”The Young Pope” Pope Pius XIII : S1
制作 : HBO,Canal +、Sky
初放送 : Oct.2016
S1 全10話
演出:パオロ・ソレンティーノ
主な出演 :
レニー・ベラルド(教皇 ピウス13世)= ジュード・ロウ
シスター・メアリー = ダイアン・キートン
ヴォイエッロ枢機卿 = シルヴィオ・オルランド
グティエレス枢機卿 = ハビエル・カマラ
その他の登場人物としては、
レニーの父親代わりスペンサー枢機卿
レニーと共に孤児院で育った親友 デュソリオ枢機卿 等
このドラマは以前から気になっていまして観たいと思っていた所 やっとHuluで配信始まりました。
ジュード・ロウがTVドラマ初主演となり(TVドラマ初主演と聞いて意外な感じを受けたんですけど
思えばこれまでは映画ばかりでドラマの主演は無かったんですね) アメリカ人として初の教皇と
なったレニー(ピウス13世→もちろん架空の教皇です)のドラマです。
何といっても、”あの”ジュード・ロウが法衣を着ているだけで眼福モノですし、白い法衣を着る 姿
は誠に麗しく似合っているんですね。
毎回オープニングのキャストクレジット画面、ゆったり歩く教皇が画面に顔を向けウィンクをして微
笑む。 これだけでグッとくるようなチャーミングさ。 掴みはバッチリって感じです。
この作品はジュードの美しさを際立たせ、彼の為の作品であるとさえ言えるかもしれませんね。
こちらが噂の”ウィンク”が見られるOpening シーンです
↓
https://youtu.be/2btMNaFmYZk
いや、外見ばかりを称賛してはいけません。 この作品の評価が高いのは彼の演技力によるも
のだとも言われています。
そして、ジュード・ロウと言えば・・・
この数年ずっと髪の毛が心配でいっそのこと剃っちゃえば良いのに(暴言&無責任)等と話し合ってい
たのですが(いや、剃ってしまえばそれはそれで又カッコ良いんじゃないかと思うんですがね)、この
作品を見た途端ビックリ! 何と前髪が増えてる! アレですか?
いや~、何だかんだと言ってもこの美しさですもん。どうだって良いじゃん・・・になりますよ。
そして、お久しぶりのダイアン・キートン。 71歳だそうですよ。 良い味だしてます。
映像や衣装、セットも兎に角素晴らしく美しく豪華。
ベールに包まれるヴァチカン宮殿内で繰り広げられる教皇、枢機卿達の行動、権力争い、陰謀、入り
乱れる策謀等が生々しく描かれていてその点も興味深いです。
全10エピソードは、
E1 教皇誕生
E2 運命のバルコニー
E3 コンクラーベの真実
E4 マリアの誘惑
E5 バチカン革命
E6 悪魔との対話
E7 情事の代償
E8 灼熱の祈り
E9 別れの時
E10 神のもとへ
(※ 原版に各エピソードタイトルは無く日本だけのもので、Hulu配信時のタイトルです)
タイトル名を見るだけで何となくストーリーが想像出来てしまいます。
ところで この作品で気付いたのですが、”Pope” の日本語表記。
レニーの称号を字幕では”教皇”としているのですが、これまでは一般的には”法王”と称されて
いた筈なのに・・・と思いチョット確認してみました。
カトリック中央審議会のページで説明されています。
↓
「ローマ法王」と「ローマ教皇」どちらが正しい?
又、このドラマは英語、イタリア語、ラテン語が飛び交います。
ジュードはアメリカ人の役なので、アメリカンアクセントで話していますが、あまり大袈裟な訛り
でなく殆ど気になりませんね。 それとイタリア語もとてもスムーズで違和感ないです(って、
イタリア語良く分かりませんが・・・)。
そんな点からも 字幕版で観たい作品だと思います。
少し脇へそれますが、この作品の中で何度か映し出される絵画 ”The Beard Woman”が不思議な
雰囲気で記憶に残ってしまいます。
この絵画は7世紀ナポリはの巨匠フセペ・デ・リベーラによる『毛の生えた女』と題される作品で、
37歳から髭が生え始めたという実在したナポリの女性 マリア・ベントゥーラの52歳頃のの肖像画で、
傍らには寄り添う夫、その腕に末子を抱き授乳している。
不思議な雰囲気で戸惑いを感じる一方強く惹かれる作品です。
先ず、取りあえず感じた事をあれこれ書き出しましたが、次に内容概略を少し書こうと思います。
その前に、予告編をご紹介しておきます。
Official trailerはこちらです
↓
https://youtu.be/6we2blItR4s
→ 『ヤング・ポープ 美しき異端児』 S1: E1~E5 (2)
制作 : HBO,Canal +、Sky
初放送 : Oct.2016
S1 全10話
演出:パオロ・ソレンティーノ
主な出演 :
レニー・ベラルド(教皇 ピウス13世)= ジュード・ロウ
シスター・メアリー = ダイアン・キートン
ヴォイエッロ枢機卿 = シルヴィオ・オルランド
グティエレス枢機卿 = ハビエル・カマラ
その他の登場人物としては、
レニーの父親代わりスペンサー枢機卿
レニーと共に孤児院で育った親友 デュソリオ枢機卿 等
このドラマは以前から気になっていまして観たいと思っていた所 やっとHuluで配信始まりました。
ジュード・ロウがTVドラマ初主演となり(TVドラマ初主演と聞いて意外な感じを受けたんですけど
思えばこれまでは映画ばかりでドラマの主演は無かったんですね) アメリカ人として初の教皇と
なったレニー(ピウス13世→もちろん架空の教皇です)のドラマです。
何といっても、”あの”ジュード・ロウが法衣を着ているだけで眼福モノですし、白い法衣を着る 姿
は誠に麗しく似合っているんですね。
毎回オープニングのキャストクレジット画面、ゆったり歩く教皇が画面に顔を向けウィンクをして微
笑む。 これだけでグッとくるようなチャーミングさ。 掴みはバッチリって感じです。
この作品はジュードの美しさを際立たせ、彼の為の作品であるとさえ言えるかもしれませんね。
こちらが噂の”ウィンク”が見られるOpening シーンです
↓
https://youtu.be/2btMNaFmYZk
いや、外見ばかりを称賛してはいけません。 この作品の評価が高いのは彼の演技力によるも
のだとも言われています。
そして、ジュード・ロウと言えば・・・
この数年ずっと髪の毛が心配でいっそのこと剃っちゃえば良いのに(暴言&無責任)等と話し合ってい
たのですが(いや、剃ってしまえばそれはそれで又カッコ良いんじゃないかと思うんですがね)、この
作品を見た途端ビックリ! 何と前髪が増えてる! アレですか?
いや~、何だかんだと言ってもこの美しさですもん。どうだって良いじゃん・・・になりますよ。
そして、お久しぶりのダイアン・キートン。 71歳だそうですよ。 良い味だしてます。
映像や衣装、セットも兎に角素晴らしく美しく豪華。
ベールに包まれるヴァチカン宮殿内で繰り広げられる教皇、枢機卿達の行動、権力争い、陰謀、入り
乱れる策謀等が生々しく描かれていてその点も興味深いです。
全10エピソードは、
E1 教皇誕生
E2 運命のバルコニー
E3 コンクラーベの真実
E4 マリアの誘惑
E5 バチカン革命
E6 悪魔との対話
E7 情事の代償
E8 灼熱の祈り
E9 別れの時
E10 神のもとへ
(※ 原版に各エピソードタイトルは無く日本だけのもので、Hulu配信時のタイトルです)
タイトル名を見るだけで何となくストーリーが想像出来てしまいます。
ところで この作品で気付いたのですが、”Pope” の日本語表記。
レニーの称号を字幕では”教皇”としているのですが、これまでは一般的には”法王”と称されて
いた筈なのに・・・と思いチョット確認してみました。
カトリック中央審議会のページで説明されています。
↓
「ローマ法王」と「ローマ教皇」どちらが正しい?
又、このドラマは英語、イタリア語、ラテン語が飛び交います。
ジュードはアメリカ人の役なので、アメリカンアクセントで話していますが、あまり大袈裟な訛り
でなく殆ど気になりませんね。 それとイタリア語もとてもスムーズで違和感ないです(って、
イタリア語良く分かりませんが・・・)。
そんな点からも 字幕版で観たい作品だと思います。
少し脇へそれますが、この作品の中で何度か映し出される絵画 ”The Beard Woman”が不思議な
雰囲気で記憶に残ってしまいます。
この絵画は7世紀ナポリはの巨匠フセペ・デ・リベーラによる『毛の生えた女』と題される作品で、
37歳から髭が生え始めたという実在したナポリの女性 マリア・ベントゥーラの52歳頃のの肖像画で、
傍らには寄り添う夫、その腕に末子を抱き授乳している。
不思議な雰囲気で戸惑いを感じる一方強く惹かれる作品です。
先ず、取りあえず感じた事をあれこれ書き出しましたが、次に内容概略を少し書こうと思います。
その前に、予告編をご紹介しておきます。
Official trailerはこちらです
↓
https://youtu.be/6we2blItR4s
→ 『ヤング・ポープ 美しき異端児』 S1: E1~E5 (2)
小説のネタにしたときに、ヴァティカンのことずいぶん調べたんだけど、わからないことが多くてごまかしてばっかりだったんですよ。
ローマに行くと教会関係の品物、一般人がお土産に買うロザリオとかじゃなくて、あの聖衣とか聖水入れとか、その道のプロが使うものを売ってるお店があって、舐めるようにウィンドウにへばりついて、我ながらすごく怪しい人でした。
それにしてもジュード・ロウの教皇とは、キャスティングがまたなんとも。ディスクは売られるかしら。高くても出たら買ってしまいそうです。
ご覧頂き有難うございます。
ですよね、多分先生が興味をお持ちになりそうなドラマだと思います。
イタリアはご著書のターゲット(って言うのかな?)だったですものね。 昔(あ、言っちゃった)読ま
せて頂きましたよ。 多分現地に足を運ばれたのだろうと推察しておりました。
ワタクシもこの作品の話を聞いて以来楽しみにしておりまして、何と言ってもジュード・ローの
教皇は意外性もあり、非常に興味もありました。 美しいです。
ストーリーは・・・評価が難しいかも知れませんが、先生にも是非ご覧頂き感想を伺いたいところ
です。
因みに、DVDは角川が発売元で来月発売予定になっている様ですよ。(日本語字幕も入ってい
ると思います) 10話分ですからお値段はチョット高いようですけど。