多病息災発達障害者こよりの日常

両手で数えきれない障害と持病を抱えつつ毎日元気に活動中。発達障害の息子たちの子育ても終え、悠々自適の毎日です。

コンディショニング講座

2017-03-22 17:51:50 | コンディショニング
3月20日に コンディショニング講座に 参加してきました。


地図は持っていたものの、初めての場所では 必ず迷う私。


会場へ向かう 途中で「こよりさん」と声を掛けられ、よく見たら


浅見さんでした。「あー、よかった」という私に


「良くはないですよ」と浅見さん。浅見さんも 「地図が読めない」方なのですが、


2人いると 何となく 心強いもので、「あっちじゃないかな?」と


歩いているうちに 会場に なんとか 到着しました。


時間より早く 着いたので、ロビーで 昼食を 食べ、


浅見さんと プレゼント交換。その他の方にも いろいろいただき、


感謝して 荷物に入れました。


講座での 内容は 詳しく書きませんが、


やっぱり 自分が 思うように 動ける体の方が 便利だし


自分自身が イラつくことが減るだろうし、


一日8時間、週五日 働ける体を 作っておけば、それは 


どんな環境に 行ったとしても 無駄になる事は ないし、潰しが効くから、というようなことを


浅見さんが おっしゃって、それは そうだろうなあ、と


私は 自分が 子どもを 育てる時に 感じたことを 改めて思い返したのでした。


親がいなくても生きていける子、人に 迷惑をかけない子、子ども達に


発達凸凹が ある、と気づいてからも それは 変わらなかったし、


18歳には 子育てを 終わらせて、自分で 食い扶持を 稼いで来れる子にするぞ、という


目標も 変わりませんでした。


それには やはり 体のメンテナンス、自分の体の動かし方を 教える事だなあと


その時 真っ先に それを 感じたので、世話を しながら 嫌がらない程度に


皮膚に刺激を与えたり、目の先で 指や 手を振って見せたり、


ちょっとした 合い間にでも 体に 刺激を与えたり、


なんとなく 触られてる、というのではなく


私の存在を 印象付けてみたりとか、その都度 思いつくことを


あれこれ していたのでした。


2人とも 体が弱かったのですが、それでも 調子のいい時には


外に連れ出しての 散歩や、家の中での 体を使った遊び、などを


その子の 興味に 応じて やらせているうちに


いつしか 病気は 影をひそめ、体も 以前より うまく使えるようになり、


睡眠障害も 無くなり、勉強や その他の事へも 関心が向くようになりました。


無駄だと 思っても、やりたいことは 気のすむまでやらせた方がいいように思って、


家の 裏庭で ひたすら 穴を掘る、という 人から見たら 無駄に見えるし、


泥だらけになるし、という事も、私は 時間が許す限り 好きなだけやらせておきました。


固い土も 掘るうちに 柔らかくなる、時には 水を含んだ土も出てくる、という事も


子どもにしたら 大きな 出来事だったでしょうし、体を とことん使うとうことも


今考えると 良かったのかなあと思います。そこで「これはうちだからいいけど


よそのおうちでは やってはいけないよ」という事は しっかり 教えておきました。


その他の 他のお母さん方が 眉をひそめるような 遊びも 私は


あれこれしました。その影響かどうか わかりませんが、今子どもたちは



どちらの子も 肉体労働に 励み、自閉っ子などは 8時間働いても


動き足らない日が あって、2時間かけて 山道を歩いて帰ってくることがあります。


暗い道を 石や 草や 朽ちた木切れなどを 踏みしめたり


木の下を 潜り抜けて 忍者のように 小走りしたりして


堪能して いるようです。


背中に 葉っぱやら 木切れやら 


いろんなものがついているので、多分そうではないかなあと想像しています。


早く眠りたい日には、布団や毛布にくるまって ぐるぐるローリング。


音がしなくなったなあと思うと そのまま 寝てしまっています。


その日の体調か 気分なのか、私の布団で それを 始める日があるので、


まあ それが 何かの 発達のヌケのやり直しになっているのかなあと


思います。


毎日 元気で 出かけていき、休日は 友人と 充実した日を過ごしている自閉っ子。


今日は 友人と出かけた ショッピングモールに 私と 夫を連れていってくれました。


「今日は 家族で車で行きたい」とのこと。自閉っ子は 土日は パートさんの


ピンチヒッターで 出勤が多いので、平日休みが ほとんどです。今日は


夫も 休みが 取れたので、一緒に車で行ってきました。


お昼も「好きなもの頼んでいいよ。おごるよ」とのこと。


夫は たくさんのお店が並ぶ中、しかも 息子のおごりという事で


何を頼もうか 迷いに迷っていました。


私も 好きなものを 堪能し、自閉っ子に お礼を言いました。


あちこち 案内してくれ、


慣れない 私たちは その都度 「トイレどこ?」「上の階で 見たいものあるけど


どこから 上がればいいの?」と自閉っ子を頼りに 歩きました。


さて 帰ろうか、おかずの材料どうしよう、という時に


「おかずの 材料も 俺だすよ!」と 気前のいいところを見せてくれ、


給料前ですが 夫や自閉っ子の 好物を 買う事ができました。


帰りの車の中で、「昔は 電車やバスや 車も嫌いで、きーきー泣いてパニック起こしてたんだよ」と


話すと、「え?俺が?信じられないなあ~」とびっくりしていました。


今は 乗り物大好き、交通網駆使して あちこち出かけていますが、


あの時 「親がいなくても生きていける子」にすることを 決意して、


あきらめずに 自己流ではありますが 修行したことが 今につながってよかったと


思いました。


今 発達凸凹のお子さんを 抱えて 大変な思いをされてる方も多いと思いますが、


修行は 必ず実ります。 花風社の 本を 読んで、できるところから


実行して 頂けたら お子さんは 変わっていくと思います。


今の 状態だけで お子さんの将来を 見限らないで欲しいし、


どんなお子さんにも 可能性も 伸びる力もあるので、お子さんの 状態を 観察して、


お子さんが 今 自分の体をどう使おうとしているか、どこに困っているかに


注目して、日常の 生活や 遊びの中で、苦行ではなく 修行を させてあげてほしいと思います。










 








芋づる式に治そう! 発達凸凹の人が今日からできること
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花風社

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