多病息災発達障害者こよりの日常

両手で数えきれない障害と持病を抱えつつ毎日元気に活動中。発達障害の息子たちの子育ても終え、悠々自適の毎日です。

お正月の食卓

2024-01-01 16:09:00 | 食生活
夫も息子達も、休みはシフト制で、全員の休みが揃う事は稀である。年末年始も一致する日は少なくて、夫は残念がる。

夫の両親や親族は、平日出勤、土日祝は休みという人が大半だったので、夫はそれが普通だと思っている。

交通機関や販売業、その他のサービス業、土日祝は仕事の人も多いと思うが、夫は理解してはいるものの、納得はしていないらしい。

お正月休みはないが、休日はあるので、息子達は不満なく過ごしている。年末年始は電車のダイヤが変わったり、不便ではあるが、特別手当がもらえたりと楽しい事もある。

お正月でも出勤となると、お節料理よりもスタミナ料理をリクエストされたりする。昔は大量のお節を拵えたが、今は種類も少なく、二、三回で食べ切れる量になった。

例年年末には食品が値上がりする。ここ数年は値上がり続きでよそのご家庭が買い控えをする為か、いつどこで買い物をしても見切り品のコーナーにはたくさんの物がある。

私はまずそこをひととおり見てから買い周りをするので、値上がり続きでも予算内で買い物ができる事が多かった。我が家は四人家族だが、全員同じ物を揃えて予算を越えるより、二人前を二種類買って、好きな物を選ばせる事もある。

クリスマスには鳥が人気だが、豚肉が安ければそちらを買う。クリスマス過ぎに鳥が安ければ鳥を買う。お節の材料も、予算に合わせて揃えたので、豪華な物はないが、我が家にはこれで充分である。

年末に食パンの投げ売りがあったので、買い込んでピザトーストやサンドイッチを作った。半額以下なので、山ほど買えた。

夫がカニを買えと言うので、31日にカニの見切り品を買って鍋をした。夫はカニ好きだが、息子達はそうでもない。締めに入れたうどんを喜んで食べていた。

世間でいうご馳走とは無縁でも、食べ物があればそれで幸せなら我が家である。

今日はお雑煮と煮しめ、息子達には唐揚げとポテトサラダ。あまりお正月らしくないが、これで充分である。良いお正月である。



結婚記念日のごちそう

2023-11-10 11:52:00 | 買い物
昨日は結婚記念日でした。去年は大奮発して夫と二人でホテルのランチを予約したのですが、ホテルに着いた夫が料亭のポスターに目を奪われ、あとから「アッチノホーガヨカッタナ」と全身全霊で訴えてきて、リベンジとして翌日に回転寿司を食べさせる結果になったので今年はおうちご飯です。

名古屋に出かける用事があったので、「今日はデパ地下に寄ってくるよ!」と家族に宣言して家を出まして、途中でATMにも寄って予算も十分。

用事を済ませてから、デパートに行ったのですが、一時を過ぎていたのでお昼でもと思って立ち寄ったレストラン街。お値段に度肝を抜かれました。

場所代や人件費、材料費諸々が含まれているとはいえ、主婦のお昼には高すぎるお値段。中華お手軽ランチ2980円、季節のお献立3980円、天ぷら盛り合わせ定食4280円。

レストラン街というからには、メニューも価格もいろいろあるはずですが、私がうっかり迷いこんだのは、高級高額コーナーみたいで、どこかに1000円代のお店はないかと見回したところ、20代と思しきスーツのお兄さんを発見したので、後についていく事にしました。

一回目は、まぜそばのお店で、お値段お手頃ですが、行列ができてたのでやめて、次のお兄さんについていきました。

今度は当たり。洋食のお店です。ランチメニュー1280円。許容範囲です。これでハズレだったら、デパート出て他の場所で食べようと思ってました。やれやれ。

ランチ食べて地下に行きましたが、名古屋マダムの群れに呑み込まれそうになりました。お惣菜やお菓子、パンの売り場は大混雑でしたが、生鮮食品の売り場はまだ歩けるレベルです。

夫にとっての日本三大ごちそうは、お刺身、お寿司、揚げ物ですが、デパ地下でそんな物買ったら、予算オーバーの上、量が足らないので却下。

並ぶ国産牛、和牛、よく知らないブランドがズラリの中、愛知県産は人気がないのか、割引シールが貼られていました。

半額の愛知県産和牛をゲット。これだけでは足らないので、ご奉仕品の国産豚の味付けと、鶏肉を買い、鮭の西京漬けのイワシの煮付けを買いました。大きな立派なマグロのカマがあって、これ欲しい!と思いましたが、持ち帰るのに荷物になるし、気温が高いので保冷剤が持たないかも、と諦めました。

次にデパ地下来る時は、キャリーと大きな保冷バッグ持ってこないと。

今日の買い物、お肉だけで一キロです。これなら男三人の胃袋も満足でしょう。

帰宅して、みんなが揃ってから次々にお肉を焼きました。まずは和牛、それから味付けなしのプレーンなのが続き、最後は辛口味付け肉で終わりです。

汁物は鶏肉団子と野菜のスープ、茹で野菜のサラダ、簡単な献立ですが、材料がいつもより上等なので、夫も息子たちも満足かつ満腹て良かったです。

鮭が余ったので、翌日に回しました。次のごちそうは、お年越しです。今から少しずつ乾物類を買い、年末に備えます。

本格的に片づけ中

2023-10-25 16:26:00 | 家事
結婚した時は、夫の祖父母、両親とも健在で、我が家のスペースはきっちり分けられていた。それぞれの世帯のプライベートスペースに、許可なく立ち入る事は無く、何か手伝って欲しいと言われない限り、私も入らない様にしていた。

共有スペースには私物は置かない。掃除はその時手が空いた人がする。掃除好きな夫の母が元気だった時は、家はきちんと片付いていた。時は過ぎ、皆年を重ねて、家事に割ける時間も少なくなっていった。その分私が担う部分が多くなったが、子育てや様々な事情が重なり、三人の女性でこなしていた家事、特に掃除がうまくいかなくなった。

我が家を訪れる人達の中には、おばあさんが元気な時は、いつも片付いていたのに、と眉を顰める人も何人かいた。申し訳ないと思いつつも、並以下の家事能力しかない私はお手上げだった。

家事を衣食住で分けるなら、私が一番好きて得意なのは 衣 の部分である。衣類を購入する時に、自分で手入れできるか、日常着なら、簡単に洗えるか。安くても手入れに特別な洗剤やクリーニングの必要があるなら、コスパを考えて見送る時もある。

洗濯前にほころびや破れ等ないか調べて、補修してから洗う。病気が増えて、長時間針を持てなくなったが、繕い物は私の好きな家事である。

洗濯にさえ気をつければ、衣類はかなり長持ちする。衣類は着る時よりも洗う時にダメージを受ける。我が家のモットーは、「良いものを長く着る」ではなく、「普通の品物を長持ちさせて着る」である。

食の部分は、夫の祖母や母に習ったのを踏襲し、自分なりに加えたレシピもある。あまり上手ではないので、基本手をかけず簡単なメニューである。

普段は麦入りの米飯に、汁物とおかず一品か二品。時間があったり、手間をかける意欲がある時はちょっと豪華。夫も息子達も、米飯派なので、よそのお宅よりは和食が多いと思う。

私が作れるのは、日常のご飯のおかずなので、綺麗な出来栄えとかにはならない。盛り付けも適当だが、皆それで良いようである。綺麗なお弁当、可愛いお弁当をねだられた記憶はない。おにぎりの具やおかずについて要望はあったが、夫も息子達も詰め方にはこだわらないのでありがたかった。

洗濯も補修も、保管の時の手入れも苦にならなかった。料理はいわゆる田舎料理で、塩味噌醤油の味付けなので、茶色のおかずばかりである。しかし生来苦手な片づけと掃除は、指導してくれた夫の祖母と母亡き後は、何をどうしたら良いのか分からず、次第に散らかり放題になった。時々思いついて片づけていたが、四世代で暮らしていたので物が多く、死蔵スペースも増えた。

視界に入れないようにしていたが、一念発起して、プロの手を借りることにした。夫は片づけには賛成だが、家事全般得意な祖母と母に育てられた人なので、人の手を借りる、しかも有料?と渋い顔だった。

自分一人ではただ迷うだけで捗らない片づけも、人がいてくれるとどんどん進む。ゴミはここへ、必要ない物はここへ、指示してもらうと私もスイッチが入る。

まだ二回来てもらっただけなのだが、大量の不用品とゴミを持ち帰ってもらい、スペースも広くなるし、気分もスッキリである。

「ご自分で必要な物を収納して、そこからはみ出した物を処分していけると、もっと捗りますよ」とアドバイスを受けた。

本当に使えない物はゴミとして捨てて、必要だと思う物をわかりやすく収納するようにした。長年かかってあちこちに押し込んだ死蔵品の処分にはまだ時間がかかりそうだが、毎日ゴミを集め、使えそうだけれど私には管理しきれない物を紙袋や段ボールに詰めては夫が休みの時にリサイクルショップに持ち込んでいる。

大した値段にはならないが、ゴミにするよりは誰かの手に渡った方が良いと思っている。時には思わぬ高価格になったりする。そんな時は夫とランチをしたり、スーパーで普段よりちょっと良い物を買ったりする。

そのうち捨てよう、そのうちに処分しようと家の中に置くうちにそれが定着してまた散らかるんですよ、今決めないと、とプロに言われて、考えを改めて毎日少しずつでも片づけをして、家から不用品を減らす努力をしている。

片づけを始めてから、お金や物の流れがスムーズになり、臨時収入が増えた。金額は数十円から多い時は万単位。

お金持ちの家はスッキリしていて、お金に困る人の家は物でごちゃごちゃしていると聞いた。全部がそうと言いきれないが、片づけを始めてから明らかに臨時収入が増えたので、これからもコツコツ片づけを続けて、気持ち良く年末年始を迎えようと思う。

高額本が欲しい。

2023-10-23 13:02:00 | 自分への投資
欲しい本があるが、買うのを躊躇している。あまり万人受けしなさそうな歴史の本で、発行部数が少ないせいか、一冊一万数千円する。

本にはお金を惜しまない私だが、一冊一万円超えるとやはり悩む。中古なら三割から四割安だが、人に受けない本を執筆して、販売まで漕ぎ着けた筆者の為に、新刊書店で購入して差し上げたいと思う。

そこで今月から本の為の貯金を始めた。買い物の時に付いたポイントや、クーポンを使って浮いた分を、無かったものと考えて、その分貯金する。

10ポイント付いたら10円、100円値引きクーポンを使ったら100円、10%オフのクーポンを使ったら、値引き分を貯金である。

細かいお金も、塵も積もればなんとやら、で、今日までに何と二千円を超えた。これから年末にかけて、買い物や支払いの回数も増えるので、もっと早いペースで貯金が増えそうである。すでに消費税分はクリアしたので、後は本体分を貯めればいい。

来月いっぱい頑張ってみて、足りない金額はお小遣いから出して買うことにした。

お金がら貯まるのも楽しみ、本が買える日が近づくのも楽しみである。



入院中の構ってちゃん

2023-10-18 16:42:00 | その他
入院するといろいろ制限がある。持ち物の数にも制限がある。多額の現金の持ち込みも禁止である。医療費の支払いは退院時だから、入院中は自販機や売店での買い物くらい。病状によっては病棟から出ることも許可か付き添い付きである。

女性はメイク禁止、着る物は病院の指定病衣、自分のパジャマを着る人もいるが、どの人も見た感じ大差ない。こうなるとあとは持って生まれたものが大きい。

すっぴんにパジャマでも、上品な女性は雰囲気が違う。もろに性格と育ちが出るのが面白かった。逆にニコニコして明るい感じの人がスタッフには横柄だったりもした。

男性でやたらスタッフを呼びつけては、何か言いつける人がいた。声が大きいので、別の部屋の私にも丸聞こえである。

スマホの充電をしろ、喉が渇いた、お茶買ってこい、家族に電話しろ、などなど。おうちでは何か言えばご家族がなんとかしてくれてたんだろう。お仕事場でも部下にあれこれさせてたんだろうな。

ここは病院。患者は平等でも、スタッフが優先するのは病状が重い人。この男性、外では何か肩書きがありそうだが、それが通じないのでイライラしてて、みんなにあしらわれてちょっと気の毒になった。

ご家族が面会に来るのは週一回、自分の言うことを聞いてくれる人がいないので、それが大きなストレスなんだろう。

「俺は誰々だぞ!」でなんでも思い通りになった世界から真逆の世界に来て、大変だったろうなあ。

スタッフにお茶買ってこいと言っても、今は無理ですが後からならとスルーされて、「買ってこないと水道の水飲むぞ!」と叫んでいたのが聞こえて、思わず吹き出しました。「どうぞ〜」と言われて無言になったあの人、今頃おうちや職場でわがまましているのでしょうか。