多病息災発達障害者こよりの日常

両手で数えきれない障害と持病を抱えつつ毎日元気に活動中。発達障害の息子たちの子育ても終え、悠々自適の毎日です。

自閉っ子のパンツ騒動

2019-04-06 13:43:04 | 子どものあれこれ
自閉っ子、お友達のお誘いを受けて、あちこちに出掛けていく。


事前にお誘いがある事も多いが、


突然「自閉ー。今からOOに行かないかー」というお誘いもしばしば。


仕事の帰りならば、まだ交通の便もいいが、帰宅してから出直すとなると


公共交通機関の乗り継ぎが不便。


「時間に間に合わない」と答える自閉っ子。


「じゃあ迎えに行くわ」ということもある。


遠路はるばる、お迎えに来てくれるお友達。


先日は スーパー銭湯にいったそう。


そこで 自閉っ子のパンツを見たお友達に


「お前のパンツ、ださくね?」と言われ、


私に 「俺のパンツ、ダサい?」と聞いてきた。


はあ?男のパンツの流行りなんてわかりませんが。


一応説明。


私は女なので、男のパンツの流行はわかりません


自分で好きなの買ってきてください


男受けするパンツが女の子にも受けるとは限りません


彼女ができたら彼女の好みのパンツ買えばいいんじゃない


「そうか」と納得した自閉っ子、まだ「ダサい」パンツを愛用しています。


今日も友達とお出かけだそうで、夕飯はいらないそうです。


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自閉っ子の富山旅行

2019-01-28 17:45:10 | 子どものあれこれ
おととしだったと思う。自閉っ子が、「今度の休み、出かける。一晩泊まる」と


支度を始めた。友達の家に泊まる事がそれまでも数回あったし、


給料日前で お金も少なくなっていたので、遠出はしないだろうと私は思い込んでいた。


当日も、リュック一つの軽装である。


「駅で 友だちと待ち合わせする」と いつもと同じ様子だった。


夕方 「これからお風呂入る。その後夕飯」と連絡があり、


私は 「気をつけて帰ってね」と返事をした。


翌日帰宅した自閉っ子。ゴミ箱に捨てられたレシートを見たら、


「富山の名物 OO屋」とある。え?


テーブルの上に置かれたパンフレットを見たら、


「おすすめのお土産!フロントにお申し付けください」とある。


シャワーを浴びて出てきた自閉っ子、


「泊まるって、富山に行ったの?」


「うん。平日だから安かった」と にこにこ。


詳しく聞くと、


安い普通列車を乗り継いで行った


宿は 友だちが予約してくれて、和室で皆で寝た


お金はそんなにかからなかった


との事。しかし富山とは思わなかった。


「泊まったの、海の側?」「うん。」


「じゃあ 夕飯もおさかなだったんじゃないの?」


「大きな 舟盛りが出た。」


偏食は治ったとはいえ、生魚はそんなに食べられないはず。


「魚は少し食べて、後は煮物とか お浸し食べた。」


「お腹空いたんじゃない?」


「うん。だから 仲居さんにメニュー貰って、俺だけ


追加で他の物頼んだ。」


なるほど。自分の好きな物が出ないとわかってても、


友だちと一緒に行きたかったんだ。よく仲居さんに頼む事思いついたなあ、と感心した。


しかし富山に行ってるとは思いもしなかった。


その後は しっかり行き先の確認をしたけれど、レシート見た時はびっくりしました。


夜行バスで USJに行ったり、運賃が安くて楽しめるよう、工夫してます。


こないだは お土産買ってくれたんですが、どこに出掛けていたんだか、


忘れてしまいました。富山よりは 近かったです。









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わが家のSST 続き

2019-01-28 10:02:59 | 子どものあれこれ
自閉っ子の「時間」以外の 躓きは、「人の呼び方」でした。


自閉っ子から見て 私は 「お母さん」


でも、よその方は 私の姓で呼んだり、名前で呼んだりする。


近所の人は「OOくん(夫)のお嫁さん」と呼ぶこともある。


自閉っ子、大混乱でした。


よそのお子さんが、私の事を「自閉君のお母さん」と呼んだ時、


大荒れしました。


自分の「お母さん」を なぜよその子が「お母さん」と呼ぶのか


わからなかったから。


根気よく なんども教えて、伝えていきました。


何とか 理解できた後も、課題は山ほど。


自分と 兄ちゃんの「お母さん」が 私である事は理解できてますが、


友だちのAちゃんのお母さんと Aちゃんのきょうだいのお母さんは別人だと


思ってました。


自閉っ子の頭の中では、


「Aちゃんのおうちには Aちゃんのお母さんと Aちゃんのお兄ちゃんのお母さんがいる」という


認識になっていたので、3人きょうだいのおうちには 子ども一人にそれぞれお父さんお母さんがいて、


「子ども3人と、お父さんお母さんが全部で6人(!)」と思ってました。


うーん。でも 自分でいろいろ考えて 導いた答えですから。


考える事ができるようになった、よそのお子さんやきょうだい、親子関係まで


自閉っ子が関心を持ったというのは 良い事です。


繰り返し繰り返し、教えていくうちに これもわかるようになっていきました。


相手によって、自分の立場が変わるという事も わかるようになりました。


何回教えたらわかるのか、いつになったらわかるのか、という事は


私は 気にせず その時その時の子どもの興味や 課題だと思う事を


自分の出来る範囲で教えていきました。


マニュアルもないし、見通しもないですが、私は


「18歳で 子育て終了」と決めていましたし、その頃にはどちらの子も


「働く大人にする、いや必ずなるだろう」と確信していました。


どちらの子も、医療や教育に関わる人には 悲観的な事を言われましたが、


「うちの子」については 私が一番詳しいので、何を言われても信じませんでした。


「どうやって障害のあるお子さんを自立させたのですか?」と聞かれますが、


今 答えるとしたら、


「自立できないという考えが私にはなかったから」ですかね。


今日も 夫と息子達は元気に出勤していきました。










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いらぬおせっかいの顛末

2019-01-27 16:49:12 | 子どものあれこれ
日曜ですが、自閉っ子は出勤日です。


支度をし、バス停に向かう自閉っ子。


ネットを見ていた私の目に飛び込んできたのは、


「雪の影響で、OO線遅延」の文字。


バスの終点から 電車に乗る自閉っ子。電車が遅れていたら、


会社のバスに間に合いません。


大変、と思って 呼びとめてしまいました。


「何?」


「電車が遅れてるって」


「何で?事故?」


「雪の影響だって。」


話をしているうちに バスに間に合わなくなった自閉っ子。


怒り出しました。


「運休とかなら 大変だけどさ、遅延なら電車来るから。


今のバスの後、もうバスないんだよ!今日 日祝ダイヤだからさ!」


「お父さんうちにいるから 送ってもらえばと思って・・・」


「そういうのを おせっかいっていうんだよ!毎日乗ってるから、


心配しなくていいんだよ!」


「はい・・・」


で 結局次のバス待ってたら 仕事に間に合わないので、


駅まで 夫が 送る事になりました。


どうせなら 電車の本数も多い快速の停まる駅まで、と思ってしまった私ですが、


自閉っ子は頑として「いつもの駅まででいい。」といい、


結局 私が口出しした分、仕事に遅れたと思います。


自閉っ子からは 「余計な事言わなくていいから。スマホでわかるし、


駅に行けば詳しい情報わかるから。」と再三ラインが来ました。


あーあ。余計な事しちゃった。


「もうしません」と返信したら、お叱りの言葉は止まりました。


冷蔵庫に 鶏肉があるので、今日は鶏大好きの自閉っ子に合わせて


親子丼にします。


偏食が強かった頃は、鶏皮を取り除いて、肉の筋が残らないように


注意して切ったものです。卵も白身が残らないよう、しっかり混ぜて、


なおかつ 卵に熱が通り過ぎないように気を遣いました。


今は そんな事気にしないし、自分で加減見ればいい事なので、


それぞれ自分の分を 仕上げたりしています。


私が仕上げても、兄ちゃんが仕上げても、


それを パクパク平らげるようになりました。


今 チェックが入るのは


「卵 何個まで使っていいの?」とか「お代わりあるの?」とかになりました。


鶏肉も卵もたっぷりあるので、気が済むまでお代わりしてもらいましょうか。











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自閉っ子の知能・知識・そして行動

2018-10-08 23:31:26 | 子どものあれこれ
自閉っ子は 世間の方から見たら、知的障害者であり、自閉症者である。


学力も 高等支援学校の中でも 髙いとは言えなかった。


働き出して4年目になる。


現在も計算が苦手で、書く事も不得手である。


しかし 契約更新の書類は 自分で書き、捺印もする。


難しい計算は できなくとも、友人との外出の際には


交通費の予算を立て、食事代や 遊興費なども


予算を越さないように 自分で考えている。


遠出をする際には、夜行バスの手配や、テーマパークの切符の買い方を


スマホで検索して 自力でしている。私はゴミ箱の中のレシートや


チケットの半券を見て それを知る。


計算が不得手でも、書くことが苦手でも、


自分でやりたいと思えば 他の部分で補って生きていけるのだなあと


思う。


人との会話が困難なく出来、買い物はもちろん


チケットの予約なども 自力でできる自閉っ子は、


「知的障害者」とは 気付かれず、「その態度はなんだ」と


よその人と トラブルになる事もある。


定期券の見せ方が 不自然だとか、


障害者割引のチケットを持っている事を怪しまれたりもするようだ。


運転手さんや車掌さん、店員さんなどには障害者手帳を見せて納得してもらえるようだが、


それ以外の人には 自閉っ子も「個人情報」が載った障害者手帳はむやみに見せない。


納得できずに帰宅する日もあるが、どんな人でも何らかのトラブルや


いさかいを全く経験しないということはないので、自閉っ子にも


自分で 切り抜けていってほしいと思うだけである。


知能は平均より低くとも、知識と知恵で 補い、毎日行動している


自閉っ子である。


兄ちゃんも あれこれ苦労があるようだが、仕事に苦労は付き物だし、


その苦労を乗り越えて また成長してくれると思う。


夫と息子達が 毎日世間の荒波にもまれつつ、家で休息しては


また 波に向かって出かけていく様子を見られるのは、


無上の喜びである。


障害があろうとなかろうと、障害の種類や 軽重に関わらず、


自分で資質を活かせる道を選び、毎日頑張る男たちを送り出す幸せ。


あと数時間で、熟睡する男たちが目覚める時間になる。


元気に 出かけられますように。


私も できる事をがんばろう。


目が見えるうちに、手足が自由に動くうちに。


今 目が見えて、手足が、指が動く幸せ。


いつか 終わりが来るかもしれないけれど、見えなければその先の世界があるだろうし、


体の自由が利かなくなっても、他の楽しみがきっとあるだろう。


何が 起きるのか わからないのが人生だし、今をひたすら楽しんでいこうと思う。


男たちの 汚れた作業着を 洗い上げて干すのも私の大きな楽しみである。


昔と比べて、足が楽になったので、杖なしで立つ事も楽にできるし、


洗濯物を干すのも 中断せずできる。できない事を数えるよりも、


できる事を見つけて生きていこうと思う。自分も、家族も、知り合った人たちの中にも。






支援者なくとも、自閉っ子は育つ 親子でラクになる34のヒント
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