自閉っ子が園に通っていたとき、まだまだ手がかかる時期に、
自閉っ子を 叩いたり 殴ったりする子がいました。
先生も 気が付かないときに やるので、
最初は 私も 気が付きませんでした。
送迎の 時に場面に出くわして
注意はしたんですが
聞く気はなし。
しゃべれるお子さんだったので
落ち着かせて 話を 聞くと
「きょうだいに 叩かれてる」こと
「お父さんも 怒ると 叩く」
「かっとなると つい手がでてしまう」
「叩いちゃいけないよって言われると 腹が立つ」とのことでした。
小学校に入って そのお子さんの他害はエスカレートし、
通学団から 外され お母さんの送り迎えに。
でも いつしか お母さんの お迎えもなくなり
きょうだいで 帰ることになったのですが
その きょうだいにも 置いて行かれるようになり
泣きわめく その子を 先生が 見かねて 自宅まで、ということもありました。
やがて 普通級にいた その子は 特別支援級に。
そこで 一番 体格がひ弱で 抵抗する術のなかった
自閉っ子が いじめの 標的になりました。
時には 大人にまで 手を出すようになり、
私も 叩かれたことがあり、
ある方法で対処してからは 私だけには 手を出さないようになりましたが
自閉っ子への 他害は ひどくなる一方でした。
先生も 手に負えない状態で、
また ある日 自閉っ子は その子に 傷を負わされました。
ちょうど 用事があって 迎えに来た その子のお母さんとばったり。
お母さんに事情を話したら
こともなげに
「ああ。やられたんなら うちの子にやり返してください。じゃあ。」
さっさと お子さんを連れて 帰っていきました。
私は 自閉っ子が この言葉をそのまま 真に受けたら大変と思い
暴力に 暴力で 応じることの無いよう
自閉っ子のわかる言葉で 伝えました。
その子との お付き合いは 10年以上に及び、
先生方も 支援級の ほかのお子さんのお母さんも 手を尽くしてくださいましたが
自閉っ子や ほかの子への 他害は 治りませんでした。
自閉っ子と同じ年。
今は どうしているのかなあと 思います。
高等部は 別なところへ進学したのですが
親御さんに問題意識が
なかったし 教育方針が
「叩いて いうことを聞かせる」という風だったので
他害が 続いていないことを 祈るばかりです。
知的には うちの子より高くて 賢かった子。
人なつこくて 機嫌のいい時には いい笑顔を見せてくれた子。
いつまでも忘れられない 記憶です。
自閉っ子を 叩いたり 殴ったりする子がいました。
先生も 気が付かないときに やるので、
最初は 私も 気が付きませんでした。
送迎の 時に場面に出くわして
注意はしたんですが
聞く気はなし。
しゃべれるお子さんだったので
落ち着かせて 話を 聞くと
「きょうだいに 叩かれてる」こと
「お父さんも 怒ると 叩く」
「かっとなると つい手がでてしまう」
「叩いちゃいけないよって言われると 腹が立つ」とのことでした。
小学校に入って そのお子さんの他害はエスカレートし、
通学団から 外され お母さんの送り迎えに。
でも いつしか お母さんの お迎えもなくなり
きょうだいで 帰ることになったのですが
その きょうだいにも 置いて行かれるようになり
泣きわめく その子を 先生が 見かねて 自宅まで、ということもありました。
やがて 普通級にいた その子は 特別支援級に。
そこで 一番 体格がひ弱で 抵抗する術のなかった
自閉っ子が いじめの 標的になりました。
時には 大人にまで 手を出すようになり、
私も 叩かれたことがあり、
ある方法で対処してからは 私だけには 手を出さないようになりましたが
自閉っ子への 他害は ひどくなる一方でした。
先生も 手に負えない状態で、
また ある日 自閉っ子は その子に 傷を負わされました。
ちょうど 用事があって 迎えに来た その子のお母さんとばったり。
お母さんに事情を話したら
こともなげに
「ああ。やられたんなら うちの子にやり返してください。じゃあ。」
さっさと お子さんを連れて 帰っていきました。
私は 自閉っ子が この言葉をそのまま 真に受けたら大変と思い
暴力に 暴力で 応じることの無いよう
自閉っ子のわかる言葉で 伝えました。
その子との お付き合いは 10年以上に及び、
先生方も 支援級の ほかのお子さんのお母さんも 手を尽くしてくださいましたが
自閉っ子や ほかの子への 他害は 治りませんでした。
自閉っ子と同じ年。
今は どうしているのかなあと 思います。
高等部は 別なところへ進学したのですが
親御さんに問題意識が
なかったし 教育方針が
「叩いて いうことを聞かせる」という風だったので
他害が 続いていないことを 祈るばかりです。
知的には うちの子より高くて 賢かった子。
人なつこくて 機嫌のいい時には いい笑顔を見せてくれた子。
いつまでも忘れられない 記憶です。
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