The Game is Afoot

ミステリ関連を中心に 海外ドラマ、映画、小説等々思いつくまま書いています。

翻訳刊行待ちの海外ミステリ : 2024年(4)

2024-01-30 | ブックレヴュー&情報
・・・・その(4)です。

★ 刊行日、邦題も発表されていないので 今回も引き続き原作タイトルのままでご紹介します。

※ 『How to Solve Your Own Murder』クリスティン・ベリン


【内容概略】
≪ミステリ作家の卵であるアニーは、大叔母からキャッスルノール村の屋敷に招かれた。
大叔母は17歳のときに占い師から告げられた「いつかおまえは殺される」という予言を信じ続けて
おり、大邸宅に住む奇妙な老婦人として知られている。アニーが屋敷を訪れると、書斎で大叔母が
死んでいた。両手には血の痕があり、床には茎の長い白薔薇が落ちていた。かつての予言通りに殺
害されてしまった大叔母が、予言が的中したときのために約60年をかけて集めた村人たちの調査記
録をもとに、アニーは犯人探しに挑む。新鋭が贈る犯人当てミステリの大傑作! ≫

初めての作家作品ですが、内容紹介に釣られます・・・・。

※ 『CUCCIOLI』マオウリッツイオ・デ・ジョバンニ

”P分署捜査班 子犬”

【内容概略】
≪ピッツォファルコーネ署近くのゴミ箱に遺棄された赤ん坊を発見したのは、内なる暴力衝動をお
さえられないロマーノ巡査長だった。病院に運ばれた赤ん坊はなんとか一命をとりとめ、捜査班の
面々は母親を見つけようと動き出す。ところが、副署長のピザネッリが発見した手がかりから捜査
は意外な方向へ。時を同じくして、市中のペットや野良犬が何物かに連れ去られる事件が立て続け
に起きていて……。≫

”21世紀の87分署” と言われたこのシリーズも 『集結』、『誘拐』、『寒波』に続き4作目とな
りました。

お気に入りのシリーズです。
これも楽しみ!

※ 『The Turnglass』ガレス・ルヴィン


【内容概略】
≪一八八〇年代のイギリス。従兄弟のオリバーに招かれ、砂時計館を訪れた医師シメオンは、館で
奇妙な女性と出会う。彼女の秘密はオリバーの手記に隠されているというが……。
一方、一九三〇年代のカリフォルニア。作家オリバーが砂時計邸で殺された。親友のケンは、事件
の捜査のため、彼が書いていた医師シメオンが主人公の物語を読み始めるが……。
過去と現在の物語が交差する本書は、一冊の本にふたつの小説が造本されていて、表と裏のどちら
からも読むことができます。それぞれが互いの伏線となり、解決篇となる、至高のミステリ体験を
ぜひ! ≫

★ 刊行後すぐイギリスの読書界に衝撃を与えたミステリ、登場!

大変魅力的なキャッチコピーが出ている作品です。
これは是非読んでみなければ・・・・。





(source : 東京創元社、早川書房 & etc.)







・・・・・・to be continued(まだ続きます)