫れなくてもいいんです。一生懸命やってくれたらそれでいい。
 フィギュアスケートの男子選手に、織田信長の末裔の方がおられた。もう大分前のことですが、テレビでフィギュアスケートを観ていたら、アナウンサンーが叫んだ!

 「織田、猿公!猿公決まりましたぁ!」と!織田選手のことを、「猿公」と!とんでもないアナウンサーだなと思いました。
 猿公ではなく、「サルコー」と名付けられた「技」だと知って…紛らわしい名前付けるなよ!と、思いました。嗚呼、勘違い。なお、サルコーもルッツもアクセルも、最初に跳んだ人の名前なのだそう。

 貧乏学生が食堂に入った。安くて腹一杯になるメニューはないものか…あった!「オニオンスライス」安い!「ライスと書いてあるが、白飯だけでなく、オニオンの酢漬けのようなものが付くんじゃないべか?コレだ!安価で満腹になりそうだ」と、注文した。薄切りの玉ネギの小鉢が出てきた。「ありゃあ?ライスは別に出てくるのかな?」しばらく待ったが、ライスが出てくることはなかった…。
 「オニオンス/ライス」と、切って読むと、カレーライスの親類かと思いますよね。「オニオン/スライス」でした。嗚呼、勘違い。まったくそそっかしいなあって?私の経験ではありません。ある作家の逸話です。

 学生時代(こりゃまた古いワ)、「比留間」という姓の人がおりまして…
 教 授:おーい!誰か、そのページを読め。
 比留間:はい!比留間読みます!
 教 授:なに?
 比留間:比留間読みます。
 教 授:い、い、いつでもいいから読んでくれ。
 教授は、比留間という姓の学生が受講していることを知らなかった。「昼間読みます」と言っていると思った。嗚呼、勘違い。この教授、○村禎司(ていじ)さんでした。名前が「禎司」なのに、講義はいつも延びる。「定時に終わる」ことがありませんでした。

 「♪ウサギ美味し、かの山」・・・確かにウサギは美味しいです。ただ、歌詞は、「ウサギ追いし、かの山」ですね。嗚呼、勘違い。

 グラウンドローラーの日本名は、「根駄螺(こんだら)」だと思い込んでいた人がいたという都市伝説もありました。なぜそんなことになったか?
 巨人の星の主題歌…「♪思い込んだら試練の道を…」と流れるときアニメでは、星飛雄馬がグラウンドローラーを引いていた。視聴者は、「♪思い込んだら…」を、「♪重い根駄螺…」と聴いた。嗚呼、勘違い。

 これは昨秋、おばあさん(70歳前後)本人から聞いたもの。
 このおばあさん、英会話教室に通い始めたという。「NEC英会話という学校」…どうやら、「EC英会話」に勝手に、「N」をつけてしまったらしい。嗚呼、勘違い。
 おばあさん…講師に「Do you understand ?」と、問われて、無言で立ち上がった。そのあと講師が話しかけてこないので座った。どうゆうことかって?
 「Do you understand ?」を、「Stand up !」だと思ったという。嗚呼、勘違い。

 入社試験の第4次まで進んだMさん。第4次は、応接室で社長直々の面接だった。社長が手を出したので、握手した。その場にいた数人が笑った。社長もニコニコしていた。「好印象を与えられたかな」と、内心ほくそ笑んだ…。結果は、見事「採用内定」。で、面接の時、社長をはじめ居合わせた面接担当者が笑ったのは…
 社長が、「座りなさい」という意味で、サッと手を出した。その手をMさんが素早く握った…!笑いが出たはずです。嗚呼、勘違い。

 東風解凍なのに大雪。成田空港の近くに住む、孫(2歳)が、「雪に興奮している」と、いうことで…。彼は、「雪=食べられるもの」と、勘違いしているフシがありますね。年末に我が家へ来てくれたときも、雪中にダイブして、「雪、美味しい」と言ってましったけ。