誰かが見ていてくれる

　期待した言葉がすぐに帰ってこなくても、おもいどおりにならなくても、
頑張っていれば、誰かが見ていてくれると思う。

　ついついせっかちになって、「頑張ったところで・・・」と思ってしまうことはしばしばだが、
1年も2年もあとになってから、その頑張りを認める人がいたことがわかったりする。

　自分の場合は、最長で30年後に現れた、ということがある。

　「遅すぎ!!」と自分でもツッコミを入れたくなるが、
遅すぎるからこそ嬉しさもひとしお、だ。

　誰も見ていないと思っても、頑張れば、それを見つめる自分のプライドがしゃんとしてくる。
背筋を伸ばして歩いていれば、誰かと目が合うことも多くなる。