多病息災発達障害者こよりの日常

両手で数えきれない障害と持病を抱えつつ毎日元気に活動中。発達障害の息子たちの子育ても終え、悠々自適の毎日です。

いくつになっても偏食は治せる

2018-12-07 06:47:26 | 食生活
高齢者4人が満足できる献立が少ない中、


どんなものが好きか 嫌いか、観察しては


偏食を 本人が気づかないうちに 治していった。


私自身が 結婚当初は偏食だったが、家族それぞれの好みを把握するうちに


合わせた献立を作る必要に迫られ、味見もするので


結婚前よりは 食べられる物が増えた。私は家族5人のお給仕をしながらの


食事なので、一緒に食卓に座る暇がない。なのでどうしても食べられないものは、


食べずにいてもいいのである。お茶を入れたり ご飯のお代わりをよそいつつ、


家族それぞれの 食べっぷりを観察した。


豚肉を 家族全員OKにした後は、牛乳に挑戦である。


牛乳はダメ、という家族を観察したが、


来客が持参した シュークリームや 生クリームが乗ったケーキは


平らげている。おなかにも障りがないし、牛乳だ、とわからなければ


それで大丈夫なようである。


アレルギーでないのなら、ことは簡単である。


はじめに クリームシチューを作った。


それぞれに盛り分ける時に、好みの野菜をたっぷり入れた。


ある人にはじゃがいも、ある人にはブロッコリー、という具合である。


シチューも牛乳多めのと、少な目の2種類である。


当然風味が違う。何度か出すうちに、牛乳大嫌いのおばあちゃんが気づいた。


「あれ?OO(夫の名)が食べてるのと 私のとなんか違う。」


「ああ、OOさんのは 薄く(牛乳で伸ば)してあるんですよ」


「私のは?」


「うどん粉が多いんです。だからとろみがあります」


「じゃあお代わりは OOと同じのにして」


「はい」


というわけで、物は言いようである。牛乳大嫌いのおばあちゃん、


クリームシチューをお代わりするまでになりました。


この調子で あれこれ工夫して 家族全員OKの献立を増やし、


結果として 家族が健康になり、私も 家族共通の献立が増え、


食事つくりが どんどんラクになりました。食費も浮くし。


思わぬ効果は、白内障手術で入院の時、病院食が食べられるようになった事。


カレーだめ、シチューだめ、魚だめ、豚肉だめ、・・・の状態で


入院してたら、毎日お弁当作って持参だったでしょう。


その後の 入院生活も、偏食がない事が大きなプラスになりました。


60歳過ぎてても 80歳過ぎてても 偏食は治るんですねえ。


その後 ひ孫・孫である 兄ちゃんが作るポークビーンズや


カレーやシチューを食べる姿を見て、ああよかったなあ、と


思いましたね。兄ちゃんも自閉っ子も 偏食ありましたが、


観察して手を打って治しました。


偏食がひどいと、友達とランチ、という時も楽しめないですし、


治しておいてよかったと思います。


兄ちゃんは 会社の接待で、自閉っ子は友人とのお出かけで、


外食をすることが多いですが、食事を楽しみつつ、参加しているようです。













お惣菜 おかわり ポークビーンズ 100g 無添加 豚肉 トマト味煮込み レトルト 冷凍 (3袋)
クリエーター情報なし
まるすぎ

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