・・・MRJ納入延期についての話題は、新聞、インタネットなどでたくさんの記事が掲載されている。
好意的な記事は競合他社でも、開発機では良くあることで、初飛行から、納入まで、期日を延期する事態が起こっているを報道している。
新聞記事を読む限り、納期延期の理由は「開発スケジュールを精査した結果納期の遅れが避けれない」と書かれていたが、この言い訳は、延期の理由にはなっていない。
しかし、新製品開発に少しでも関係したことのある人であれば、必ずと言っていいほど納期遅れ問題を経験しており、そして、納期延期の理由に、覚えがあるもんだ。
今回は、初飛行からの期間の納期延期であり、難しい開発であっても、開発の全体が見えてからの、納期延期であり、若干、開発を担っている会社自身の技術以外の管理の問題があるように感じられるように思う。
三菱重工と云う会社はそのほかに、H2ロケットの製造もしており、日本の技術力全体を体現しているような仕事をしているだけに、今回の納期延期は日本全体に与える影響が、心配である。
私の感じでは、旧い歴史を持つ重工、電気、鉄鋼などの製造メーカーは、人事が連綿と経営者の人脈をつないでおり、会社の歴史が短い自動車、電子などに比べて、経営者の危機管理に問題画ありそうである。
具体的には、最近、新聞紙上をにぎわした東芝などのように経営者が記者会見で頭を下げる事態が起こらないように願いたいものである。
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