偉いことをした人も、一生涯、偉いことなんかちっともしなかった人も、差別なく、死んで行ったんあだよだなあ。
うううん、不平等みたいに聞こえるなあ。でも、平等だったんだよなあ､これで。フシギだなあ。
偉いことをした人は、その功績によって、死なずに済んだ、なんてことは起こらなかった。
それは起こらなかった。どうしてなのかなあ？ 疑問を覚えるけど、それで、よかったのだろうか。
ということは、偉いことなんか一生涯ちっともしてこなかったこの己も､平等のルールに従って、死んでで行けると言うことになる。
この平等扱いは、後ろめたいだろうか？ いや、そんなこともないようにしてある、ような気がする。
午前中、友人が大根の種蒔きに来てくれた。畑をスコップで深く掘り上げて、耕してくれた。気温３５℃。この炎天下で。暑いのに、それを嫌がらずに。（ちょっとは秋風らしい風が吹いた）
約２時間かかって、２列の畝を盛り上げてくれた。ここに２種類の青首大根の種を蒔いてくれた。ホースで、僕が水遣りをした、たっぷり。その後、殺虫剤オルトランを撒いた。
有り難い有り難い。これで冬には、大根の収穫が見込めるようになった。
汗びっしょになったので、仕事が済んだら、風呂場でシャワーを浴びてもらった。お昼になったので、冷や麦を家内が茹でてくれた。これを啜って、ランチとした。
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おれだったら、人様の畑には出て行かないなあ。この炎天下だ。彼は偉い。助かった。
