多病息災発達障害者こよりの日常

両手で数えきれない障害と持病を抱えつつ毎日元気に活動中。発達障害の息子たちの子育ても終え、悠々自適の毎日です。

知的障害も治ります

2019-02-02 11:58:54 | 発達のヌケ
神経発達障害(発達障害)(知的障害)(学習障害)にしても、


一生治らないとか、定型の子どもがどんどん発達するから、


その子が伸びてても「どんどん差が付きます」だの


「IQは 変わりません」「IQは 下がります」だの 嘘ばかり吹き込まれて


それを 信じてしまい、親が絶望、子どもは 成長の機会を奪われるという事が


まだまだ多く、悲しいし、怒りが湧いてくる。


知的障害だ、と判断する材料が、知能検査や 言葉のあるなし、


周囲が望む行動をしてくれるかどうかだったりするから


呆れるばかりである。


知能検査も万能ではない。だからこそ たくさんの種類の検査方法がある。


知能検査で 測れる数値だけで 「知的障害」だと言われたらたまったものじゃない、


知的障害の判定はまあ 良いとしても、「一生治らない」と断言できる根拠は何なのか。


わが家で 知的能力が 低いのは、


数値で言えば自閉っ子、次いで 私である。


自閉っ子が 一番数値が低い時代には、IQ51.軽度知的障害の最低ラインでした。


もし50だったら 「中度」だそうで、検査技師さんにそういわれて


そんな適当な区分なんだ、と思った。


私は 知的障害だから、自閉症だから、と言われても


自閉っ子の伸びる力を信じて あれこれやりました。


家でできる事で、時間がかからない事。お金も要らない事。


で、どうなったか。知能指数はまだ 知的障害の範囲ですが、60台になりました。


知能検査で測る範囲の事は、苦手のようですが、それでも伸びました。


知能は低くても、できる事が増えましたし、学校や家で 様々な知識を得ました。


書き文字は 幼いですが、たいていの文字は読めます。新聞OK,


会社の書類もOK.交通機関の路線図や、案内文も理解できます。


計算は得意ではないですが、予算を立ててその範囲内で使い、


おつりの検算もします。


生活していくうえで、困る場面はほとんどないです。


今は 私や 夫に教えてくれる立場になりました。


交通機関も、時間が早いルート、運賃が安いルートを使い分けています。


会話の力も、ぐんと伸びました。


友だちと出かけた先で、障害者割引チケットを買う事があります。


時に 係り員さんに怪しまれる事があります。


「本当に 障害者?」と。


療育手帳を見せて、納得してもらいますが、


そのくらい 適応できてるという事です。


発達が遅くて 虚弱で 知的に遅れていて、運動能力も遅れがあった子。


視力にもハンディがありました。


家族で一番、どころか 学校時代に学校新記録を出すくらい足が速くなり、


弱視も治り、友達と遊びや旅行に行ってます。


仕事も4年目。後輩もできて 頑張っています。


今 「治りません」宣告を受けて ダメージ受けてる方、


真に受けないで、お子さんの力を信じてください。






自閉っ子のための道徳入門
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花風社の読書会

2019-01-15 16:08:54 | 発達のヌケ
花風社の読書会に参加してきました。


おなじみの方、初めての方、ネットではつながっていても、


お会いするのは初めての方、とたくさんの方と時間を過ごせました。


内容については 書きませんが、


皆さん 「自閉っ子、こういう風にできてます(2004刊)」


「10年目の自閉っ子、こういう風にできてます(2014刊)」


この2冊を 読み、様々な意見、感想、疑問、質問が 飛び交う時間になりました。


私も 何度か 自分の経験や 意見を話しました。


本当に 同じ人はいないし、似た、と言っても


違う部分がやっぱり多い。


ある人には 腑に落ちる答えでも、他の人にも同じかと言えばそうではないし、


それぞれ 勉強し、他の人の意見や 経験を 聞きつつ、


自分に取って 納得のいく答えを 見出していけるといいなあと思いました。


私は 子育ても終わり、家庭での大きな役割であった介護も数年前に


終わりました。夫との時間を大切にし、丈夫ではない体のケアをしつつ、


これからの自分の人生をどう生きていくべきか、という岐路に立っています。


働く事が好きなので、できれば仕事をしたいなあと思いますが、


元気ではありますが 障害と病気がたくさんあるので、


働ける職場を見つけるのが大変です。


そういう話をすると、「在宅ワークは?」「内職は?」と言われます。


在宅ワークも 「家にいてできる」という仕事ではなく、依頼先が求めるレベルの成果が


必要ですし、内職も低い単価であっても 製品の出来映えは 一定以上の物が求められます。


車に乗れないので、移動が不便ですし、車の維持費以上を稼ぐ事ができるか、と


あれこれ考えています。


私は精神障害者ですが、知的にも高くありません。しかし現在の所、知的障害の


範疇には入りません。身体にも様々な障害がありますが、どれも等級が低く、


身体障害者の範疇にも入りませんが、あちこち不自由なので、困る事も度々です。


でも これが 私の体であり、その体があったからこそ これまで様々な経験を積むこともでき、


沢山の方とのご縁ができました。


体のケアをしつつ、自分の出来る事、したい事をこれからも探していきたいなあと思います。


10年前、というと 兄ちゃんは通信制高校に通い、自閉っ子は様々な課題をクリアして、


中学生活を前に、期待に胸ふくらませていた時期です。


私は 家事と介護とパートに忙しく、夫も仕事の問題で大変な時期だったことを思い出します。


10年過ぎて、兄ちゃんも自閉っ子も 社会人としてのキャリアを積み、


夫も 新しい職場に移って もう数年が経ちます。


10年前、浅見さんとのお付き合いは していましたが、


栗本さんや神田橋先生、愛甲修子さんとの出会いはもう少し後になります。


様々なご縁のおかげで、今の自分があるのだなあ、と昨日の会で


改めて感じました。








支援者なくとも、自閉っ子は育つ 親子でラクになる34のヒント
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発達のヌケの取戻し

2018-01-09 12:21:15 | 発達のヌケ
先日の コンディショニング講座では、様々な方に会い、


講座の中での実践や 自分の体験を話す事、他の人の質問や


それに対する答えなども 聞けて、いい学びの時間になりました。


講座後も、饗宴に参加し、新幹線に乗れるギリギリの時間まで


皆さんと ご一緒でき 楽しい時間でした。


皆さんにいただいた お土産を、夫に見せたら喜ぶだろうなあ、と


思いつつ、自閉っ子を通して 現在地や 駅への到着時刻などを


連絡していました。


自宅の最寄駅に 着く時刻を連絡しておきましたが、


自閉っ子から「もう着いたよ。お父さんが 行くっていうから」と


予定の30分以上前に ラインが来ました。


これが 今日講座で 学んだ「自発性」「やる気」なのかなあ、と


びっくりしながら「今 まだOO駅だから」と返信。


到着してから 車で待つ二人を見つけ、「ありがとうね」と


いいつつ乗り込みました。


「早く来てくれててうれしかった!おかげで一人で暗い場所で待たなくてよかったわ」と


声をかけて自宅へ。


帰宅して お土産を夫に一つ一つ手渡し。


いつもは 待ちきれずに ガサガサ包みをあけてしまいますが、


今日は「どれから あけようか?」と家族に相談です。


「シウマイは 今日の家に食べた方がいいからそれを食べてからにしたら」と


言ったら 他の物をきちんと片づけて、シウマイが蒸しあがるのを待っていました。


食べながら「これは シューマイではない」と相変わらず言い張るので、


私も 適当に話を合わせて しまいました。


ところが。


後で 洗い物をしながら 聞こえてきた自閉っ子と夫の会話。


「お父さんは シューマイじゃないっていうし、


お母さんもハイハイっていってたけど、お母さんはうそついてる。


あれはシューマイだと思うよ。


田舎には無い物が 都会にはあるし、逆もあるでしょ。


自分が知ってる事だけが 本当だと思ってると損するよ。


お父さんには ちゃんとしててほしいから、


わかってね。」「そうか。わかった。ああいうシューマイも都会にはあるんだな。」


「うん。いつかお父さんとあのシューマイを一緒に買いに行きたいよ。」




聞いてて、涙が出ました。


自分の名前も 話せなかった子。文字の読み書きが


なかなかできなくて、「一生無理でしょう」と宣告された子。


その子が、私の適当さを見逃さずに、一生懸命父親に話をしてる。


夫も、その言葉を受け入れてる。


何かに執拗にこだわっていたら 自分の世界が狭くなる。


これは 自閉っ子が 生きてきた中で、実感してきた事なんだと思います。


だから、父親に 同じことで躓いて欲しくなかったのでしょう。


私より、うんと 大人になりました。


私が 介護をしていたのと、介護あとは家族が減ったので


あまり使わなくなった部屋に 今朝 探し物に入ったら、


家具に「おとうさん」と 自閉っ子の文字が。


多分10歳くらい、睡眠障害が治って、いろんな事に


意欲を持ち出し、出来る事が 増えていった頃です。


「おとうさん」のあと 何が言いたかったのでしょうか。


おとうさんが好き、かなと 私は思ってます。











元刑事が見た発達障害 真剣に共存を考える
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物への執着が減りました

2017-10-03 15:21:09 | 発達のヌケ
先日の 退院後、検査と診察のために


総合病院へ 行ってきました。


直線距離だと 早いのですが、


交通機関を 乗り継いでいくと 時間と手間がかかります。


朝 7時に家を出て、9時前に 病院に到着しましたが、


受け付けは 長蛇の列。


受付後は 検査室で 採血があり、そこも行列ですし、


色んな検査があるので、「採血室」がどこだか


そこでもう 迷いまくりました。


電光掲示板には「今O番の方を 採血中です」と


表示がでますが、私は 採血室が どこなのか、


それがまずわからずうろうろ。


皆さん 慣れた方ばかりです。


私は なんとか 採血を済ませ、


予約した 診療科へ。


予約票を出し、待つ事 数十分。


採血の結果は どれも 正常値で、


特に 問題ないので 


「今後は かかりつけ医に 定期的に通ってください」で おしまいでした。


紹介状を 一通。


会計と 保険証確認の列に並び、病院を出てスーパーへ。


そこで 軽食を取り 日用品を買い、


セールで 自分の洋服を買いました。


昨日 秋物を出していて、着ないものを 処分したので


その代りを 3枚ほど購入。


私のような 小柄な人用の ボトムは


シニアの方が 主に買うので、セールにはあまり出ないのですが


今回は 何故か 丈直し不要で 履けるボトムがありました。


トップスも けっこういい仕立てのものが


値引き価格から 「今だけ また 半額にします」と


言われ、「この服なら 気にいって着られそうだな」と購入。


いい買い物ができました。


夫や子どものものは 好みもあるので 一緒の時に買いたいし、


人混みの中で 選びたくないので、寄りませんでした。


新しい服を見ると、今着てる服の くたびれ加減が よくわかります。


また 見直して、くたくたなのは 処分に回します。


前は そういう服も 捨てられずに 「部屋着にするから」だの


「近所にいく時は これでいい」とか 捨てない理由が出てきて


手放せませんでしたが、今は そういうことが減ってきました。


今日の 誘惑は 文具や 雑貨売り場。


欲しい!と思う物が あれこれ ありましたが、


「在庫があるものは また 今度にしよう」と


自分の中で 整理がつき、切らしてた 修正テープを 買うだけで


売り場を 離れることができました。


子どもの頃からの「ヌケ」を 埋めてから、いろんなことが


うまく 流れているような気がします。


ため込んでも ため込んでも、「まだ 欲しい」と


だだを こねていた 私の中の 小さな子が、


「これが あるから まだいいな」と


納得するようになったようです。


観賞用で 使えなかったノートやペンも、


最近は 使えるようになりました。


コレクションにしている分もありますが、


「あれもこれも全部大事!」で 抱え込んでいたのが、「これは 普段に使って楽しもう」という


気持ちが 出てきました。


先日私の持ち物のあるものを「それいいわね」と 人に言われました。


以前なら 何故か わざわざその人の分まで 買いに行ってあげたりしていたのですが、


今は 「いいでしょう」で 話を 終われます。


子どもの時、「いいね」が 「それちょうだい」になり、


だれかに 譲ってきた記憶が 残っていて、


「この人にも 何か あげないと 私の分が無くなる」という


大人になった今は ありえないことを、私の心は


信じていて、それを 避けようと 必死だったんだなあと思います。


自分では コントロールできなかった


過度の収集癖、同じものを大量に買い込む習慣。


買い物を 全くしないわけではないですが、


予算を 考えつつ、趣味の品と


実用品と きちんと 区別することが


できるように なってきたなと思います。


他の人と 比べたら まだまだですし、


夫や 子どもの目はシビアですが、


私も 発達し 成長しているんだなあと


実感できて うれしいです。











風邪の効用 (ちくま文庫)
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講演会に参加して

2017-09-24 19:46:13 | 発達のヌケ
浅見さんの「発達障害 治るが勝ち!」の 出版記念講演会に参加しました。


朝 乗り継ぎが うまくいき、早い電車に乗れました。


名古屋から 指定席も取れて、あっという間に新横浜に。


そこから 会場まで 少し迷いながらも、


迷った先で スタバに寄ったり お店のぞいたりしながら


会場へ。開場の 2時間前くらいに着きました。


以前は 「早く着かないといけない」という こだわりや


「迷ったら どうしよう」という 気持ちが強かったですが、


今回は なんといったらいいでしょうか。


小さい子が 誰もいない公園に 走っていって


ブランコに 一番乗りして 喜んでる、そんな感じでした。


誰もいない事も、職員さんが 掃除を始めたりすることも、


何が起きても さほど 気になりません。


いつもより 気持ちが ラク、でした。


講演も 充実したお話が聞けて、よかったですが、


今までより 自分が リラックスしているのが わかりました。


第一部が 終わって また 別の会場へ移動。


そこでも いいお話が聞けましたが、私は お話を聞きながらも


半分 遊んでいるような感じでした。


途中で いきなり お話の腰を折るような 発言もしてしまい、


皆さんに ご迷惑を おかけしてしまいましたし、


講演の 終わりごろには 立ち歩きを して


外に 出てしまいました。


講演が 終わったあと、お食事会に参加し、その後はホテルに。


普通に 就寝し 熟睡しましたが、朝腹痛で 目が覚めました。


私は 普段腸のトラブルは 皆無で、お通じで悩むことは まずありません。


すーっと 排泄するので、いきんだりすることもないですし、


便秘の経験も 過去に 数回あるかないかです。


しかし 今回は 腸が 排泄しようとしてますが、


何かが 妨害しています。


自分の力では どうにもならない感じですが、病気ではない、と感じました。


何かの本で読んだ「人は恐怖で下痢をし、怒りで便秘をする」という


一節を 思いだしました。


小さな子が 「トイレに行きなさい」と 促されても


「トイレ ない!」とか 「今 したくない!」と


反抗することが ありますが、今私は それを 再現しているんだなあと


思いました。


自分の 体を 楽にして、「トイレにいついくかは 自分で決めていいよ」と


自分に 声をかけ、その後 タッピングを して いくうち


トイレに 行きたい気がしてきました。


でも 簡単には 出ません。


何回か 繰り返すうちに、すーっと 排泄できました。


あ、これで 「イヤイヤ期」が 終わったなあ、という気がしました。


自分の 気持ちを 押し込めない事、人に対して自分の意志を 表現してみる事、


自分の体を 自分で コントロールしている実感をしっかり持つ事。


こうしたことのやり残し、「ヌケ」を ここしばらくで


やりつくした気が します。


帰宅して、皆さんに頂いた お土産を 家族に見せて、


これを 開けよう、こっちは 明日にしよう、と


楽しい相談をしました。講演の開催に ご尽力くださった方々、


一緒に お話やお食事して下さった方々、皆さんに


感謝です。皆さんとの 関わりの中で、私も 発達し、治り、


今回 「ヌケ」を 埋めて 新しい出発ができそうです。


また お目にかかれる日を楽しみにしています。









人間脳の根っこを育てる 進化の過程をたどる発達の近道
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