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ヌーおぢさんは投稿する

ネタが尽きるまでで始まり、現在に間延びしている・・・

児島湾締切堤防:岡山

2011-11-10 04:00:00 | レジャー/イベント
児島湾は、昔は浅瀬で多くの島々が浮かぶ「吉備の穴海」と呼ばれていたと。

長い年月での土砂堆積で陸地になりつつあり、室町・安土桃山時代に干拓が始まる。

明治時代以降は大規模な新田開発の干拓が。

すると、陸地との高低差がほとんどないので水不足、塩害、浸水などの問題が深刻化。

解決策として湾内に流入する笹ヶ瀬川や倉敷川等の河口域を、淡水湖とすることに。

堤防を造ることで、湾奥は締め切って造られた人工湖へと変身した。



昭和25年着工、昭和31年に完成。

児島湾締切堤防(こじまわんしめきりていぼう)と呼ばれる。

締切堤防の総延長は1,558mで、国から委託を受けて岡山県が維持管理を。



水不足、塩害、浸水対策はできたものの、春先から夏場にかけては湖一帯で悪臭の発生が。

湖沼水質保全特別措置法指定湖沼というカテゴリーに。要はキタネぇ~ということである。




岡山市と玉野市を結ぶ、児島湾大橋が遠く望める。



一般道路としても供用されており、路線バスを除く大型車両の通行は禁止。

開通後の十数年間は有料だったらしい。


歩道橋からの眺めは気持ちよい。

交通の動脈となっているので交通量は非常に凄く、生活道となっている。




1956年(昭和31年)に工事中の児島湖を昭和天皇、香淳皇后両陛下が視察、御製を寄せる。

『海原をせきし堤にたちて見れば しほならぬうみにかはりつつあり』


で、完成記念として天皇陛下の御製の碑が。結構デカくて高さは約7mあるらしい。

ここは、堤防の西側で夕日の広場と呼ばれる。

碑の表は東側に向いており、朝日に照らされるようになっている。




門のある中央部は駐車場があり、数人が休憩、釣りを楽しんでいた。

ここは東側であることから、朝日の広場と命名されている。きっと綺麗なんだろう。



再整備が行われて、2005年に終了。

1990年代まで使われた「樋」の巻上げ機の滑車と鎖をモニュメントとして設置してある。




流石に規模のでかい堤防だと関心するばかり。

干拓資料館も見たかったが、時間の関係でパスを。

マイントピア別子の周辺

2011-11-09 21:00:00 | レジャー/イベント
周辺は急峻な山々の谷となっているところに開けている。

よって、川は水量は普段は少ないのだろうが急流となるようで、巨石がゴロゴロだ。

川底がえぐられて岩盤が剥き出しとなっている。

見事な景観を醸し出している。




本館の向う岸である県道沿いにはレンガ造りの発電所がある。

時代を髣髴とさせる造り。



同じレンガでも、鉱山の排水路としても使われている。

鉱山廃水は酸性の毒水となって排出される。環境汚染防止のために使用されたようである。

そのようなのも残っている。




ところで、マイントピア別子から山の中へ車で数分行くと、このようなループ橋が。

走り難い県道の一部を中々の綺麗な橋で通している新しい道。

この先には東洋のマチュピチュと呼ばれる東平(とうなる)がある。

銅山採鉱により、家族共々に生活できる山間の町としての機能が整っていた。

メディアに取り上げられ、観光会社がツアーを企画するなど人気を集めている。

マイントピア別子:新居浜市

2011-11-07 04:00:00 | レジャー/イベント
新居浜は元禄時代に採銅開坑され、当時としては世界一の産銅量を誇っていた。

泉屋(現 住友グループ)が採掘権を一手に引き受けて工業地として今日の隆盛を興した。

1973年に約280年に及ぶ歴史に幕を閉じた別子銅山を記念して、この観光施設が出来た。


川に架かる橋が目印となる。



命名は、マイン(鉱山)・ユートピア(理想郷)の合成語としているとのこと。




建物はレンガ造りで如何にも鉱山という関連性を漂わせている。

館内は観光案内、土産、歴史紹介などの展示や施設がある。

無料案内ボランティアも待機していた。


ちなみに、金鉱床での採掘採算ラインは3~4g/トンとのこと。


建物前に「仲持(なかもち)」という物資を運ぶ荷役の銅像がある。

明治時代に道を広げて牛車が通るまでは、一人が40kg前後を背負っていたという。




近代採掘では当然だが機械堀りが主流に。展示されているが雨さらし(悲)



何故かミゼットを展示。懐かしい。




銅精錬の煤煙対策として、来島海峡近くの四阪島に精錬所を建設。

長崎の石炭採掘として知られる海上島「軍艦島」に似た雰囲気が見た目に広がっている。




砂金探し体験や、銅坑見学もできるなど色々と楽しめる施設となっている。

愛媛県総合科学博物館

2011-11-01 20:00:00 | レジャー/イベント
四国の松山自動車道「いよ西条IC」近くに愛媛県総合科学博物館が。

科学の総合博物館なので色々と楽しめる。


国道11号線から県道を行くが、案内標識もあって道路も良い。


建物が特徴的で、円錐状の建物が大きなホール。館内は螺旋階段を設置している。






4Fから下階へと観て回ることとなる。


宇宙や宇宙科学、地球や生命、自然環境などの展示は豊富だ。












3Fは科学技術のおもしろ体験や実験が色々と体験でき、大人でも楽しめる内容。


愛媛の基幹産業や伝統産業も展示。 科学実験(サイエンスショー)も実施。





電子顕微鏡の古いモデルだが、簡易操作スイッチがヨックモックの空き缶を使用(苦笑)




プラネタリウムもあり、複数のプログラムを設定している。

別途、有料となっている(高校生以上500円   小中学生・65歳以上250円 )。

久々にプラネタリウムを観賞した。



歴代の投影機器(プロジェクター)も展示。現在のは最新鋭だと自慢していた(笑)。




本館前の芝生に「文明開化」という石碑が。現代ではちょいと笑える文言であった。

駐車場は大きくて階層式で無料。自動車道を跨ぐ橋を渡れば本館となる。





愛媛県総合科学博物館のHPはこちら

〒792-0060 愛媛県新居浜市大生院2133-2

TEL:0897-40-4100(代表)   FAX:0897-40-4101

周防大島文化交流センター

2011-10-30 04:00:00 | レジャー/イベント
周防大島は農林業が盛んなところ。

が、民俗学者・宮本常一、作詞家・星野哲郎など文化識者を多く輩出。

文化にも力を入れている場所で、ハワイとの年姉妹校流も盛ん。


周防大島文化交流センターは、地元の文化に関する情報発信源施設。




漁業の島らしく、「かむろ(家室)針」がオリジナルとして盛況を誇っていたのを知る。

橋で大島から家室島へ行ける。ここは随分と釣りで世話になっている。

そういえば、最近は釣りに行っていない。。。




島の歴史民族資料も展示。



機織も盛んだったようだ。




民俗学者・宮本常一は写真撮影という手法をメインに全国の歴史民族調査を。

その膨大な写真と文書資料は日本の原風景を湧出している。





大島出身の宮大工が四国に出稼ぎで神社仏閣を多数建立。

その技術の高さから「長州大工」と。その継ぎ手技術に関する木材模型や様子を展示。

民家も建築しており、大工職人の島だったんだと感心させられる。

近年、明らかでなかった「長州大工」の実態が少しづつ調査されている。

その足跡が色々と残っているとのこと。


他に、植物の若芽が伸びる元の細胞部分である成長点を発見した展示も。

私が子供だった頃にこの話を聞いた記憶がある。大島出身の人だったのである。




色々と驚きと知見を得させて貰ったのである。

センターは他に図書館も併設している。


資料エリアのみ有料で、大人300円・小中学生150円(島内の子供は無料)。

金甲山:岡山・玉野市

2011-10-29 04:00:00 | レジャー/イベント
岡山市の南にある玉野市の金甲山(きんこうざん:標高403.4m)は眺めが良く、車で行ける。


児島湾大橋近くの飽浦・梶岡(山越えとなる)間の県道399号線を。

217号線と併せて生活道のようで交通量が多い。カーブが多いが割合と走りやすい。

県道399・217号線の分岐を金甲山へ向けて右に入って行く。道は少し悪くなるが走りやすい。



岡山市内方面を望む




山頂直下に駐車場があり、東方面が開けていてここからの眺めは良い。

山頂展望台もあって歩いて2・3分(坂道)で行け、数台分の駐車スペースも。




展望台では360℃とまではいかないが、暫しグルリの風景、眺望を。

NHKやFM放送の電波塔が目に飛び込む。ここら辺では一番高いところ。







金甲山は神々の降臨場所として神聖な地とされてきていたようだ。

「神籬(ひもろぎ)」「神籠石(こうごいし)」「いわさか」といわれる祭祀遺跡だそうだ。

児島霊山第一の場所として祭られていた。

展望台には祠があり、自然石を拝み岩とした原始信仰の名残が見受けられる。




瀬戸内の多島美が望める




奈良時代に、ここから西へ約十数kmにある由加山(ゆがさん:喩伽山)に鬼がいた。

坂上田村麻呂(さかのうえのたむらまろ)将軍が鬼退治の戦勝祈願を。

金のかぶと(甲)を埋めたことからという伝承によるというのが、山名の由来だそうだ。



近くには二等三角点の標石もある。




兎も角も、パノラマを楽しめる良い場所の一つといえる。

しまなみ海道・瀬戸田PAで月を見る

2011-10-28 04:00:00 | レジャー/イベント
10月上旬、しまなみ海道上りの瀬戸田PAで夕方に。

天候も良好で沈む夕日、夕焼けが綺麗でこの時期ならではの光景だった。



陽が落ちて夕闇が迫ってくると西の方角には月が。

休日ということも在って人出が多く、賑やかな月見風景だった。




久々にサンセット・ムーンライズの光景をジックリと。

空を見上げる行為というのが少なくなったなと、改めて感じたのであった。

三徳山・三仏寺の投入堂

2011-10-27 04:00:00 | レジャー/イベント
鳥取県の三朝温泉から県道21号を東へ車で15分くらいの場所。

三徳山 三仏(佛)寺(みとくさん さんぶつじ)が。

三仏寺創建は西暦700年代初頭で、歴史ある場所となっている。


参道近くには駐車場も。



ここは寺院が幾つか在り、さらに奥の院と呼ばれる断崖絶壁に堂があることで知られる。

堂は「投入堂(なげいれどう)」という。



寺院が並ぶ参道は普通に歩いて行けるが、奥の院「投入堂」は荒れた登山道に。

案内では投入堂まで90分程度で、近郊登山の装備くらいは必要で社務所への届出制とのこと。

気軽に見に行けないようになっている。




県道先に拝観所(県道脇)があるのでそこで。


望遠鏡と双眼鏡を設置。

が、双眼鏡が壊れて単眼鏡に・・・視野の狭い固定望遠鏡で望む。


赤丸位置にお堂が・・・・(ちいちゃい



手持ちデジカメのズームをMAXにすると画像荒れが。回避としてこのあたりのズームまで。

画像中央がお堂。

断崖絶壁の岩の窪地にお堂が建てられている。


だから、場所が「遥拝所(ようはいしょ?)」となっている。






修験道開祖・役小角(えんのおづぬ)が法力で平地より投げ入れたという伝承が。

投入堂本尊像に納められていた文書に1168年という記述があるとのこと。

これ以前に創建されたことがうかがえるらしい。



お堂の建設の意義・経緯については色々と想像は出来る。

通常では驚きと捉えられるその姿に敬意を。




拝観所近くに駐車場があり、付近は山間の風景が広がる。





ふと、駐車場から山を見上げると何か動く気配が。(赤丸部分)



ロッククライミングをする3人が見えた。(画像は2人しか写っていないが)


えェもんを見させてもらったと、ほくそ笑む私であった。





拝観所では個人・団体客が入り乱れていた。

その中で「・・スミダ」「・・ニダ」などと声が。

日韓の感嘆合奏がお堂に向かって響いていた。

尾道駅前と坂道

2011-10-26 04:00:00 | レジャー/イベント
尾道は目前に向島を挟んで尾道水道、裏手は住居が山肌に吸い付くように延びる町。


坂道のオンパレードである。

階段は上部まで綺麗にされており、千光寺や古寺巡りができる。

階段左右の住宅に生活感を感じるが、空家となったところも少なくない。

最近、空家再生を行っている場所もあるようだ。




JR尾道駅も大きいとはいえないが、商業・住宅ビルが並び活気がある。



駅裏手の小山に見える城風のホテルが面白い。



しまなみ交流センターがドンとあるが、使い勝手はどうなのだろうか。




駅前は広場が広がり、左右に昔の町並みが残る。所謂、昔の風情を残す風光明媚な場所。







駅横に小奇麗な公園があり、ここで暫し風景を眺める。




駅前の海岸通りは交通量も多く広場もあって人出は多い。夕方でも散歩や観光客が散策。

町の中心部というのが分かる。

遠く、尾道大橋も見えて景色は良い。






この日、尾道で宿を取っていた。近くても、宿を楽しむという考えなのである。

おかげで、夜の尾道の景色も堪能できた。

岡山県立博物館と後楽園

2011-10-25 04:00:00 | レジャー/イベント
岡山県立博物館は日本3大庭園の一つである後楽園のエリアにある。



9月中旬だった。常設展示の他に文化庁所蔵品を購入した特別展示が行われていた。

仏像・武具・壷・絵画など、日本の和についてを入手。

量も多く、見応えがあった。

常設展示も


現在は「法然上人と岡山」というのを。

特別展示なので入館料は通常の倍以上となっている。





後楽園園内入り口を博物館から望める。

人出も多く賑やかであった。流石、名所だ(未入園なのに偉そうにのたまう・・


通路は芝生や木々が植えられており、余裕の景観を施している。

駐車場は園壁の周囲(川沿い)に置くのだが、停めるの10分程度要した。

季節によっては凄いのだろうと予想に固くない。

県外ナンバーも多い。流石に有名処である。




岡山県立博物館

入館料:250円(大人)・65歳以上は120円・高校生以下は無料

特別展示により入館料は変わるので要問い合わせ。

赤和瀬渓谷

2011-10-24 04:00:00 | レジャー/イベント
岡山県の上斎原に赤和瀬渓谷という小さな渓谷がある。

鳥取県の県境付近を流れる赤和瀬川にある。



ここはウラン採掘で知られている人形峠という場所に近い。

国道179号線から町道を行くのでクネクネした道を行くことになる。

車を停めて眺める人はいない。

仕方ない。地方の小さな名所というマイナーな感じなので・・・


季節的(10月中旬)に紅葉は早かったが少し色付き始めていた。



ここは、高清水高原・恩原高原の入り口となる場所。


この後、岩井の滝という名所に行く。

江波山気象館

2011-10-21 04:00:00 | レジャー/イベント
江波山には気象館と公園があり、公園は市民の憩いの場となっている。

気象館に寄った。小学生のとき以来の来館。

その時のことは殆んど覚えていないが、物珍しさで目を見張ったという記憶があるだけ。

嫁さんは初めであった。



ローカルな場所にもかかわらず入館者は意外といっては何だが、多い。

館内は静かな感じがあり、子供向けのコーナーも多い。

ミラーを使ったマジックコーナー、突風体験、放電現象実験など楽しめる。

子供たちが色々と楽しんでいた。





気象に関する情報コーナーもあり、気象の歴史が見学できる。

戦前より気象観測を続けているが、その歴史も紹介している。





ところで、広島は被爆した直後に枕崎台風直撃を受けて二重の被災を。

被爆がクローズアップされ意外と知られていないが、受難の年となっている。




建物内部は改修されているはいえ、昭和の建物の雰囲気が十二分に残っている。




被爆前は広島地方気象台として気象業務を広い範囲で担っていた。

現在は広島市江波山気象館として一地域の気象を担っている。



屋上からの市内の眺めは良い。


皿山公園方面を。



市内中央部を。




屋上には光ファイバーを使って屋内に集光している装置が。エコである。




原爆中心地より3.7kmの位置にあり、被爆した建物も裏手に現存する建物。

建物の窓枠は当時の金属枠で、建物内から見れる。

最近は被爆建物が減少する中で貴重なものと言える。



子供の頃からより時を置いてやって来たが、小さいながらも目を見晴らせるものがあった。






広島市江波山気象館

〒730-0835 広島県広島市中区江波南1-40-1

TEL082-231-0177 FAX082-234-1013

大人100円・小人50円(小学生~高校生)・幼児は無料




ちなみに、ここのメルマガ「お天気かわら版」を10年前より登録している。

(だから何なんだ・・・

船佐内山逆断層:天然記念物

2011-10-20 04:00:00 | レジャー/イベント
安芸高田市の高宮町にある。

手持ちの道路地図に載っていたので、もの珍しさで寄った。



高宮支所への県道を北に行くと国道433号線となる。

更に北上すること約1.5km行くと右手に町道の脇道が。

それを数百m行くと三叉路、その左手に居座っている。



周囲は農地で、おばあさんが道路付近の雑草取りを行っていた。

軽く会釈をして断層といわれるのを見学。



逆断層といえば岩が露出した場所がわかりやすいが、堆積土砂ではよう分からん・・・

傾斜しているのがそうなのか?





この逆断層の説明でも読んでおくれ。


要は、中国山地が隆起することで覆い被さった瀬戸内側が陥没した、

という大きな地殻変動の一端を示すものであるというこのようだ。

ここ安芸高田市は瀬戸内側と中国山地の地殻の境目ということか?


疎いのでよう分からんが。。。