夕食はおでんだった。
辞典に由れば、「でん」は「田楽」の「でん」らしい。田楽豆腐のこと。煮込み田楽の略。豆腐、里芋、はんぺん、つみれなどを醤油で煮込んだ料理。関東炊き、関東煮がある。
ふううん、そうだったのかあ。
ことのほか大根、里芋がおいしかった。お酒がはずんだ。
若い頃、よく赤提灯の垂れ下がっている店に行って、おでんを食べたなあ。酒を飲んだなあ。
夜中、ふらりと学生下宿を出て行って、おでん屋さんへ行って、そこの経営者のおじさんやおばさんと仲良くなってたなあ。
いまはあるかなあ。そんなおでんを出してくれる気軽な飲み屋さんなんて。もうなさそうだなあ。
時代が移っているよなあ。
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