抽象化は学問のもっとも肝要な部分だが、「難しい」と、入口を狭めてしまっている原因でもある。
公務員試験においても、判断推理などで、具体性の高い問題は、結構難しい問題でもなんとか正解を導く方が多い。
一方で、式を作らなければならない数的推理は苦手としている方が多い。
でも、これが苦手であっても、合格を勝ち取ることは可能だ。
考えてみれば、実務はすべて具体的なものだから当然ともいえるかもしれない。
ただ、抽象思考が得意な人材もいなければ、職場として高度な仕事はこなせなくなるだろう。
両方必要だ、ということか。