多病息災発達障害者こよりの日常

両手で数えきれない障害と持病を抱えつつ毎日元気に活動中。発達障害の息子たちの子育ても終え、悠々自適の毎日です。

どこまでが手作りか

2022-12-05 16:22:00 | 食生活
昨日大量のおでんを煮た。おじいちゃんのお友達から、立派な大根を頂いたので、これは早速煮なければ、と早朝から仕込みである。

私の手では握れないほどの、立派な太い大根二本、こんにゃく二枚、卵十二個、ちくわ三袋、厚揚げ一袋、と鍋に入れていったら、溢れそうになって、もう一つ鍋を出した。

他の練り物を追加して、煮込む。おでんは外で買う物というお宅もあるが、我が家でそれをしたらコスパが悪いのでほぼ手作りである。

次男の職場にはパートさんが多く、休憩時間に献立の話題も出るらしい。昨日はコレコレを食べたと言うと、「あら、お母さんの手作り?えらいわねえ」と言われたりするらしい。

夫の母も祖母も料理はお手の物で、大抵のものは家で拵えた。冷蔵庫のない時代を経験している世代だし、近くにお店も少ないから、手元にある材料で作るのが当たり前になっていた。

私も手のかからない日々のおかずを作るくらいはできるけれど、夫の母や祖母から見たら、とても手作りとは呼べないだろう。

夫の祖母が自宅で調達していたものリスト

1 食材

野菜 
豆類
山菜
果物(柿 みかん 栗 アケビ ぐみ)
お茶

2 家で加工していたもの

味噌
漬物
梅干
打ち豆
うどん
お茶(ほうじ茶 ドクダミ茶)
干し芋
切り干し大根

ざっと思い返してこれだけあげてみたが、私が覚えていないものがたくさんあるはず。

日常買う食材はあまり種類がなくて、味噌以外の調味料や豆腐、油揚げ、海藻類、鰹節、乳製品、魚や肉くらいだった。

今は何でも買って揃えて作るので、手作りと言っても私としては手作り感が薄れつつある。おでんに入れる餅巾着は結構値が張るが、手作りしたら格安でできる。でもそのためだけに干瓢買って、戻して巾着の口を縛るのが億劫で、毎回既製品を買っている。

というような事を次男に話して、どこの家庭でも大なり小なり既製品のお世話になっているから、完全な手作りは極少数のおうちでしかできないと思うし、手作りだけが良いわけでもないので、食べ物に感謝して、よそで何かご馳走になったら、その方に感謝するように、と話した。

知り合いの奥さんで、今お一人暮らしの方がいらして、家事全般お得意なのだが、お一人だと作れない物がおありだとおっしゃる。

「一人分のカレーとか鍋料理とか、材料余るし、一鍋作ると二、三日そればかり食べる羽目になるしねー。一人は気楽だけど、こういうのが悩みだわ。買えば簡単だけれど、好みの味じゃないしね、既製品って。」

お料理上手なので、ご自分で作れるものを外食のメニューで選ぶのは抵抗があるらしく、かなり長いことカレーを召し上がっていないそうだ。

私は和菓子が好きなのだが、おはぎを買うのに抵抗がある。小豆を煮れば簡単にできる、という感覚が抜けなくて、いつもおはぎ以外を選んでしまう。たまにはおはぎ作ろうかしら。








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