あれは,あれで良いのかなPART2

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帰っちゃったウルトラマンをいじっちゃおう

2006年05月13日 23時34分48秒 | テレビの話
宇宙人ネタのついでに,誰もが知っている宇宙人の「ウルトラマン」についてちょっと書いてみます。
先日の連休中にスカパーのファミリー劇場(361)で「帰ってきたウルトラマン」の全話一挙放送をやっており,また今週から「ウルトラマンエース」が始まりました。

改めてみると結構いろんな意味で面白いぞ

ウルトラシリーズには,実は当時の社会風刺や人々に対するメッセージが込められていたようです。その点はまたおいおい書いてみたいと思います。
とりあえず,帰ってきたウルトラマンをちょっといじってみます。

1 基本パターンが決まっている
  怪獣登場→MAT登場→歯が立たない→地球防衛軍参謀登場→「今度失敗したらMAT解散だ」と怒鳴る→MAT隊員焦って新たな作戦→失敗寸前→ウルトラマンに変身→怪獣退治→MATは解散しない
  こんな流れです。ここでポイントなのは,多くの回で出てくる「今度失敗したらMAT解散だ」と怒鳴る参謀です。
  こういう上司がいるから,かえって事故が増えるんだよなあって思ったりしました
  また,もしウルトラマンが来なければ,MATはとっくに解散しているわけで,そういう意味では「作戦ミスのMAT」と言えるのかもしれません。
  実は,ウルトラマンが助けたのは,地球ではなくMATだったのかも??

2 ウルトラマン高飛車
  郷秀樹の体を借りるときの台詞が,概要として「お前の勇姿を見て感動した。私は地球上では3分しかいられない。だからお前の体を借りるぞ。」と言って乗り移りました。
  しかし,よく考えてみると「見てたのなら先に助けろ」とか「そもそも自分が借りる身分なのに高いところから話しているなあ」なんて感じました。
  やっぱり,ウルトラマンは偉い?

3 無意味な海中基地
  MATの基地は海中にありますが,特別な防御は講じていません。
  海中だと,地上への出動に時間がかかり,また基地を攻められた時の防衛が不利です
  そもそもMATの基本ポリシーから無理がある組織?

4 正直な宇宙人
  これはウルトラシリーズ全体に言えるのですが,地球侵略を目指す宇宙人は必ず1人か2人でしか地上に現れてきません。だから,最後はウルトラマンに負けちゃうのです。
  一方,普通戦争の時は,一揆多勢に攻めていきます。ノルマンディ作戦なんて,数万人の兵士を送り込みました。
  本気で地球を侵略したいのならば,一気に数万人のバルタン星人とかが地球に来ればあっさり侵略できると思うのですが・・。
  それとも,宇宙人には,実は日本の昔の戦のように「必ず名乗りを上げて一騎打ちで戦うこと」という国際法でもあるのでしょうか
  まあ,本当の理由は,「制作費の問題」と「それを言ったらウルトラシリーズ終わっちゃうようね」というところでしょうか。

なんて突っ込みながら番組を見ていました。
でも,なんだかんだいっても,やっぱりウルトラシリーズは面白いです。今見てもクオリティの高さには感動します。やっぱり円谷プロは偉大ですね。
また,郷秀樹役の団次郎(団時朗)さん,今でも若い感じですね。でも還暦直前くらいのようでしたのでビックリです。ちなみに,ウルトラマンAの北斗役の高峰圭二さんも,今年で還暦らしいです。かつてのヒーローがみんな還暦を迎えるというのもなんか不思議な気分です。
ちなみに,そのウルトラマンエースの第1話を見ましたが,それもかなり突っ込みどころ満載でした。それはまた別の機会に。

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