芋筆の4行詩「此処はいいところだ」
いいところだいいところだ。
いいところに着いたぞ。ここはいいところだ。
って、言われたら、此処がよろこぶだろうなあ。
そこが何処であっても。
芋筆の4行詩「此処はいいところだ」
いいところだいいところだ。
いいところに着いたぞ。ここはいいところだ。
って、言われたら、此処がよろこぶだろうなあ。
そこが何処であっても。
わたしの今日の即興詩「褒めて褒めて褒める」
褒めて褒めて褒めると落ちた穴から出て来られます。
穴を褒めます。
穴の暗さを褒めます。
穴の中の暮らしもなかなかいいもんだと言って穴を褒めます。
いい体験をさせてもらったと言って穴を褒めます。
それから穴から僅かに覗いている大空を褒めます。
大空の高さを褒めます。
すると高い大空からエレベーターが降りてきます。
するすると降りて来ます。
みんな褒められたいのです。いっしょです。
地獄の穴も大空もわたしもいっしょです。
みんな認めて貰いたいのです。
芋筆で書くための詩「パワフルな大空の貯蔵庫」
澄み渡った大空には何にもないように見えています。
だが、ごちゃごちゃを嫌ってそうしています。
あると、大概は、ごちゃごちゃになってしまいます。
大空は宝の貯蔵庫ですから、ほんとうは何でもあります。
でもその「ほんとう」を見せないでいます。
澄み切って透明にしてすっきりしています。
「ほんとう」の世界の大空貯蔵庫は、
澄み切って透明ですっきりしているからパワフルです
芋筆で書くわたしの10行の詩
「みんな無条件でさらりさらりしている」
みんな無条件です。条件なんかつけていません。
大空の風が、
わたしが吸うだけの酸素を送りつけてきます。
わたしはそれを存分に吸って吸って元気になります。
わたしが元気になると大空がにっこりします。
大空も、大空の風も、
「偉い人間だけに吸わせます」とか
「正しい人間だけに吸わせます」などの条件をつけていません
さらりさらりとしています。
さらりさらりの修行をしている最中なのかもしれません。
わたしの今朝の即興詩 8行詩「空はこころ」
空はこころ。雲はこころ。風はこころ。みんなこころ。
空がわたしを見てわたしを守っている。
雲がわたしを見てわたしを守っている。
風がわたしを見てわたしを守っている。
みんながわたしを見てわたしを守っている。
わたしのこころがそれを見て感極まって泣いている。
此処にいるこころとこころは
こうやってみんないつも仲睦まじくしていたいのだ。
*
こなふうな詩を芋筆(芋を筆にしたもの)で習字紙に書きます。習字は下手です。濃かったり薄かったりでかかったり歪んでいたりします。
1
ほっかりしたのだろう、祇園山の山上に今朝は雲がない。いつもそこにいて、僕のことを見守っていてくれるのを、日課にしていたようだが。
2
僕の脳内出血の痕跡は、薄らいでいた。8月2日に撮ってもらったCT検査で、痕跡が認められて、8月5日に担当のドクターから直接電話をもらって、8月6日に、再度CT検査を受けることになった。脳内出血の痕跡は縮小していた。ほっとした。危ないところだった。
3
いつも何かが見守っていて、いざとなると助けに入っているようだ。それをわたしのフィーリングが把握して、確信している。
4
これだけ見守られて助けられているのだから、わたしも返礼の何かを実践しなければならないのではないか、と思う。それが何かをまだよく知り得ていないのだけど。
(返礼なんて要求はしていないけど)(いつも無条件の絶対愛情なんだろうけど)
5
わたしは詩を書くことが好きだから、仏教詩を書こうとも思う。それ以外でもいいのだろうが。
6
またクレヨン水彩画の仏様菩薩様方の絵を描いてもいいなあ、とも思う。
7
書いた短めの仏教詩を、大根筆、芋筆、胡瓜筆、茄子筆で、広い大きな習字紙に、独特の字体で書いて、欲しい人に差し上げるのもいいなあとも思う。もう数人がよろこんでもらってくださったから。