花と鉄輪

趣味であるオートバイでの出来事と、
日常での出来事。
三河遠州を中心に花、滝、巨木を回ってます。

最近読んでる本

2014-12-22 21:59:54 | Weblog

最近読んでる本
「俺は沢ヤだ!」成瀬陽一著
「宇宙の戦士」ロバート・A・ハインライン

まずは「俺は沢ヤだ!」
成瀬氏の名前は、水窪町の沢を紹介しているサイトで知ったが
有名な沢ヤ(沢登りを趣味とする人達)である
滝巡りをしている自分は、沢ヤさんにもシンパシーを感じるが
更に成瀬氏は新城市作手在住で黄柳野高校の講師をしているとのことで
とても身近に感じてしまった
んで、氏が書いた本があるとのことで買ってみた
(ついでにNHKで放送された「人跡未踏 称名廊下」もyoutubeで見た)

本書は「岳人」に連載されていたものに加筆したものだそう
軽快な文章で気軽に読めるが、中身は濃い
沢登りだけでなく、自然や登山などに興味がある人なら
十分楽しめる内容だけど
それらに興味をもてない人は面白く感じないだろうなー
機会があったら氏の公演を聞いてみたいな

もう一冊は「宇宙の戦士」
映画にもなったけど、中身は別物らしい(映画は見て無い)
タイトルどおりのSFなんだけど
内容は、一人の少年がふとしたきっかけで軍隊に入り
一人前の兵士として人間として成長して行くっていう
現代でも十分書けそうな話をSFにしてるって感じ
相手は蟻型の宇宙人なんだけど
書かれた時代的に共産主義を揶揄しているよう

けど、この本の価値の半分は
スタジオぬえによる強化型防護服(パワードスーツ)のデザインだろう
日本のアニメにも多大なる影響を与えた
今でも十分にカッコいいと思う

この本の前にはフレデリックフォーサイスの「神の拳」を久しぶりに読んで
やっぱフォーサイスは面白いなーと感心
で、部屋の文庫本の整理をしてて宇宙の戦士を見つけて
元々こういう軍事ものはキライではないし
久しぶりに読んでみようと・・

暴力を肯定的に描いている本書は
発行当時に問題視されたそうだが(SF界ならさもありなん)
書いてある考えは一理あると思う

ハインラインといえばSF御三家の一人
今となっては古典と言えるのかもしれないが
SFにはまってた昔を思い出しつつ
けっこう楽しんで読んでる






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2 コメント

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豊根村の滝編 (ke125)
2014-12-23 06:55:20
豊根村の滝シリーズ、しっかり拝ませていただきました。
バイタリティに脱帽です。

個人的に感じたことで成瀬氏は(TVで見た)
結構飄々とした印象で、
なんというか軽いノリを持つ一面が
大事なのかなあと思ってみたりしました。

『宇宙の戦士』は殆ど知らなくて
アニメに大きな影響を与えていたのは全く知らなくて
勉強になりました。

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Unknown (okaty)
2014-12-23 22:18:49
ke125さん、こんばんはー

豊根村は不動様の滝をメインに回りました
規模は小さいものが多かったのですが
事前の調べどおりに見れたので良かったかなー

成瀬氏>
やさしそうな顔だなーという印象ですね
でもやってることはすごい
本にも書いてあったけど、大人子供(ピーターパンシンドローム)ですね

宇宙の戦士>
自分もwikiを読んで知ったんだけど
ガンダムとかはだいぶ影響を受けてるみたい
ガンキャノンのデザインなんて特にねー
文庫本の挿絵で「カッケー」なんて思ったのも久しぶりー

主人公は機動歩兵となって、衛星軌道からの降下戦闘をするんだけど
なんか空挺降下とそっくり
話の流れもSASやSEALsのメンバーの自叙伝のSF版って感じです

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