多病息災発達障害者こよりの日常

両手で数えきれない障害と持病を抱えつつ毎日元気に活動中。発達障害の息子たちの子育ても終え、悠々自適の毎日です。

空気が読めない自閉スペクトラムでも

2018-03-31 13:20:37 | 介護
私は 自閉スペクトラムである。当初の診断は アスペルガーである。


その場の 空気が読めないし、気が利かない、と


幼い時から 周囲の人を悩ませてきた。


しかし 夫と 結婚し、三世代同居が 始まり、


子ども達が生まれてからは 四世代同居であった。


パート・家事・育児・介護、その他もろもろ。


何が何だかわからず 夫を始め その上の世代の人たちを


困らせてきたが、年数と 回数をこなすうち、何とかなった。


上達は しないものの、熟練はできる、というわけで、


人に 褒められるようなレベルにはなれなくとも、


日常生活を 自分なりに 切り盛りすることができるようになった。


で、今では 夫の知り合いのお宅に出向いて、


ちょっとした お手伝いの最中である。


自分が 病気持ちなので、相手の方が 何に困りそうかが


健康な人よりは 推察しやすい。


食事も 好みを把握し、後は 歯の状態や


胃腸の具合を 見つつ、かつ 私でもできる範囲の


簡単な物を作って ご飯も 普通がいいのか 軟飯か、と


炊き分けておく。


今の所 処置や診察の結果が良好とのことで、


私も しばらくは ゆったりして 自分の通院や


用足しをしている。


もともと 気が利く性質ではないが、世代の違う家族との


同居で、どこかが弱った人に対して どうしたらいいのか、


自然にできるようになったのは よかったなあと思う。


その目で 自分の母を見つめると、「あ、あれが無理そうだな」とか


いろいろ わかってきて、相手のプライドを傷つけないように


手助けできることが できるようになってきた。


どこにいても、学ぶことはできるし、その学びを


他の人に 役立てていけるのはうれしいことである。


 



藤家寛子の闘病記
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花風社

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