あれは,あれで良いのかなPART2

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急間な話?久間防衛大臣辞任もしょうがないか

2007年07月04日 01時15分01秒 | 政治・選挙
広島長崎原爆投下を「しょうがない」と発言したとして物議を醸してした久間防衛大臣が,突如大臣を辞任しました。後任は小池百合子氏とのことです。

久間防衛相辞任「参院選への影響も懸念して決めた」(朝日新聞) - goo ニュース

しょうがないか

まず「しょうがない」発言ですが,個人的にはあの発言が直ちに原爆投下や核兵器自体を容認しているとは思えなかったため,ここまで大きな話になるとは思っていませんでした。ただ,時期が悪かったという点と,やはり防衛大臣という立場にある以上,ちょっとした一言も非常に大きな影響力を持つという点は,大臣として自覚が足らなかったといえるでしょう。
ただ,久間大臣が正直だなあと思ったのは,辞任の理由として「真摯に反省した」というのではなく,この期に及んで発言の趣旨の言い訳と「選挙対策」という点を暗にほのめかしてた点です。よほどわびを入れたくなかったのか,それとももっと裏があるのか,逆に全く意味がないのかは分かりませんが,少なくとも本当に選挙対策ならば,「形だけでもしっかりわびを入れる」はずですから,この対応には不思議なものを感じます。
もっと言ってしまうと,公明党の浜四津代表代行からの一言をきっかけに一気に辞任に向かっていった点を見ると,「選挙に勝つために公明党を大事にしよう」という思惑が自民党内でも出ていたのかな,っていう気がします。
いずれにせよ,今回は早めにはらを切ったという点だけは評価できると思います。未だにはらを切らない柳澤大臣よりははるかに潔いです。

さて,後任は小池百合子氏となりますが,果たして防衛大臣が勤まるのか,疑問もあります。例えば,石破茂元防衛長官は,自民党きっての防衛通であり,軍事オタクと揶揄されるくらい国内外の軍事に精通しています。だからこそ,有事対応に絶大な信頼感がありました。
一方,小池氏は確かに中東情勢には明るいでしょうが,軍隊という世界とはおよそ無縁です。とすると,有事の際に正しい判断ができるのか,もっといえば官僚の意見を正確に把握して判断できるのか,少々不安ではあります。
いずれにしても,「有事が起こらない」のが理想なのですが,何かの時に迅速かつ正確に判断できるような大臣になってほしいものです。

さあ,この一連の動き,今後の選挙にどう影響してくるでしょうか。注目です。

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