花と鉄輪

趣味であるオートバイでの出来事と、
日常での出来事。
三河遠州を中心に花、滝、巨木を回ってます。

豊根村上黒川大沢・不動様のお滝

2014-12-29 22:36:30 | 
前回の豊根村探索では回りきれなかった場所をフォローすべく
なるべく間を置かずにと思い、行ってきたよ
今回は時間が無かったんで
やっぱり回りきれなかった

先ずは大沢集落の不動様のお滝
東栄町からR151を北上して行き
太和金トンネルを出たところですぐに左折
大沢集落へ向かう


集落手前で道横の川にちょっとした滝と渕を見つけた


ゴツゴツした岩が苔むして手印象的

大沢の集落へ入り聞き込みをすると
集落の最奥に滝があるというので向かってみる
道なりに奥へ進む


最後の家を過ぎて少し進むと
左手に寒冷紗に囲われた何かの栽培施設がある
ここは直進だが、ここからダートとなる
ここから滝までは距離がないので
車を置いて徒歩で進む


ダートに入ってチョイ進むと左へ下って行く道があるのでそちらへ進む
軽トラぐらい走れそうな感じ
100mぐらいで滝とお不動様がある


お不動様とお滝


下流側から


アップ

落差は1.5mぐらいの小さな滝である
どちらかというと背後に見える巨大な堰堤が印象的


お不動様

ここのお不動様は組の祀り神で
日照りの際は組中の人達が集まって
百万遍の数珠を操って雨乞いをしたそうだ




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新城市稲木・岩が渕弁財天跡

2014-12-27 22:23:26 | 
千郷村誌に記載があり
タキの文字の入ったイラストも載っているが
現在は河川改修と水田の区画整理が進んで
すでに跡形は無いと思われた
それでも一応探してみた


岩が渕弁財天跡、稲木川大洞前橋より
だいたいこのあたりにあったそうだ


当時の面影はまったく無い

上流に向かって橋の名前をチェックしたが
縁渡橋も見つからなかった
弁天の神像は豊川市の三明寺に納められ廃却されたそうだ

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新城市作手田代・神田の御滝

2014-12-25 21:32:02 | 
作手歴史民俗資料館のfacebookで紹介されたた滝
神田とかいて「じんで」と読む
facebookでは詳しい場所は載ってなかったが
あえて載せてないような気もするので
自分もあんまり詳しい場所は書かないよ

作手の田代から林道へ入る
林道入り口はぬかるんでて
CRMでも躊躇してしまう
そこを抜ければ普通の湿っぽいダートとなる

林道を700mほど走ると
小さな掘割の峠に付く
峠の向こうには明るい世界が広がっていた


たぶんこれが神田
神社の祭祀などの運営経費にあてる寺社領だそう
この田から林道を奥へ進むと御岳山に向かうことになる


少し戻って先ほどの峠

右手へ入る細い山道がある
そちらへ入って杉林の中を200mほど進むと川に行き当たる
対岸にも元水田らしき石組みが見えるが
杉の木が育ってて、すでに薄暗い雰囲気

川はちょうどそのあたりが二股になってて
左俣を見ると、奥に滝っぽいものが見えた


左俣に入って


10mぐらいありそうだが、水は僅か


二股に戻って右俣へ進んでみる
こちらの方が本流だろう


100mほど登ると滝があった

実はこれは探していた御滝ではない
それだけに別の滝らしい滝が見つかったのには驚いた
そして嬉しかった
そして探していた滝が無いことにガッカリした

この滝の撮影をして下って行く途中
ふと沢を見ると、探していた滝があった


神田の御滝

とても小さな滝だ
渓流と言った方がピッタリ
下側が雌滝で上にあるのが雄滝らしいが
実際はどの部分を指すのかは、判別しずらい


少し引いて

後日、作手歴史民俗資料館で話を聞いたところ
ほんとは雌滝雄滝という名称ではなく
もっとあらかさまな名前が付いているようだが
そんな名前をネットで公表するのははばかれたので
雌滝雄滝としたとのこと



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最近読んでる本

2014-12-22 21:59:54 | Weblog

最近読んでる本
「俺は沢ヤだ!」成瀬陽一著
「宇宙の戦士」ロバート・A・ハインライン

まずは「俺は沢ヤだ!」
成瀬氏の名前は、水窪町の沢を紹介しているサイトで知ったが
有名な沢ヤ(沢登りを趣味とする人達)である
滝巡りをしている自分は、沢ヤさんにもシンパシーを感じるが
更に成瀬氏は新城市作手在住で黄柳野高校の講師をしているとのことで
とても身近に感じてしまった
んで、氏が書いた本があるとのことで買ってみた
(ついでにNHKで放送された「人跡未踏 称名廊下」もyoutubeで見た)

本書は「岳人」に連載されていたものに加筆したものだそう
軽快な文章で気軽に読めるが、中身は濃い
沢登りだけでなく、自然や登山などに興味がある人なら
十分楽しめる内容だけど
それらに興味をもてない人は面白く感じないだろうなー
機会があったら氏の公演を聞いてみたいな

もう一冊は「宇宙の戦士」
映画にもなったけど、中身は別物らしい(映画は見て無い)
タイトルどおりのSFなんだけど
内容は、一人の少年がふとしたきっかけで軍隊に入り
一人前の兵士として人間として成長して行くっていう
現代でも十分書けそうな話をSFにしてるって感じ
相手は蟻型の宇宙人なんだけど
書かれた時代的に共産主義を揶揄しているよう

けど、この本の価値の半分は
スタジオぬえによる強化型防護服(パワードスーツ)のデザインだろう
日本のアニメにも多大なる影響を与えた
今でも十分にカッコいいと思う

この本の前にはフレデリックフォーサイスの「神の拳」を久しぶりに読んで
やっぱフォーサイスは面白いなーと感心
で、部屋の文庫本の整理をしてて宇宙の戦士を見つけて
元々こういう軍事ものはキライではないし
久しぶりに読んでみようと・・

暴力を肯定的に描いている本書は
発行当時に問題視されたそうだが(SF界ならさもありなん)
書いてある考えは一理あると思う

ハインラインといえばSF御三家の一人
今となっては古典と言えるのかもしれないが
SFにはまってた昔を思い出しつつ
けっこう楽しんで読んでる






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豊根村上黒川間当・赤滝

2014-12-20 21:42:32 | 
豊根村上黒川間当・黒滝の続き

豊根村誌に記載があり、黒滝と対比される滝であるという
こちらも民宿「間当」の方に教えていただけた


黒滝のすぐ上
右手には古い簡易水道の施設があり
左手には林道がある

この林道を上って行くのだが
これがまたそこそこ荒れた林道で
CRMだったんでまだ楽しく走れたが
車で上がって行くのはおススメできない

林道に入って800mチョイ
道は左へ急カーブを描く
その少し手前、右手下に滝が見えた


これが赤滝であると思う

聞いていたとおり、赤い岩肌がその名の通りだと思う
幅広の岩盤のナメ滝
落差は6mぐらいだと思う
滝前に積もった流木が邪魔で、全体が見えないのが残念

ところで、上流にさらに滝が見える
赤滝の上へ登ってみる


とりあえず赤滝の落ち口
こちらの方が赤い岩肌が判りやすいかな


で、上流の2段の滝
こちらも落差6mぐらいと見たが
こちらは黒い岩肌で
やはり下流の方が赤滝だろうねー


こちらも流木が邪魔である

どうも上流で伐採がされたようで
枝打ちされたものが流れ着いているようだ
この滝の下、右岸側にはそれが積み重なっていた
伐採した木を搬出する際、枝打ちしたものを残していったような感じ

滝見としてはイマイチだったけど
黒赤とセットで見ることが出来て満足であった

この日の豊根の滝巡りは、これで終了
少々早い時間だったが、日が暮れるのも早いので帰途につく


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豊根村上黒川間当・黒滝

2014-12-18 21:17:07 | 
豊根村坂宇場日余沢下・白滝不動の滝の続き

間当の黒滝については
豊根村誌に記載があり
現地で聞き込みをしようと思っていたら
伊藤文弘先生の本「愛知の滝全記録」に
「間当川(263)」という滝の紹介があり
これが黒滝であろうとアタリを付けた

この日、宝地峠から坂宇場へ下りながら
以前このあたりに黒滝を探しに来たことを思い出した
間当川の滝が黒滝なら
当時は見当違いの場所を探してたんだなーと

R151の上黒川宇連(豊根宇連」のあたりで東へ入り坂宇場川を渡る
渡った場所に交差点があるが直進する
少し走ると民宿「間当」があったので
黒滝について聞いてみる
そしたら女将と思われる方が詳しく教えてくださり
やはり間当の滝=黒滝と判明
意気揚々と現地へ向かった

民宿「間当」から800mぐらいだったかな?
道から滝が見えるので
注意しながら走れば見つかると思う


黒滝(間当川(263))


正面から

落差3mほどの滝だが
黒光りする岩肌が印象的だった

民宿「間当」の女将の話では
以前はこの間当川沿いに木馬道があり、木馬で木を運んでいた
黒滝のあたりは桟橋のようになっていたので
小さい滝だが直近を通ることもあって名があるのだろうとのこと


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豊根村坂宇場日余沢下・白滝不動の滝

2014-12-15 22:02:38 | 
豊根村下黒川間黒・横道滝の続き

ここも地元のおばあさんに案内してもらえた
ありがたい

間黒から県426で宝地峠を越える
R151に出て北へ進む
1.4km程走ると、R151は二継橋で坂宇場川を渡る
橋の手前で左手の旧道へ入る


旧道入り口には「二継のハネ橋」の説明看板がある
二継のハネ橋は豊根村誌にも記載があった


旧道に入り100m程で不動沢に掛かる橋がある
ここがハネ橋のかかっていた沢だろう

橋を渡って沢に入る
入り口の右手には石仏が並んでいた


入り口から50m程で白滝不動の滝がある


落差は6~7mぐらいかなー

岩肌を転げ落ちるような滝である


不動様は無い

というか、おばあさんの話によると少し前に盗られたらしい
滝右手の岩に鉄製の剣だけが残っている
残念な話だが、こういうことは時々耳にする
某所では外国人風の男達がトラックで来て、石仏を持ち去ったような話しも耳にした
おばあさんは滝と不動様のお守りをしているので
非常に残念がっていた

またこの滝は、花祭りの水を汲む場所であるという
場所的には坂宇場の花祭りだろう

帰り際、二継橋のたもとでグミの実が鈴なりになっていた
おばあさんが採って行ってもいいよというので
少々もらって帰った
帰って食べてみたら、けっこう酸っぱかった
ジャムにすると良いみたい





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豊根村下黒川間黒・横道滝

2014-12-13 22:19:07 | 
豊根村三沢粟世・横手滝?の続き

粟世集落から県426に入り、西進する
県426は間黒集落で左折して宝地峠へ向かうが
そのまま直進する
ハッキリした場所は覚えてないが
間黒集落の中程に横道滝はあった


山間の長閑な風景が広がる間黒集落
バイクのあたりが横道滝の入り口


入り口・・とは言え、実は既に滝が見えている
ただ画像では影になっているだけ
それは画像中央の木陰の中にあった


横道滝


細く長いナメ滝である

落差は8~10mぐらいか
両岸が良く草刈りがされているので
自然の中といった趣ではなく
どちらかというと庭園風の景色に見える

残念なことにちょうど木陰が滝にかかりかけていて
左半分を白とびさせないと滝が見えない状態
時間が悪かった・・

滝の上の方に木橋が架かっているので行ってみる


木橋の上から

取水のための黄色の水タンクが目障りではある
滝上部には不動様が祀られている


不動様のアップ
ここのは「不動明王」の文字だけのタイプのようだ

下りは滝右手の村道を下る


村道脇には地蔵様と馬頭観音と思われる碑が並んでいた

この滝を教えてくれたおじいさんに
間黒にあるという「ダダメキの滝」について尋ねると
滝は河川改修で無くなってしまい
今は3面コンクリ張りのスロープになってるとのことなので
探すのは諦めた




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豊根村三沢粟世・横手滝?

2014-12-11 21:30:36 | 
豊根村三沢新井・新井滝の続き

県74を北上し粟世集落に入る
横手滝について聞いてまわると
幸い近くのおじいさんに場所を聞く事が出来た

だいたの場所はココ


県74沿いの赤い瓦屋根の家が目印

この家の裏手にも細道があって
画像にもあるように、やはり赤い瓦屋根の倉が建っている
倉の右手、街灯のあるところの小川を山手へ進む


少し山手へ進むと、鉄製の人道橋がある

横手滝への入り口には鉄製の小さな橋があるとのことだったので
この沢でまず間違いは無いと思われた

自分は橋を渡って、ススキを掻き分けて上流へ向かったが、結構大変だったので
このまま左岸を進んで、適当に対岸に渡った方が良いかもしれない

ススキ帯を抜けると、作業道っぽい道が沢沿いに上流へ向かっている
路面には杉の木が伸びてきているが
この道は沢に作られた砂防ダムの工事用取り付け道路だろう
小さな砂防ダムがいくつか沢に見られた

200mも進むと、取り付け道路も終点となる


終点の先に、沢を渡る木橋が架かっているので渡る

橋を渡るとすぐに沢は二股となる
二股の左側を見ると


あれは!

沢の左岸に付いている踏み後を登る


横手滝?


右岸に回りこんで

落差5mぐらいかなー
滝右手の異形の大木(合体木)が目に付く
不動様が祀ってあると思われたんだが、見当たらなかった
以前はお祭りもおこなわれていたそうなんだが・・

それでも滝が見れたんで下る
二股まで戻ったところで
おじいさんは滝は2つあると言っていたのを思い出し
二股の右にも入ってみるが
こちらは傾斜一定で上へ伸びている感じで滝の気配は感じられなかった

なんか釈然としない感じでバイクへ戻る
でもよくよく考えると
今回見つけた滝の上流に、まだ滝があったのかもしれない
辿った踏み後が滝横で消えかけたんで思いが至らなかった
機会があったら再調査したいね



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豊根村三沢新井・新井滝

2014-12-08 21:14:31 | 
豊根村三沢浅草・御滝堂の御滝の続き
今回も滝バカさんの記事
瀑好さんの記事を参考にしている
ありがとうございました

大体の場所はココ
県74が県426と交差する場所のやや南側にある


バイクの停めてある場所が入り口

滝バカさんの記事では
「この沢は洞全体に木々の枝が覆いさらに落石防止網とオオバコの弦が全面を覆っている」
となっていたが
沢内部は木々が切られ
落石防止網邪魔にならず
オオバコの蔓もキレイに片付けられていた


道からも良く滝が見えていた

落差は10mぐらいかなー
道から見渡せたので、左上に上段の滝が見えた
また滝手前右斜面にモミジの木があり
もう少し紅葉が進み光線の具合が良ければ絵になると思われたが
生憎どちらでもない状態だった


滝前まで進む

水量もあって、なかなか見ごたえのある滝だが
滝バカさんの記事では、忌まわしい過去がある滝だということなので
上段の滝は見に行く気にはなれなかった

この後、粟世集落でこの滝について話を聞けたが
今年の5月ぐらいに、滝前をキレイにしたんだそうだ
昔の話を知らなければ、ちょっとした名所になりそうな気配はある
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