<おでいげ>においでおいで

たのしくおしゃべり。そう、おしゃべりは楽しいよ。

唐萵苣を小雨の中で、4,5枚摘んで来た

2018年04月04日 20時06分31秒 | Weblog

唐萵苣(とうちしゃ)が、いかにもいかにも健康優良児という感じで、成長をしている。肌色がつややかだ。まるで16歳の健康自慢の若者だ。それが畑の一角にこんもり茂っている。もったいなくて、青々としたそのつややかな、しなやかな葉っぱを4,5枚摘んで来た。小雨の中で。洗って、夕食のテーブルに列べた。夕食の副食類をそれに巻いて、むしゃむしゃ口に入れた。それだけで元気が盛り上がってくるように感じられた。

明日は畑の韮を摘んでみようと思う。肥料が合ったのか元気を満たしてまるまるしている。スーパーで売ってあるのとはまるで別種のようにすら思われる。緑が深い。四月は空を抜けて来る植物が、おのおの内側から精一杯の勢いを見せて来る。

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小雨を避けられるベランダでズッキーニの種蒔き作業をした

2018年04月04日 19時56分40秒 | Weblog

小雨が降っているのに外に出た。雨が避けられるベランダで作業をした。ズッキーニの青と黄色の種を、小さなポットに培養土を満たして、播いた。横4列、縦6列が列んだ。たっぷり水撒きをした。それを庭の隅に置いた。いまごろ、どうしているのだろう。発芽が出来る条件が整ったことを感じて、そわそわうきうきしだしているのかもしれない。発芽して、それを畑に植え替えるほどに成長するまでには、これから数週間が掛かりそうだ。楽しみにして毎朝眺めることにしよう。老爺の楽しみは高々これくらいなものである。つぶさに植物の生長観察をして過ごせるなんて、しかし、贅沢でもある。

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ミヤコワスレが咲き出した 地味な、素朴な青紫の花

2018年04月04日 19時46分06秒 | Weblog

ミヤコワスレが咲き出した。青紫の花。開いても親指の爪の大きさ。摘んで来て瓶に飾った。株分けが進んで勢いを見せるが、いかにも控え目で素朴。己を大きく見せることはない。ミヤマヨメナとも言う。日陰を好む。白い花を咲かせる品種は草丈が高くなる。秋に株分けをする。我が家は地質が適しているのか、このミヤコワスレが此処を我が陣地にして安らいでいる。

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四月は卯月 卯の花月 その6

2018年04月04日 10時17分39秒 | Weblog

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折角のエイプリルフールだったのに、今年はどんな嘘もつかなかった。惜しいことをした。ま、嘘なんかは年中ついているから、この日だけは除外してもよかったのだろう。

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春の鳥な鳴きそ鳴きそ汝(な)が鳴けば外(と)の面(も)の草に日の入る夕べ    北原白秋

「な」が繰り返し重ねられてそれが響き合って韻をなして迫る。春の鳥が鳴くと楽しいはずの春の日が、萌えだしてきた野原の草の中に、沈んでしまう、と白秋はかなしがっている。

春の鳥と言えば、シジュウガラがいまは盛んに鳴いている。ピーチピーチピーチと僕には聞こえる。庭の桜の木のてっぺんの梢で鳴いている。小型の鳥。羽の色が美しい。

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四月は卯月 卯の花月 その5

2018年04月04日 10時08分10秒 | Weblog

話が変わるが、昨日、日の隈山の湖畔に藤の花が垂れているのを見つけた。青紫の藤が、緑の若芽の中に四月の明るい灯を灯していた。まもなく此処へ子規が来て鳴き出す。俳句を作り和歌を読む。

/瓶に指す藤の花房短ければ畳の上にとどかざりけり/

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「うづき鳥」とはホトトギスのこと。ホトトギと鳴く。古代の人の耳にはそう聞こえていた。「ス」は鳥を表す接尾語。杜鵑、とも時鳥とも、不如帰とも、子規とも書く。

/ほととぎす鳴きつる方を眺むればただ有明の月ぞ残れる/

子規は月が沈む夜明け方にも鳴く。

子規は昼も夜も鳴く。カッコウ科の鳥で、カッコウよりもやや小形。夏を知らせにやって来る。

 

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四月は卯月 卯の花月 その4

2018年04月04日 10時02分02秒 | Weblog

四月は、陰暦では、「卯月」とも。卯はうさぎ。十二支の第四。子丑寅卯の卯。四月はまた、「苗植月」とも。陰暦では一月遅れだから、やはり田植えのことだろうか。早すぎるようにも思うが。

茄子、胡瓜、トマトなどの夏野菜の苗を植える月でもある。日照りが勢いを増して、どんどんこれから夏場へ傾いて行く。ともあれ農作業が忙しくなる。夏鳥の燕が飛んでもくる。低く、すいすいすいすい。巣を作らせては貰えないかと、家々を訪ねて回る。

 

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四月は卯月 卯の花月 その3

2018年04月04日 09時48分27秒 | Weblog

卯の花曇りの日には、あの人に逢いたくなる。雲井に雲雀がしきりに鳴いて、その気にさせて来るからだろうか。気温が人を思う適温に達しているからかもしれない。佳人に逢いたいという思いは年を取っても古びない。

また「卯の花汁」とはおからを入れて作る味噌汁のこと、浅蜊、鮭、鰤、油揚げ、蒟蒻などを具にする。こんな洒落た料理を食わせてくれるところが、いまどき、あるだろうか。よほどの粋人でなければ、作れないのかも知れない。それをそうと知っておいしくいただく人も粋人でなくてはなるまい。

 

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四月は卯月 卯の花月 その2

2018年04月04日 09時42分10秒 | Weblog

「卯の花」はまた、豆腐の絞り滓、おから、雪花菜(きらず)のことでもある。祖母(おおはは)が卯の花料理を得意とした。戦後で食べるものが少なかった頃だ。おいしいおいしいと言って食べた。いまは、スーパーにだって売られていないようだ。

「卯の花曇り」とは卯の花・ウツギが咲き始める頃の曇天を指す。いわゆる花曇りのことか。そういえば四月はよく曇る。霞の空がぼんやりする。山に登っても視界が開けないことが多い。

 

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四月は卯月 卯の花月 その1

2018年04月04日 08時48分23秒 | Weblog

今日は四月四日。もうここまで歩いて来たんだ。1年の4分の1は通り越してきた。山に入って行けば、そろそろウツギが山に咲き始めるころ。山径を辿っている内にふっと出遭う。

山に咲く「ウツギ」は「卯の花」とも言う。童謡唱歌にこの歌があった。小学校の音楽の時間によく歌った。足踏みオルガンで先生が伴走をしてくれて。垣根に匂う花が別種であるらしい。

 

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垣根にシャガの花が咲いているのを見つけた いかにも素朴に愛らしく

2018年04月04日 07時42分42秒 | Weblog

垣根にシャガの花が1個、いかにも素朴に、咲いているのを見つけた。はっとした。白い小さな愛らしい花である。山の自生地から、数年前に一株だけ抜いてきて植えたのが、余程此処を適地と見たのか、年を追って地下茎を伸ばし、増え続け、長い垣根を藪にしてしまった。で、とうとうそこを本拠地としていた鹿の子百合子鬼百合を駆逐するまでになってしまった。バースコントロールの必要を感じて、昨年末に思い切り削除をしてしまった。4月になった。残っていた僅かな株が花を着けていた。希少品種になり、いきなり価値を増した。そして僕は悔いた。

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