花と鉄輪

趣味であるオートバイでの出来事と、
日常での出来事。
三河遠州を中心に花、滝、巨木を回ってます。

豊川市大木町・不動の滝

2014-01-01 21:20:43 | Weblog
新年あけましておめでとうございます
今年も当ブログを宜しくお願いします

さて、新年1本目は旧一宮町の滝
図書館で一宮町の昔話の本を見つけた
その中にいくつか滝に関する話もあって
この滝もその一つ


場所は大木町の宝陵高校の入り口横
森の入り口に鳥居があるのが判るだろうか?

鳥居から左手は森の上へ続く石段があり
その頂上には役の行者、浅間神社、駒ケ岳神社、賽の神が祀られている
右手には杉の根元に不動様が祀られていて
その奥に滝が落ちている


不動祠


祠横の不動像と奥に落ちる不動滝


不動滝


下に降りて

落ち口は明らかに人工のものだが
崖の石もいかにも人が組んだという感じ

それもそのはず
昔、村出身で成功した石屋さんが篤志?で滝周辺を整備して
(滝自体は昔からあった)
信仰と観光、両面の憩いの場として賑わったんだって
滝入り口横には売店兼料理屋を開店
さらに滝の東側には料亭を作り、さらに賑わうようになった
しかし不況と戦争で閉店に追い込まれ
現在のような姿になっているんだって


滝の上にまわってみて、落ち口

さて、この水がどこから来ているのかと辿ってみれば


10mほど奥のこの木の根元から流れ出していた

一見、どこかからか導水しているような感じだが
この滝が三河の国づくりの時代から聖地として保護されていたという話
現在も渇水時の水源として指定されている旨の看板があることから
れっきとした湧水なんだろうね
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする