今日は出かけていて、帰宅が遅くなった。夕飯の支度にあまり時間がかけられない。いつもなら、献立をどうしよう、早く仕上げるにはどうしたらいいか、と頭を悩ますのだが、今日は夫は会社の食事会に行くというので、夫抜きの夕飯だ。自分と息子達だけなら、実に気楽である。
夫は好き嫌いもほぼ無く、食事にはあまり注文をしないが、妻としてはそれでも何となく気を使う。夫の両親や祖父母に食膳を奉っていた時に比べたら、うんと楽なのだが、自分と息子達だけの夕飯はもっと楽だった。
冷蔵庫のあり物出して、ちゃっちゃと炒めたり焼いたりして終わり。取り合わせがちょっと変なものもあったけれど、誰も気にしない。実に気楽な食事だった。
結婚以来、3世代、時には4世代で食卓を囲んできたので、適当に食事を済ませるということが無かった。残り物でといっても、何人もの大人がいたら、新しく作らないと足りないし、明治から平成まで揃うと、全員同じ献立では不都合もある。
先の世代がみんなご先祖になってから、我が家も核家族になり、食事も手間をかけなくなったつもりでいたけれど、「ご主人様」がいない時のご飯も気楽で良いものです。
明日はちょっと手を掛けて夕飯を作ろうと思います。我が家のご主人様は、今頃ご馳走に舌鼓を打っている事でしょう。
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