日射しが強い。で、外に出るのを逡巡して、まだ家の中に籠もっている。怠け者をしている。外に出て行けば、しなければならないことはたくさんある。それをやり出したら、到底、日没まで掛かったって終わりそうもない。眠い。今朝は４時半には起き出した。早起きをした。今日は金曜日。新聞の読者文芸の掲載日である。それを早く読みたかったからだ。短歌部門に入選をしていてひとまずほっとした。
別のページを開いたら、投稿していた文章が「男の星座」欄に掲載されていた。「小の中に大がある」というタイトルの、６００字程度のエッセーである。読み直してみたら、駄文だった。がっかりした。投稿する前に推敲をして一応その段階では、出来上がりを満足したはずなのに、暫く経ってみたら、それをつまらなく思った。家族の者は平易で読み易かったと言ってくれたが、内容が平凡だった。今朝新聞を手にして、読んでもらった人に悪いと思った。
やはりインターバルを長く置いて、推敲に推敲を重ねておかねばならない。反省が頻りに湧き起こった。
客人有り。収獲したばかりの玉葱を肥料袋一杯詰めて持って来てくれた。ぱんぱんに膨れあがっている玉葱だった。丁度お昼時だから、近くの百年庵という名のうどん屋さんに昼食を食べに行って来た。彼は素麺、僕は冷や麦。氷の欠片を浮かべた水から掬ってつるつる啜った。彼は午前中に働き過ぎてあんまり食欲が起こらないらしい。それだけですました。それから、新緑紅葉の仁比山神社を訪ねた。神社の境内には栂（とが）の大樹が聳えていた。神社の裏側に石清水の湧き水を飲んだ。彼は備え付けの柄杓で３杯も飲んだ。おいしいおいしいと声に出して。そして神社の南にある天台宗地蔵院へ回ったが、扉が閉じられていて、重要文化財の千手観音は拝めなかった。そのまま帰宅。彼はそこで帰って行った。遠いところから態々（わざわざ）やって来てくれた客人に感謝した。
おはようございます。7時30分。外の気温は12℃。ちょっと肌寒い。泌尿器科医院に来ています。窓口が開くのがこの時間。それより早く来て玄関の外に列んで立っていました。中に入り名前を記入してあとは待ちます。わたしは6番目でした。診察は9時に始まります。それまでじっと待つだけです。待合室には新聞や週刊誌類がどさりと置いてあります。暖房もゆるく付けてあります。30個の花を着けた胡蝶蘭も飾ってあります。
血液検査があるので、朝ご飯を抜いてきましたので、お腹が空きました。
