わたしの視野は狭い。極端に狭い。
外に出ていかないし、人と交わることもない。
社旗的貢献度はゼロである。
だから社会が描けない。人を描けない。
*
妄想のわたしの世界を見て過ごしているだけである。
わたしの視野は狭い。極端に狭い。
外に出ていかないし、人と交わることもない。
社旗的貢献度はゼロである。
だから社会が描けない。人を描けない。
*
妄想のわたしの世界を見て過ごしているだけである。
家族の者はだれもわたしが書いているブログには無関心でいる。
まったく読んでいない。3人のこどもたちも読まない。
わたしがブログを書いていることくらいは知っているようだが、読む気はない。全くない。
*
わたしが死んでも、それでも読まないだろう。
わざとわざと遠くにいる。
それでいいのだ。
*
妻は読書に耽っている。
図書館から借りて来た本を読んでいる。次々に。
図書館の本は読むがわたしのブログは読まない。
1
夕闇に夕顔が咲いています。純白の大輪です。大輪が幾つも幾つも。
それが庭先に香っています。
夕顔が咲いている世界に、いまわたしがいるんだなあと思います。
2
強悪のわたしがいていいのかなあとも思います。
わたしは嘘八百です。表と裏がまるで違います。
騙し屋に徹しています。
3
そんなことはお構いなしにして、夕顔が夕闇に咲いています。
お構いなしでいいのかなあと心配になります。
お構いなしの世界を生きていられるわたしは幸せだと思います。
わたしを支えてくれたものがある。
たくさんある。たくさんたくさんある。
芋蔓を辿れば辿るほど、それだけたくさんになる。
膨大な量になる。
*
わたしを助け起こしたものがある。
たくさんある。たくさんたくさんある。
数え切れないほどある。
理屈抜きで助け起こしたものがある。
どうしてそんなに理屈抜きでわたしを助け起こしてくれたのか分からないが、ともかく数え切れないほどもある。
*
わたしを良い方へ良い方へと導いたものがある。
たくさんある。たくさんたくさんある。
わたしはその力に寄り添っていればよかった。
なぜそんなにされたのかは分からないでいるが、何故は分からなくてもいいようにしてある。
*
わたしは、それほどに、それほどに、大事にされていたことだけが分かる。
大切に大切にされていたことが分かる。
ふっとすまなく思う。
ふっとふっとそれがすまなく感じられて来て、泣きたくなる。
老いは締め括り。
締め括りなんてしなくてもいいけれども。
*
長く長く生かせてもらった。
わたしの才覚を遙かに遙かに超えていた。
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次へ旅立つ準備をする。
いつも人生はスタート。終わりがそのままスタート地点。
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覚悟を新たにする。覚悟はしかし簡単。評価をすればいい。
高く高く評価するだけで,人生を締め括ることが出来る。
いい人生でございました。
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社会的にはちっとも偉くはならなかったのでごまいますが、それでもいい人生でございました。
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社会的にちっとも偉くはならずにいても、いい人生でございました。
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そういう加勢がなくても、いい人生でございました。
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いい人生というのは,一人で、一人の内側で、絶対価値として、感じるもののようです。
雷さんはゴーゴー唸るだけ。しばらく空威張りしている。そうしたいんだろう、しばらく。
やや空が曇りを帯びてきた。それでも降り出さない。
ガラガラドドーンをしないで通り過ぎて行くこともある。
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3時のおやつは冷蔵庫でよく冷えたサクランボ・ゼリーを食べた。食べ足りなかった。いつものコーヒーはなしだった。
ページを捲って新しいページに進むと、そこもまた面白く読める。その新しいページにも、わたしのことが書いてある。
わたしの記録をわたしが読んでいるので、ちょっと悲しみに誘われて行くこともある。その反対に新鮮な驚きをもらうこともある。またしかし、新しいページを捲る。古い感覚が新しく蘇る。
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ここは図書館。アカシック・レコードが収納されている宇宙空間の虚空(アカシック)図書館。わたしを読む図書館。
今此処に書いているブログも、もちろん当然わたしの本に記録されて行く。そこへすぐ帰って行けることになっている。2024年8月5日の現在地点に。
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わたしは好きなところへ行ける。過去現在未来のドラマの好きなところへ行ける。ドラマを振り返りながら振り返りながら、先へ進んで行く。よこびへよろこびへ進んで行く。
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わたしの凄さが分かるようにしてある。霊性を生きる霊的宇宙生命体のわたしの凄さが分かるようにしてある。にっこりしていいようにしてある。胸を張っていいようにしてある。
死ぬときが来たら死ぬとしよう。それまでは生きるとしよう。その間はできるだけ生き生きと生きるとしよう。生きていることをよろこんでいよう。
死ぬときが来たら死ぬことをよろこんでいよう。0と1を終わって2に進めることを、よろこんでいよう。悲しがることではないから、悲しむのは止めにしよう。
012012012012012。3進法をずいぶんたくさん繰り返してきたから、次の新しいサイクル、456456456456456に突入するという選択肢もあるだろう。
それもまた楽しみにしていよう。
楽しむばかりではつまらないなら、ときどきは涙を流して悲しんでいるのもいいのかもしれない。晴れ続きの時雨のように。
玄関先の鉢植えのハイビスカスの花が真っ赤に咲いた。咲きたくて咲いて咲き終わった。
花の命はまことに短いが、目的を完遂したのだから、悲しがっている様子はない。
日没前に水遣りをして上げよう、深い地下の井戸から汲み上げた冷たい水を、ホースでたっぷりと。葬送鎮魂慰労の水を。