ジョギングはシャンパンの味

ジョギング、写真、革クラフト、木工、パンつくり、日本の古代史などを趣味にして楽しんでいます。

一年の始まりは元日なのか

2016年01月03日 07時45分01秒 | 歳時記

       
       我が家の玄関先、今年の正月飾り

・・・今年の元日の暦の詳細を見ると日の出は7時で、日の入りは16時51分、満潮は3時41分と16時18分、潮は小潮で、且つ暦では友引である。
  ともかく、「一年365日の内の、一日」で、表現が上手くない言い方ですが、「物理的に見ると何も特別なことが無い、普通の日」である。

  子供の頃は、大晦日から元日にかけて、一年の内で正月は特別の日で、衣類は新しいものに変え、神社に初参りに行き、御馳走をいただき、楽しく正月の三が日をウキウキ過ごし、もっと正月が続かないかと考えたものです。
  また、最近まで、一年一年、家族に変化がある毎日をすごしている壮年までの年代は、元日は一年の内の始まりと云う意味で、やはりそれなりに、特別の日
でした。

  しかし、考えてみるに、何故、元日は一年の内で特別の日なのかと考えると、学校に行くにしろ、会社勤めにしろ、元日を特別な日として、考え、その日を起点に、一年を12月、ひと月を30日で表し、色々と考えて行動するからであるように思う。
  今の私にとっては、毎日が日常で、その一年の間の日割りが無く、元日はそれほどの特別さが無くなってしまった。
  何故なのかと考えると、自分の生活が、ほとんど、一日を基準にして生活し、一年毎の自分の中の予定なり、行動はほとんど無くなっているかららしいです。
  一日の始まりと終わりは、はっきりと意識していて、毎日、行動している、しかし、月単位、一年単位の行動予定は少なくなって、意識しなくなってしまった。


   このような過ごし方を、あらわす時には、「時間はゆっくりと流れていく」と云う表現になったり、「浮世離れした時間を過ごす」と云ったりする。
   時間の経過を意識しないことは、年を得ることによって得ることが出来る、幸せの一つだと思う。


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