バルバリー種

ちょいと変わり者が昨夜から登場。

「バルバリー種」。
鴨である。
それも国産。
宮城県で飼育されたもの。

仕入れる前に食べてみた。

胸であるが適度に脂がのっている。

鴨というとその肉も脂も独特であり、好き嫌いが分かれる。
しかしこの「バルバリー種」は、確かに他の鴨と比べ少し淡白なのだが、かえって癖がなく、滋味あふれるという感じで好ましい。

ワインダレ、醤油ダレ、塩コショーと比較してみたが、癖がないので塩コショーで充分おいしくいただけるし、その良さが引き出されている。

鴨というと洋食か、大好きな「鴨南蛮」。

まあしかしたまには焼肉でもいいだろう。

この宮城の飼育農家がおやめになるらしいので、在庫限りである。
ぜひこの機会にという方はお試しあれ。

ワタシも肝臓が肥大している（はず）なので、フォアグラをとるこの「バルバリー種」には何か不思議にあい哀れむ、いや近親感、いや同好の士なんて感情がふつふつと湧き出るのではあるが・・。