この頃の運動不足解消のため
越戸の大山へ登ってきたよ
渥美半島でもっとも高い山
それでも標高327.9メートルなので低山登山だね
今回は嫁と子供も道連れ~
登り口は山南側の白山比神社
ちなみにこの神社の周りには
「田原の巨木・名木100選」に選ばれた木が何本もある
神社から右手に進むと登山道が始まる
あちこちに「いのしし注意」の看板
どうもこのあたりで増えて問題になってるらしい
正確には逃げ出した「イノブタ」だという
雨で路面がえぐられ、岩がゴロゴロした急斜面の上り
実はこの道、登山道という前に作業道なのだ
大山の山頂には明治中期以降軍事施設が作られてて
近年まで自衛隊の無線電信施設があった
この道はその建設のために作られたんじゃないかなー
急斜面のジグザグな上りは、キャタピラの運搬車向けだと思うよ
昔はこの道をジープで山頂まで登った猛者もいたという
最初この道を知った時、バイクでアタックしたんだが
急斜面なのと、やっぱり路面が荒れてて登りきれなかった
最近はその無線電信施設もなくなったんだが
代わりに携帯電話各社やらなんやらの施設がいくつも出来てる
その建設時にもこの道は使われてて
土が入れられ整備された
その時にはバイクで山頂まで行けたんだが
すでに中高年の登山ブームが始まってて
出会うと気まずい思いをしたよ
それ以来バイクでは登ってない
今はまた路面が荒れてて、バイクで登るにはちょっときつそうだなぁ
何人かのハイカーともすれ違ったし・・
暖かい土地なので冬場には、結構登りに来る人がいる
いつまでも続くかと思われる急な登りを
子供達を励ましつつゆっくりと登る
途中から分岐する御岳神社からの眺め
南側の木々がなぎ払われてて
ちょっとだけ下が見える
青い海が印象的
また登山道に戻って水場(ただの水溜り)を過ぎたあたりから
上りは少しだけ緩やかになる
最初の電波施設あたりに「越戸口旧道」の看板
昔は山の東側、若戸方面からの登山道があったらしい
その道が整備されたのかな?
最初の電波施設を過ぎてもうひと登りで山頂分岐
左手へすすむと山頂看板と三角点がある
山頂はたんなる道端って感じだが
そのまま先へ進むと、大きめの電波施設があって
フェンス沿いに周ると眺めがよいよ
石神・伊川津方面の眺め
暖かい日だったので霞がかってる
伊良湖方面も見えるのだが
そちらは午後は完全に逆光だよん
さて、山頂分岐に戻って今度は右手に進むと
自衛隊の無線電信施設跡がある
今は草原になってるけど
どうもヘリコプターの発着訓練施設を作る計画があるらしい
まぁ地元の反対運動があるので出来るかどうか判らんが・・
これは1997年にバイクで登った時にもの
さすがに軍事施設だけあって厳重だねー
さて、この現場から北側へ下る登山道があって
多分「あつみ大山トンネル」北側へ降りるんじゃないかなー
この道の降り口には岩があって、そこからの眺めも良いよ
半島とは思えない山なみ~
さて、あとは下るだけなんだが
最初の電波施設にあった「越戸口旧道」の看板
嫁と子供達はコチラを下って行こうと別れる
んで自分一人で寂しく登ってきた道を下って
車で嫁と子供を回収しようという算段
旧道の出口は知らないけど、そこは携帯で連絡してーってね
まぁ一人ならサクサク歩けて
あんなに長く感じた急な坂道も
あっという間に駐車場に
そしたらほぼ同時に携帯が鳴る
やけに早いなーと出てみると
「途中で道が無くなってる~
たぶん半分ぐらいは降りたと思うけど、どうしたらいい?」
まぁ、それは・・降りた道をまた登って分岐まで戻るしかないよねぇ
しかたないので自分も登りなおして迎えに行く
今度も一人なんでサクサク登るが
いくら低山とはいえ2度目はシンドイよ・・
もっと早めに連絡くれたら・・とは思うけど言えない
どこで出会えるかなーと思ってたが
期待を裏切らず、旧道分岐まで登ってしまった
もうひとのぼりで山頂という場所
さすがに休憩をいれてると
嫁と子供達もやってきた
こんどは皆でゆっくりと下る
今日は早く寝れそうだよ