今夜まで厳しい寒さも一休みとなりそうですが、週末からまた心底、冬に戻りそう。
昨夜は太股に湿布を貼って、石油ストーブも炊いたまま、(ついでにピッチャー満タンのキリン一番搾りとコンニャクパスタでよれよれになり)万全の体制で寝たせいか、朝方も足がつることは無かったです。
どうも寒暖差が大きいのも足がつる要因になるそうで、これは喘息にもいえることで、少し贅沢ですが寝る時もストーブはつけている次第です(3時間タイマーで切れちゃいますが)。
さて、朝からいつもの伝票整理。
店のオーダー表を一枚一枚、一行一行丁寧にみて、お客様の様子を想像するのも大事なこと。
そういえば、松園店の最近のオーダー表に「松園定食」が増えています。
今月からはじめた「松園定食」(ランチタイム)。
日替りでホルモン・焼肉の定番メニューではなく、ちょっとした一品を中心にお出しするもの。
牛スジハヤシやしょうが焼き、時にはF中華名人直伝の中華や魚料理も出ます。
「まかない料理」をきっかけにしたこの「松園定食」は料理のバランスもよく、外食の多い会社員やお昼をゆったり食べたいという奥様方に好評なわけです。
お近くにお越しの際は、ぜひこの「松園定食」をお試しください。
さて、昨日、ネットでニュースを見ながら、そうそう常磐新平さんがお亡くなりになったんだと、しみじみ。
常磐さんは水沢市生まれで早大大学院を修了後、早川書房で編集長などを歴任。
退社後もミステリーの翻訳や小説、エッセイ、評論などを執筆。
直木賞作家でもあります。
ワタシは彼の本を数冊もっていますが、いずれもエッセイ本。
時代を慈しみ、多方面の作家や著名人との交遊のあった常磐さんの肩の凝らない文章が好きでした。
さて、昨日の常磐さんからぐぐって行き着いたページの中で、たいへんおもしろく読んだものがあります。
「slow net」のインタビュー、題して、喫茶店が「世の中」だった時代 。
歳を重ねてわかる楽しい世界
名誉や権力よりも性愛、山の手よりも下町――
一貫して市井の人の視点から世界を描いてきた
直木賞作家が語る自らの人生とこれから。
常磐さんが69歳の時のインタビューです。
うん、ひと言でいえば、いい歳のとりかたをされているな~。
いや、枯れているわけじゃない、まだまだ燃え盛るものを持ちながら、少し離れた目線でものごとの本質をしっかりとらえている。
そんな感じで、微笑みながら読みました。
喫茶店に通いつめ、その空間をこよなく愛している。
「喫茶店のコーヒーでずいぶん時間を無駄にしてきた」といいながら、その時間を慈しむ。
学生の頃から喫茶店に入り浸っていたそうだが、そうなれば割と豊かな学生生活だったのか。
二廻りちょっと年下のワタシも「喫茶世代」ではあったが、珈琲代もない貧乏学生だった。
ただ当時は、いや今でも時間の狭間や心が落ち着く場所として、喫茶店を利用した。
もっとも、じゃぁ行こうと思っても、その喫茶店を探すのに苦労する昨今であるが。
常磐さんは「歳をとってわかること」の一つに、若いころ読んでわからなかった小説が歳をとって再読すると入り込める場合があるという。
うん、そうですよね。
まるで歯が立たなかった本を租借するように読めたり、若いころと違った読後感を持ったりする時があります。
だから、本は棄てれない。
そして「歳を重ねてわかる楽しさ」もあるとな。
うん、まだまだその境地には達していないが、ものごとや人、ある局面にであったときに、若い頃と違った距離感で接する自分がいて、そんなことも楽しみといえるのかどうかわからぬが歳をとるということのありがたみを知る時がある。
このインタビューは、こちらから覗いてください。
http://www.slownet.ne.jp/sns/area/life/reading/interview/200602161346-1000000.html
枕元には毎日ラジオ番組の声を楽しみにしていた小沢昭一さんの本が何冊かある。
そして、これも大好きな作家、田中小実昌さんもここ数年はまっている。
色川武大さんには心酔しているし。
あ~、おまえ、ひょっとして歳喰って「力」がなくなったな?
なんて悪口を言われそうだが、
いやいやゼンゼン、
若い時から好きなんだよ~
昨夜は太股に湿布を貼って、石油ストーブも炊いたまま、(ついでにピッチャー満タンのキリン一番搾りとコンニャクパスタでよれよれになり)万全の体制で寝たせいか、朝方も足がつることは無かったです。
どうも寒暖差が大きいのも足がつる要因になるそうで、これは喘息にもいえることで、少し贅沢ですが寝る時もストーブはつけている次第です(3時間タイマーで切れちゃいますが)。
さて、朝からいつもの伝票整理。
店のオーダー表を一枚一枚、一行一行丁寧にみて、お客様の様子を想像するのも大事なこと。
そういえば、松園店の最近のオーダー表に「松園定食」が増えています。
今月からはじめた「松園定食」(ランチタイム)。
日替りでホルモン・焼肉の定番メニューではなく、ちょっとした一品を中心にお出しするもの。
牛スジハヤシやしょうが焼き、時にはF中華名人直伝の中華や魚料理も出ます。
「まかない料理」をきっかけにしたこの「松園定食」は料理のバランスもよく、外食の多い会社員やお昼をゆったり食べたいという奥様方に好評なわけです。
お近くにお越しの際は、ぜひこの「松園定食」をお試しください。
さて、昨日、ネットでニュースを見ながら、そうそう常磐新平さんがお亡くなりになったんだと、しみじみ。
常磐さんは水沢市生まれで早大大学院を修了後、早川書房で編集長などを歴任。
退社後もミステリーの翻訳や小説、エッセイ、評論などを執筆。
直木賞作家でもあります。
ワタシは彼の本を数冊もっていますが、いずれもエッセイ本。
時代を慈しみ、多方面の作家や著名人との交遊のあった常磐さんの肩の凝らない文章が好きでした。
さて、昨日の常磐さんからぐぐって行き着いたページの中で、たいへんおもしろく読んだものがあります。
「slow net」のインタビュー、題して、喫茶店が「世の中」だった時代 。
歳を重ねてわかる楽しい世界
名誉や権力よりも性愛、山の手よりも下町――
一貫して市井の人の視点から世界を描いてきた
直木賞作家が語る自らの人生とこれから。
常磐さんが69歳の時のインタビューです。
うん、ひと言でいえば、いい歳のとりかたをされているな~。
いや、枯れているわけじゃない、まだまだ燃え盛るものを持ちながら、少し離れた目線でものごとの本質をしっかりとらえている。
そんな感じで、微笑みながら読みました。
喫茶店に通いつめ、その空間をこよなく愛している。
「喫茶店のコーヒーでずいぶん時間を無駄にしてきた」といいながら、その時間を慈しむ。
学生の頃から喫茶店に入り浸っていたそうだが、そうなれば割と豊かな学生生活だったのか。
二廻りちょっと年下のワタシも「喫茶世代」ではあったが、珈琲代もない貧乏学生だった。
ただ当時は、いや今でも時間の狭間や心が落ち着く場所として、喫茶店を利用した。
もっとも、じゃぁ行こうと思っても、その喫茶店を探すのに苦労する昨今であるが。
常磐さんは「歳をとってわかること」の一つに、若いころ読んでわからなかった小説が歳をとって再読すると入り込める場合があるという。
うん、そうですよね。
まるで歯が立たなかった本を租借するように読めたり、若いころと違った読後感を持ったりする時があります。
だから、本は棄てれない。
そして「歳を重ねてわかる楽しさ」もあるとな。
うん、まだまだその境地には達していないが、ものごとや人、ある局面にであったときに、若い頃と違った距離感で接する自分がいて、そんなことも楽しみといえるのかどうかわからぬが歳をとるということのありがたみを知る時がある。
このインタビューは、こちらから覗いてください。
http://www.slownet.ne.jp/sns/area/life/reading/interview/200602161346-1000000.html
枕元には毎日ラジオ番組の声を楽しみにしていた小沢昭一さんの本が何冊かある。
そして、これも大好きな作家、田中小実昌さんもここ数年はまっている。
色川武大さんには心酔しているし。
あ~、おまえ、ひょっとして歳喰って「力」がなくなったな?
なんて悪口を言われそうだが、
いやいやゼンゼン、
若い時から好きなんだよ~