なんでそうなるのか

青森県八戸市で公務員試験塾オクトを主催する岡政也のブログです。

努力した経験

2013-03-21 17:21:59 | インポート
 「努力したことがある」という経験は、二つの点においてきわめて重要だ。
 一つは、 自分の能力を引き上げることがどれほど大変か、が、身に染みてわかる、ということ。適当に、余力を残しつつ取り組んだとしても、得るものはあまりない。思い出だけだ。必死になって、全力を注いでぶつかって、初めて昨日とは違う自分に出会うことができる。
 もう一つは、「努力している人を尊重できるようになる」という点だ。大変さがわかっているから、他の人の取り組みを、敬意をもって尊重することができる。経験がないと、頑張っている人を軽んじるだけでなく、なんとなく後ろめたさを感じて、つまらぬ揶揄で貶めてみたりする輩も出てくる。残念なことだ。

 うちは塾なので、受験勉強を通じて、努力の経験を積む場を提供するのが仕事だ。




講習会

2013-03-20 17:16:03 | インポート
 今日は講習会だった。
たくさんの方に来ていただいた。

 やはり、受ける刺激が大きい。普段見落としていることが、はっきりとした問題点として浮かび上がってくる。
一期一会。ささやかな出会いだが、御縁を大切にして、精進したい。


科学の将来

2013-03-19 15:51:47 | インポート
 子供のころ、といっても高校生くらいだったか、「バイオニックジェミー」とか、「600万ドルの男」などのテレビ番組が大好きだった。体に機械を埋め込まれた改造人間となって悪をやっつける、という内容だった。
 当時、このSF設定が、無理とはわかっていてもそれほど荒唐無稽とは感じることなく、割と素直に感情移入して楽しめた。
今となっては牧歌的な気もする。大金をかければ、機械の力で人間の能力を超えることができる、という発想が今なら出てくるかどうか。70年代80年代はいまよりずっと、科学技術に対する信頼と夢があったからこそ、の発想だろう。周囲を見渡せば、あのころより色々進化しているが、全然変わっていない部分の方が多い。そして、原発事故が、技術に対する過大な幻想を打ち砕いた。
 科学技術が、夢と希望を示せるように、復権する日は来るのだろうか。その当たり、少し長生きして確かめてい見たい気もする。


負の感情

2013-03-18 18:38:20 | インポート
 妬みそねみ、恨みやへつらい、といった負の感情から無縁でありたいとは思っていてもなかなか難しい。こうした感情に毒されると、文字通り精神が蝕まれていく。ねじまがった偏狭な人間になってしまう。

 だが、完全に無縁であるのは難しいし、それ以上の問題を含んでいるのでは。つまり、表と裏、、ポジティブな感情と表裏一体となっている、という部分もあるのでは。誰かに刺激を受けて、敬意をもってその人を目標とする気持ちと、その人を僻み、卑屈になって過ごすのは、かけ離れた行動だが、心の中ではつながっている部分もあるのではないだろうか。だから、年月の中で、一人の人物が良くも悪くも変わることがあるということだろう。

 できれば、よく変わりたいものだ。そのために必要なのは、やはり教育の力だ。何かが起こった時、それを気持ちの上でどう整理を付けるかは、言葉の力、概念の力が不可欠だ。こうした叡智によって、負の感情も、生産的な方向に人を動かす強い原動力に昇華せしめることができるはずだ。



一からやり直す

2013-03-17 20:40:32 | インポート
 パソコンで教材を作成していて、何よりショックなのは完成間際になってデータをすべて損なうことだ。さすがに最近はめったにやらなくなった。
 絶望的な気持ちで一から作り直すのだが、覚悟を決めてやっていると、思ったより時間はかからない。しかも、やり直すことで修正点が見つかることも多い。
 
 つまり、「神様が与えてくれた、仕事の見直しの時間」と思えば、プラスに転じることができないでもない。一からやり直す、と考えると途方に暮れるが、実は圧倒的に経験値が高まっている。

 このように、常にポジティブに考えることができればいいのだが。久しぶりにやらかしてしまった。ガックシ。