なんでそうなるのか

青森県八戸市で公務員試験塾オクトを主催する岡政也のブログです。

運が悪いから?

2012-06-25 16:19:40 | インポート

いろいろ物事がうまくいかないとき、いつも、

「自分の努力が足りないからだ」と思ってきた。

上手くいかないことを、運のせいにするのは最低だと思っていた。

しかし、あるとき、それは傲慢な考えだと気づいた。

「運」という要素を認めたくないのは、

自分の力でコントロールできないことがあることを認めたくないからではないか。

「努力が足りない」と自分を責めるのは、逆に、

「努力が足りていれば何でも自分の思い通りになる」という考えの裏返しだ。

そして、それは甚だしい思い上がりだ。

だから、何かでしくじったとしても、

きちんと反省はするが、

全部自分のせいにしないことも、大切なのだと思っている。

平たく言うと、「ま、しゃーない」と肩の力を抜くことも大切、ってことだ。


公務員試験の作文

2012-06-24 14:36:30 | インポート

公務員試験の作文は、自由な発想で書いてはいけないと思う。

就職試験であることがひとつと、必要な情報を的確に(余計なことは言わずに)相手に伝える能力が要求される仕事、ということを考え合わせると、面白いことを考え付く発想力より、定番の書き方を踏襲し、読みやすく書く能力が一番大切だろう。

そのためには、模範となる作文例を「英語暗唱大会」のように暗記するのがきわめて有効だと思う。

と書くと「ステレオタイプの文ばかり書いてどうする」という批判が聞こえてきそうだが、

多くの受験生はその、ステレオタイプな文章を組み立てることができないのだ。

それがすでにできるなら、一歩踏み込んだ、オリジナリティーを追求すればいいと思うけど、

まずは、定番の言い回し、文のつなぎ方、話の持って行き方を身に着けるべきだ。

これは、一生役に立つと思う。


逃げない説明

2012-06-23 16:04:51 | インポート

公務員試験は範囲が広い。

だから、公務員試験用の参考書の解説は、あっさりしたものが多い。

要点を簡潔に説明している、素晴らしい解説もあるが、

面倒なことから逃げているだけの解説も見受けられる。

背景となる考え方、概念をすべて書いているときりがないし、

内容によってはひどく難しくなってしまう。

しかし、可能な限り学習者に配慮し、できるだけ詳しく説明するのが望ましいと思う。

普段の授業では、そのように心がけている。

ところが。

詳しすぎてもダメなのだ。

ロジックが、あまりややこしすぎると拒絶反応を起こしてしまう生徒さんも多い。

その、「詳しさ」と「簡潔さ」のバランスが難しく、かつやりがいを感じるところだ。

もっといい授業を追求していきたい。


あの日に帰りたいか

2012-06-22 16:26:40 | インポート

若いころは懐かしいし、いろいろな思い出があるけれど、あの日に帰りたいか、といえばそんなこともない。

若いころには、そのころの、悩みがいろいろあった。遠ざかってしまった今、つらかったことはおぼろな記憶となり、楽しかったことばかり鮮明に思い出す。

だけど、懐古的な気持ちも度が過ぎると、今を大切にする気持ちを忘れてしまう。

年を取ろうがおっさんになろうが、じいさんになろうが、今という時を大切にしなければなあ、と思う。


絶対に無理な仕事

2012-06-21 15:46:07 | インポート

ラーメン屋だけはできないと思う。

なぜなら、自分の好きなラーメン屋はことごとくつぶれるからだ。

20歳のころからそうだった。その頃は札幌にいたが、家の近くにできた新しいラーメン屋。

味も、ボリュームもばっちりだった。いや、量はかなり過激といえるほど多かった。

それが災いしたのだろうか。3か月でつぶれた。

この町に住んで9年目。職場の近くにできたラーメン屋がおいしかった。

美味しいのになぜか客は疎ら。

3か月後につぶれた。

こんな例がたくさんある。

自分の感覚がよほど世間とずれていなければ、こんなことにはならないだろう。

ラーメンビジネスは、今、過熱していて、過酷な世界、と聞くが、

それ以上に、おいしさの基準がズレているのならそれは絶対に無理というものだ。