ホルモン屋徒然草~珍しホルブロだ

新米ホルモン屋の親爺の日々。ホルモンのこと、店の出来事、周辺の自然や話題。

雲丹丼 大盛りで!!

2009-03-23 13:05:37 | 第1紀 食べる・飲む
「をかしら屋盛岡大通店」の向いに「わか葉別館」がある。
気仙沼に本店があり、盛岡にはもう一店をかまえる。

社長はきさくな旦那さんで、ときどき店をはねた後、従業員やご家族と一緒にいらっしゃる。
「をかしら屋盛岡大通店」が開店してすぐに来店され、励ましのお言葉を頂いたのはありがたかった。
こられるといつも、繁華街から道一筋外れるこの界隈に、みんなで頑張ってお客様を呼ぼうと声をかけられる。
同業者のご友人も多く、やはり頼られる方なのだろうと思う。

さて、その親方が先月来店されたときに、「ランチの雲丹丼はすごいぞ」と言われたのが気になってしょうがなかった。

3月20日は春分の日で相方も休み。
娘をつれて、この噂の雲丹丼を喰おうと花巻から盛岡へ来たわけだ。
まあ、喰い意地と言うのか何というのか、ワタシと出会ったばかりに食い道楽に陥ったと言うのか、本当に喜ばしい限りであり、当家はエンゲル係数限界値、毎晩が宴会料理みたいな一家である。

集合時間午後1時。
ニタリ顔でお出ましの婦女子二名を迎え、店を任せていざ出陣。

営業時間がほぼ同じだからなかなか行く機会がなく、ワタシも今回初めて。

暖簾をくぐると、靴を脱いで左手にあるカウンターは満席。
ご主人がお客様をもてなしながら料理を作っている。

ワタシタチは入って右側奥の6畳ほどの個室へ。
部屋はこの他に10人は楽に入れそうなゆったりとした和室と、中くらいの和室が並びで。
襖を開ければ大きな宴会が開けそうな感じである。



ワタシタチが通された部屋は完全に壁で分かれているので、ご同伴でも、大事なお客様の接待でも使えそうである。
(もしワタシが主人なら、昼寝にちょうどいいなと~防音効果もあるしね~思ったわけです)

眺めもいいし・・。



掘ごたつ式のテーブルの下には電気カーペットが敷いてあるから、猫じゃないけどここにもぐり込んで寝込むこともできる!?



なんて言っているうちに、来たきた!!
ワタシの「大盛り雲丹丼」1500円が(普通盛りは1000円)



見て見て、豪華でしょう。
丼も特製の大きさ。
雲丹は何段重ねか、上から隠れてどっさり!!

一度、寿司屋で「その雲丹、箱ごと」と言ってみたいのだが(花巻の友人の店に来る有名な版画家の先生はいつもそうだ)、この丼はまさしくその域に達している。

付け合わせも豪華だ。
煮物、和物(あえもの)、香の物に茶碗蒸し、デザートまでついてくる。

なになに、右側の泡は何かって?
当然、・・・でしょ。
ちなみに、これは別注です(あたりまえか)。



アップしてみました。
この蒲鉾の下にもどっさり雲丹が隠れています。
相方におすそ分け、娘におすそ分け、どんどんしても平気、平気。

そして娘はマグロ丼。
これも並の盛りつけではない。
厚切り、娘の口には入りきれないほどのマグロの切り身がどっさり。
ワタシにもビールのアテで何切れかのマグロとメカブのおすそ分け。



醤油は「お刺身用」と「お寿司用」と二種あるねと、娘。
なるほど。



さて、相方の天丼も登場!!



海老がはみ出てでてきた。
豪華、豪華、豪勢だね!!

ワタシには海老の半分が配給されました。
相方、本気で喜んで食べている・・・・、無口、口の両端が笑っているのを隠しきれない。

ってな感じで、お隣の「わか葉別館」を堪能しました。

これが、先週、金・土・日の怒濤のランチ三連荘(さんれんちゃん)。
エンゲル係数限界値を越える当家の春の珍事は続編へと続く。

(前号の「わいんさっぷ」の場所を教えてという問い合わせに、「コメント」でお返ししています。なかなかの人気店ですので、ぜひお電話でお問い合わせの上、いってください。地図があっても苦労してたどり着くでしょうが、その価値はあります。)