The Game is Afoot

ミステリ関連を中心に 海外ドラマ、映画、小説等々思いつくまま書いています。

BBC『無実はさいなむ』アガサ・クリスティー原作:12月日本初放送

2018-10-18 | アガサ・クリスティ
“Ordeal by Inocence”

BBC One 2018 Apr.BBC One にて初放送
3 episodes

BBC One製作のアガサ・クリスティー原作の「無実はさいなむ」がAXNミステリーにて12月
24日(月)
に日本初放送となるそうです(字幕版の様です←一安心)

本作は、2015年に「そして誰もいなくなった」 ”And There Were None", 2016年「検察側の証
人」に続きサラ・フェルプスが脚本を担当。 2017年年末にオン・エア予定であったが、出演
者の1人のスキャンダルが原因で配役を替え再撮影となり、放送日が2018年4月に延期された
もの。

キャストは、
監督:サンドラ・ゴールドパッカー
脚本:サラ・フェルプス
原作:アガサ・クリスティー


出演:
ビル・ナイ
アナ・チャンセラー
エレノア・トムリンソン
クリスチャン・クック
アンソニー・ボイル
モーヴェン・クリスティー
アリス・イブ
マシュー・グード
エレノア・トムリンソン
エラ・パーネル


レオ・アーガイルを演じるビル・ナイは「パイレーツ・オブ・カリビアン」、「ラブ・アクチュア
リー」等多くの作品に出演してる経験豊かな俳優さん。
アナ・チャンセラーは、「ダウントン・アビー」、「ニュー・ブラッド」等
マシュー・グードは、「イミテーション・ゲーム」、「ダウントン・アビー」、「高慢と偏見そし
て殺人」等。そして2018年9月に放送開始された”Discovery of Witches”ではバンパイアを演じて
いるんです。このドラマ興味があって観たいな~と思っていたのですが日本での放送はどうなり
ますか・・・・。


原作は1958年に発表された「無実はさいなむ」、1984年にはドナルド・サザーランド主演で映画化
(『ドーバー海峡殺人事件』←この邦題も何だか・・・)。

この作品の概要は :
時は1954年のクリスマスイヴ。資産家レイチェル・アーガイルが何者かに殺害された。現場に残さ
れた指紋から、彼女の養子の一人ジャックが逮捕される。彼女と夫の間には5人の養子がい
た。ジャックは無実を訴え続けるが、獄中死してしまう...。そして事件から18か月後、アーサー・
カルガリー博士と名乗る男が現れ、ジャックのアリバイを証明できる話す。ジャックは本当に無実
なのか? 彼でなければ、レイチェルを殺したのはいったい誰なのか・・・.。・・・
(海外ドラマNAVIより)

既に放送されていた「そして誰もいなくなった」、「検察側の証人」共に原作とは異なる解釈で描か
れていたので、今回の「無実はさいなむ」も同様の描き方がされているのではないかと予想してしま
うのですが・・・。

過去に何度も良い訳をしていますが、アガサ・クリスティーの作品は大昔学生時代に読んだので細部
は全て霧の中。
なので、前の2作品も放送前に原作を読み直しました。
今回も放送迄に大分時間がありますので原作を再読する時間はたっぷりありますよ。

原作本は、
『無実はさいなむ』ハヤカワ文庫(クリスティー文庫)2004/7/1

アガサ・クリスティー(著)、小笠原 豊樹(翻訳)

又、AXNミステリーではこのドラマの放送に合わせて 「そして誰もいなくなった」、「検察側の証人」
の再放送及び他クリスティー作品の再放送も予定している様です。
詳しい日程は後日ご案内出来れば・・・と思っています。

尚、過去に放送になった2作品に関してはザッと書きましたので、拙記事をよろしければどーぞ。

☆ 「検察側の証人」
☆ 「そして誰もいなくなった」