みみこのneko的生活

スノーボードとねことともに・・・がんと向き合って生きる

2005.8末 転院

2006-03-06 21:48:15 | 副腎腫瘍 発見!

検査結果を聞く前の晩、自宅にHさんが私のことを心配して電話をかけてきてくださった。Hさんは先輩として尊敬もしているし、大好きな人だ。

内容は病院についてだった。現在の病院にかかるべきか、セカンドオピニオンを受けるべきか。夫にも他のもっと大きな病院の方がいいんじゃないのかと言われたことがあったが、私は自宅からも近く、医師のことも信頼していたので、ここでお世話になろうとほぼ決めていた。が、私もHさんのアドバイスを聞いて、一晩考えることにした。Hさんの言葉はとてもありがたくて、涙が出た。

翌日、夫と共に病院へ。

腫瘍は右副腎についており6cmはあること、副腎腫瘍自体少ないけれどそのなかでもがんであることは少ないこと、手術でとるべきであること、腹腔鏡手術でしたいがぎりぎりの大きさであること、腹腔鏡であれば体への負担も少なく1週間ほどで退院も可能であること、性ホルモンの過剰分泌が考えられること、がんか否かはとってみないとわからないが副腎腫瘍の病理は難しいことなどの説明があった。

説明は丁寧で、医師に対して安心感がもてた。しかし、心苦しくもあったのだが、思い切ってセカンドオピニオンを受けたいことを話した。設備や看護体制などの不安がぬぐえなかったのだ。

医師は紹介先として大学病院を考えていたようだが、もう一人の医師のアドバイスで別の総合病院を紹介される。私のように性ホルモンの過剰分泌というタイプの副腎腫瘍は珍しいため、大学病院だと検査が長引くのではないかという懸念があったのだろう。私はとにかく早く手術をして、職場に戻ることを強く望んでいたから、ありがたくそのようにさせていただいた。

それは、正解だったと思うし、今も紹介してくれたこの二人の医師にはとても感謝している。できれば、主治医はこのお二人で、病院は今の病院っていうのがよかったなあなんて、時々思うことがあったけど・・・。あっ、嘘です。H先生(現在の主治医)ごめんなさい。H先生も好きですから!


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