人間ドック翌日、紹介状を持って、地元の総合病院へ。とても明るくて親切丁寧な先生で、病気について詳しく説明してくれる。
副腎腫瘍の種類や症状などを詳しく話してくださったが、そのなかの「性ホルモンを分泌するタイプはめったにないけど、がんである可能性が高い」との話が心にひっかかる。どうも私のタイプは性ホルモンタイプのように思われたからだ。血圧、血糖値などは正常。ただ一つ、ここ何年も体毛の濃さは気になっていたのだ。医師には生理が止まったりはしていないからそれはないかもと言われていたけど、でも、この言葉を忘れることはずっとできなかった。
が、まずはCT検査の予約をして、その後検査入院をすることが決まる。
両親には人間ドックの数日後に思い切って話した。「早く見つかってよかったね。なんで人間ドック受けたの?えらいね。」との反応。見かけ上は動揺がないようで、ほっと一安心。しかし、内心はびっくりもしただろうし、心配だったことだろう。私もなにより両親に話すことが一番つらいことだった。
CT検査の時、夫がついてきてくれた。だんだんと病気の実感が湧いて、弱気になってきた頃だった。
5日間の検査入院。
レントゲン、心電図、24時間蓄尿、早朝の採血、深夜の採血を行う。ホルモンはいつも一定量出ているわけではないので、尿は24時間ためないとならないし、採血も早朝や深夜に行うのだ。尿は一日ためるなんて初めてだったから、一日でこんなにおしっこしてるんだとか感心したりしていた。夜は大丈夫だったけど、朝、看護師さんに起こされていきなり見るのが注射の針なのはこわかった!
私にとって何より大事な食事は、煮物とか魚とか年配向けの献立ばかりだったけど、味はおいしかった!満足。
夫も毎日お見舞いに来てくれて、感謝でいっぱいだった。
ちなみに、職場にはお見舞いは断っていた。検査入院だったってこともあるけど、パジャマでだらだらしている姿を見られたくなかった。しかし、職場にはただただ申し訳ない気持ちでいっぱいだった。私の受け持つ仕事はみんなにかかってくるから・・・。でも、心配し、温かく私を見守ってくれた職場の皆さんにも感謝、感謝だった。
しかし、病気のショックはあったけど、検査入院の気楽さもあり、久々に本を読んだりしてのんびり穏やかに過ごしていた。考えてみたら、働いてからこんなにただただのんびりするの初めてかも・・・、よし!どうせなら満喫しようと思えてきたのであった。
最近の健康診断(やっぱりエコー)で、副腎腫瘍が見つかりました。
今日、再検査して5センチだと確認され、
手術の方向で話がまとまっています。
こっちは、切ってから詳しく検査するようなので、
まだ癌かどうかはわかりません。
腫瘍が確認されてから、みみこさんのブログは参考にさせてもらっていますし、
元気も頂いてます。
ありがとうございます。
そして・・・お身体大切にしてくださいね。
コメントしてくださって、ありがとうございます。
副腎腫瘍とわかり、きっとびっくりされたことでしょう。
私もそうでした。
4cm以上だと手術と判断されることが多いようですね。
腹腔鏡手術になるのかな。開腹手術になるのかな。
でも、どちらにしても、手術、大丈夫ですよ。
不安だと思いますが、心配なことはいろいろお医者さんに聞いて、臨んでくださいね。
北海道から応援しています!
私は術前に検査をいろいろしましたが、悪性か良性かの判断は術後の病理検査ででした。
悪性は本当に稀なので、良性である確率がかなり高いと思います。
とはいえ、やはり悪性だったら・・・と不安かと思います。
良性であること祈ってます。
タイで暮らしていらっしゃるんですね。
行ったことないですが、食べ物もおいしいし、きっとまったりしたいいところなんでしょうね。行ってみたい!
どうぞ体調を整えて、手術にのぞんでくださいね。
またぜひ覗きに来てください。お待ちしています!