「猫本」や「自閉っ子のための道徳入門」を読んでいただいた方は
ご存知だろうが、わが家の育児目標は
「親は子の自立」をめざし、「子は親からの自立」である。
親子で 同じ家に住んではいるが、お互い「大人同士」であるから、
気楽なお付き合いである。
むしろ 年齢を重ね、「老いては子に従え」世代になった私達親を、
子ども達が 支えてくれている状態である。
親にできる事は、固定電話に掛かってきた電話の取り次ぎや、
子ども宛ての郵便や荷物の受け取り、各種支払や振り込みの代行、
「明日は ポークビーンズ作るから トマトの熟したのか、
トマト缶買っとけ」という お使い位である。
夫は おやじタクシーとして 当てにされ、子ども達は
「おやじ運転手」さんには、それなりの代価を払っているようである。
先日 とある方が 私のうわさを聞いて、
他の方を通じて ちょっとお話をしたが、
「発達障害の子の自立は難しい」と思っていらした方で、
実際その方の周囲には 自立や「卒母」ということは無縁の状態のケースが
多いという。
自閉っ子が社会人として また成人男性として 仕事も余暇も楽しんでいる事や、
不登校経験のある兄ちゃんが、その後自分で活動し、
バイトから 正社員になり、職場でそれなりのポジションにいる事も
大きな驚きだったらしい。
「知的障害のある子=家族や専門家・支援者のサポートが必要」
「不登校やひきこもり経験のある子=カウンセラーや医師のサポートが不可欠」
という公式(?)にあてはまらない事が 信じられなかったらしい。
知的障害のある自閉症の子は なかなか社会参加が難しいし、
知的問題がなくとも 発達障害の子、しかも不登校経験のある子は
また難しいケースだと おっしゃっていて、
「知的障害があると難しい、知的障害がなくても難しい、って結局
全部難しいのか~」と
自分の子を自分の思いの向くまま
「がさつ、ぐうたら、ずぼら」をモットーに過ごしてきた私には
よくわからない世界であった。
今日も 自閉っ子は 出勤。日曜は人が足りないので、
自閉っ子は 「シフト入れる?」と 当てにされると
喜々としてでかけていく。夫は「あいつは仕事か~」と
つまらなさそうである。
兄ちゃんも 忙しく、今日は休みだが
正社員になってからは 週休1日の状態で、有給も滅多に取らない。
「やる事と やりたい事が 職場にはいくらでもある」そうなので、
毎日 頑張っているのがわかる。今日は兄ちゃんは休みという事で、
ゆっくり一日を 過ごし、明日また 元気に出かけていくと思う。
自閉っ子の会社は 大阪にもあり、社員役員で大阪へ行っている人も
いて、自閉っ子が会社でする仕事量も 自然と多くなっている。
いつもは 帰宅しても元気な自閉っ子も、最近は帰宅後は休息を取り、
翌日に備えている様子。一晩寝て、翌日は元気に バス停まで
ダッシュしていく姿で、「あ、疲れは残ってないな」というのがわかる。
大阪に出向いてお助けする事はできないけれど、自閉っ子や兄ちゃんは
自分達が その分働く事で、私はささやかな額でも募金や義援金という形で
ほんの少しでも お役に立ちたいと思います。
ご存知だろうが、わが家の育児目標は
「親は子の自立」をめざし、「子は親からの自立」である。
親子で 同じ家に住んではいるが、お互い「大人同士」であるから、
気楽なお付き合いである。
むしろ 年齢を重ね、「老いては子に従え」世代になった私達親を、
子ども達が 支えてくれている状態である。
親にできる事は、固定電話に掛かってきた電話の取り次ぎや、
子ども宛ての郵便や荷物の受け取り、各種支払や振り込みの代行、
「明日は ポークビーンズ作るから トマトの熟したのか、
トマト缶買っとけ」という お使い位である。
夫は おやじタクシーとして 当てにされ、子ども達は
「おやじ運転手」さんには、それなりの代価を払っているようである。
先日 とある方が 私のうわさを聞いて、
他の方を通じて ちょっとお話をしたが、
「発達障害の子の自立は難しい」と思っていらした方で、
実際その方の周囲には 自立や「卒母」ということは無縁の状態のケースが
多いという。
自閉っ子が社会人として また成人男性として 仕事も余暇も楽しんでいる事や、
不登校経験のある兄ちゃんが、その後自分で活動し、
バイトから 正社員になり、職場でそれなりのポジションにいる事も
大きな驚きだったらしい。
「知的障害のある子=家族や専門家・支援者のサポートが必要」
「不登校やひきこもり経験のある子=カウンセラーや医師のサポートが不可欠」
という公式(?)にあてはまらない事が 信じられなかったらしい。
知的障害のある自閉症の子は なかなか社会参加が難しいし、
知的問題がなくとも 発達障害の子、しかも不登校経験のある子は
また難しいケースだと おっしゃっていて、
「知的障害があると難しい、知的障害がなくても難しい、って結局
全部難しいのか~」と
自分の子を自分の思いの向くまま
「がさつ、ぐうたら、ずぼら」をモットーに過ごしてきた私には
よくわからない世界であった。
今日も 自閉っ子は 出勤。日曜は人が足りないので、
自閉っ子は 「シフト入れる?」と 当てにされると
喜々としてでかけていく。夫は「あいつは仕事か~」と
つまらなさそうである。
兄ちゃんも 忙しく、今日は休みだが
正社員になってからは 週休1日の状態で、有給も滅多に取らない。
「やる事と やりたい事が 職場にはいくらでもある」そうなので、
毎日 頑張っているのがわかる。今日は兄ちゃんは休みという事で、
ゆっくり一日を 過ごし、明日また 元気に出かけていくと思う。
自閉っ子の会社は 大阪にもあり、社員役員で大阪へ行っている人も
いて、自閉っ子が会社でする仕事量も 自然と多くなっている。
いつもは 帰宅しても元気な自閉っ子も、最近は帰宅後は休息を取り、
翌日に備えている様子。一晩寝て、翌日は元気に バス停まで
ダッシュしていく姿で、「あ、疲れは残ってないな」というのがわかる。
大阪に出向いてお助けする事はできないけれど、自閉っ子や兄ちゃんは
自分達が その分働く事で、私はささやかな額でも募金や義援金という形で
ほんの少しでも お役に立ちたいと思います。
感覚過敏は治りますか? | |
クリエーター情報なし | |
花風社 |