ホルモン屋徒然草~珍しホルブロだ

新米ホルモン屋の親爺の日々。ホルモンのこと、店の出来事、周辺の自然や話題。

大釜でJBLを聴いた

2012-11-21 13:10:17 | 第1紀 読書・JAZZ
二十年ほど前、JAZZとオーディオの入り口に導かれ、危うくのめり込むところだった。

幸いサラリーマンの小遣いでは果たせぬ世界と、ほどほどにつきあわざるをえない事に気づいた。

JAZZは楽しみ方でどうにでもなるのだが、オーディオの世界は果てしない。

その入り口は(何度かお話しているかとおもうが)当時の某局の親しい営業マンが紹介してくれた盛岡大通佐々木電気さんだった。

せいぜい数万円のお小遣い貯金で済ませるつもりが、佐々木電気2階奥のオーディオルームに導かれ、蛇ににらまれたカエルのごとく、たぶん向こうさんにとってはごく初心者向けのセット、セレッションなんていう英国製のマニア向けのスピーカーやラックスマンのアンプなど50万ほどのお買い物となり、カエルは冷や汗かきながらのけぞったのであった。

その時の担当が細川さんで、一昨年かその前の年か、まさかの佐々木電気の閉店のあと半年ぐらいして独立され、滝沢の大釜駅前の通りにオーディオ専門店を開店された。


ここのところあらぶれている心を洗おうと、久しぶりに細川さんの調合した音を聴きに滝沢に向かった。




最近はLPレコードを再認識しているといわれる彼の選曲でアナログを何枚か聴く。

スピーカーはたぶんJBLのS4700。

JBLらしいめりはりの効いた、しかしゴリゴリせずわりと柔らかなやさしい感じの音を出す。

ワタシの書斎(12畳)くらいの一般家庭の部屋では、やはりここらへんが大きさの限界であろう。
せんだっての「高額当選」宝くじの桁が2つ違ったら、今すぐにでもほしいと思った。
  (いやいや、アバンギャルドの真っ赤なやつも欲しい。  桁が3つ違ったら、ね。)

オーディオの話を中心に、しばし音を聴きながら話し込んだ。



最近では新品とともに、



中古品も販売しているらしい。

佐々木電気の時は新しく購入された方が今まで持っておられた中古品だけを販売していたのだが、彼の店は中古品だけの持ち込みでもいいですよとのことで、ウチの書斎で「寝て」いるマッキントッシュをお願いしようかなんて、、、、うん、不憫。



彼はジャズのベース弾きでもあり、現在も盛岡を中心に月に数回ライブを行っている。

その経歴は詳しくは「ジョニー」の照井顕さんが盛岡タイムスに書かれたのをごらんください。
  → http://www.morioka-times.com/news/2011/1107/18/1107183.html

そして細川さんの店、「オーディオ・ベースマン」のHPはココです。
  → http://www3.ocn.ne.jp/~bassman/

場所は大釜駅前の道沿い。
普通の事務所っぽいので見逃さないように。

オーディオの魔窟なんて怖がらず、そこらへんの電気屋でラジカセ聴く気分で行けばいいとおもいます。
数万円のセットでも大型家電店ではなく細川さんのような専門的な方からアドバイスを受けると全く違って聴こえると思います(音響機器の置きかたや場所、部屋の作り方なんかね)。
できれば自分の好きなアルバムを一枚持っていくといいですよ。

えっ、こんな音がと必ずびっくりするはずです。


何も買わずにただただ聴き入っていた昨日のお詫びに、精一杯、宣伝しました。

あ~、JBL、アバンギャルド、LINN、、、ブツブツ、ブツブツ、

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