あれは,あれで良いのかなPART2

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川田亜子さん,残念な結果に(×_×)

2008年05月28日 01時20分13秒 | テレビ・メディア
元TBSアナウンサーで現在はフリーアナウンサーをしていた川田亜子さんが,自家用車内で亡くなっているところを発見されました。車内は運転席側が目張りされており,助手席に両親宛の手紙があり,後部座席に燃えた練炭が残っていたことから,警察では自殺と見て調べているようです。

元TBSアナ川田さん自殺(産経新聞) - goo ニュース

まだ若すぎる・・

まずは川田さんのご冥福をお祈りいたします。
しかし,端で見ると順風満帆に見えましたが,本人としてはいろいろ悩んでいたようですね。しかし,世の中に悩みのない人なんかいません。自殺という選択肢だけは本当に選んでほしくないものです。
ただ,一方で,以前も書きましたが,ある専門家の見解では,自殺をする人の9割は,実は何らかのメンタル上の疾患を抱いていると指摘しています。そして,その疾患は,早めに治療すれば多くのケースは完治するとのことです。
今回の川田さんについても,ブログの文面からは初期のうつ病だった可能性も否定はできませんが,うつ病であればちゃんとした治療を受ければ完治しますから,早めに専門医の受診ができていればもしかしたらもっと違う結果になったかもしれません。

ただ,今回の件に限りませんが,最近では硫化水素も含め,自殺する人がかなり増加しています。実際,何が原因なのかは正直分かりませんが,一つ確実に言えること,それは「死にたいと感じたときに相談できる人や場所があれば,もしかしたら自殺を思いとどまれるのでは」ということです。
現状では,電話の相談センターがありますが,あまりメジャーではありません。また,カウンセリングや心療内科もかつてより充実していますが,しかしまだまだ敷居が高いですし,地方都市では絶対数が不足しています。
国は自殺対策法を制定し,そのような社会基盤を整備することになりましたが,まずは「相談先の充実化」を図る必要があるでしょう。そこから医学的治療を受けるか,専門家のカウンセリングを受けるか,法律家による対応を進めるかなど適切な交通整理ができるような体制が望まれます。
もちろん,この整備には多額の税金がかかります。しかし,人の命には代えられませんし,箱もの整備よりはかなり低額です。しかも,民間を活用すれば,常に「よりよいサービス」も期待できますし,そもそも民間が積極的に参入できる土壌を作れば,税負担はわずかで済みます。
このような場所があれば,きっと川田さんも死を選ばなかったのでは,と思わずに入られません。

彼女の死を,決して無駄にしてはいけません。

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