juntarouじいじの日々是好日

保谷障害者福祉センターの卒業記念に「じいじにも出来るよ」と言われて始めたブログ、早いもので、もう19年目に入りました。

モーツアルトの」「魔笛」

2018年10月07日 | 音楽・オペラ・美術


今日は30度越でとても暑かったようですね。私は朝から夕方まで冷房の効いたセンターにいたので、良く分かりませんが( ◠‿◠ )

10月の「むくろじの会」を開きました。先月の10周年から2週間しか経っていないので、「えらく早いなあ」という感じでした。今日は11名の参加。みなさんに記念写真を配り、会計報告もしました。銀の皿のお寿司、美味しかったようで大好評でしたね。
リハビリ麻雀はお昼を挟んで3回やりました。先月まででトップに立った昨年のチャンピオンS・Mさんを引き下ろすべく2位、3位のT・SさんとS・Dさんを同じ卓にしましたが、あえなく討ち死にしてしまったようで、 来月は私が出て行かないとダメのようです( ◠‿◠ )

4時半ごろ皆で後片付けをして解散しました。来月は11月4日開催です。

新国立劇場のオペラ2018/2019シーズンがモーツアルトの人気オペラ「魔笛」で開幕し、昨日のマチネ公演に行って来ました。エントランスを飾っていたのは上の写真、勅使河原茜さんの作品です。

「魔笛」は1791年、短い生涯だったモーツアルトの最後のオペラですね。死の3か月前に初演されたそうです。魔笛などは「ジングシュピール・オペラ」と言われますが、イタリア語ではなくドイツ語で大衆的なオペラ、喜劇的な要素がふんだんにあり、セリフの部分は歌うのではなく芝居のセリフのように話すのが特徴です。

「王子タミーノは夜の女王の娘パミーナをザラストロから救いだそうとするが、実はザラストロは徳の高い僧であった。ザラストロはタミーノを評価し、タミーノとパミーナの二人は試練を通して結ばれる」と言うお話。そこに道化役の鳥刺しパパゲーノも登場します。

新国で魔笛は今まで何回も上演されていますが、今回の魔笛は新制作で、演出が現代美術の巨匠ウイリアム・ケントリッジ(と言われても私は知りませんが)氏で、映像などを駆使した斬新な舞台でした。評価は高いようですが、私などには、古典的な演出の方が楽しめるかな、と言う気もします。

良くまあ、あんな声が出るなあと何時も感心する「夜の女王」のアリア、コロラトゥーラソプラノの見せ場ですが、今回は安井陽子さんでした。ザラストロを歌ったのはバスのセルビア出身のサヴァ・ヴェミッチさん、とても素晴らしい低音でした。一番低い音と夜の女王の一番高い音、何オクターブ違うのでしょうね( ◠‿◠ )

パミーナは林正子さん、パパゲーノはバリトンのアンドレ・シュエンさん、王子タミーノがテノールのスティーブ・ダヴィスリムさんでした。

下の写真を見てください。終演後、帰りの地下1階の駐車場で私は車に乗ってばあばが来るのが、遅いなあと思っていたら、出口の所で主役タミーノを歌ったスティーブ・ダヴィスリムさんに会って、「サインをもらって来た」と言うんですよ。見たら、プログラムの本人の所にサインが、良くそんなところにサインしてくれましたね。ご本人、ムッとしなかったのでしょうか。普通はご本人のCDか何かでしょ( ◠‿◠ ) 「ニコニコしてたよ」と、ばあばは言っていましたが、私にはとてもそんな度胸は無いですね( ◠‿◠ )


新国の今シーズンも来年6月まで10作品の公演ですが私は内5公演に行くことにしています。馴染みのあるものばかりでワーグナーは含まれておりません( ◠‿◠ )

スーパーじいじWさんから、「越後駒ケ岳」に行って来たよ」と、写真が届いているのですが、ちょっと整理が間に合わなくて次回ご紹介しますのでお楽しみにお待ちください。
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2 コメント

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Unknown (エイム・ハイ)
2018-10-09 16:02:27
こんにちは
「むくろじの会」楽しそうですね。気楽に参加してみたい気もするのですが、(麻雀)卓を囲むと気楽になれないんですよ。(勝っても負けても)どうも後味が悪くて・・・決して短気ではないんですけどね。

土曜日の水泳はダメでした。寒く、水が冷たく、身体に悪いと一周泳いでリタイヤしてきました。もう我慢が出来ないのかな、と傷心しています。もう無理はでしませんね。

昨日は練馬文化センターでメンデルスゾーンの交響曲No.3 「スコットランド」を聴いてきました。なかなか上手かったですよ。
市民オケはプロと違い1年かけて練習してくるところが多く、(演奏で)細かい点はあっても一生懸命演奏しているところがよく感じられます。
帰りに近所の喫茶店でワインを飲みつつマスターにそんな話をしたら、ツウですね、なんて云われました。

でも東京は本当にコンサートに事欠かないですね。探せば毎週どこかで演奏が楽しめます。嬉しい限りです。
今月下旬は入間市のオケを楽しんできます。
では
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銀座の植物園 (ごようつつじ)
2018-10-10 21:39:42
勅使河原茜さんの作品、すてきですね。

奥さま、すごーい!!。
これからは、「スーパー奥さま」と呼ばせていただこうと思います。

エイム・ハイさま
今回は残念でしたね。
次回、またがんばってくださいませ。
応援しておりますので。

昨日から、秋の樹木探訪を始め、明治神宮の森へ行ってきました。
最近は、原宿駅下車でも、南青山方面に行くことが多く、明治神宮に行くのは3年ぶりくらいでした。

2020年の鎮座百年記念事業が進行中で、明治神宮ミュージアムの建設真っ最中、参道の左右に石板の歩道が設けられ車椅子やベビーカーも通りやすくなっていました。
大鳥居も建て替えするそうですが、大檜はもう入手困難ということで、三代目は杉材になるそうです。

お詣りの後、森の中へ。
内外苑一帯にうっそうと茂る森は、全国から献木された木々によってつくられた人工森です。   
本多博士など、森づくりの主導者たちの、「風土に合った自然の森を、100年以上かけて完成させていく」という、強い信念と使命感が、今も森の中に満ちみちているのを感じながら、歩いてきました。

その後、銀座の植物園へ。

昨年の3月、営業担当を終了したソニービルが、リニューアルされて、地上フロアが、8月8日、Ginza Sony Parkとして開園。
今、プラントハンターの西畠清順(そら植物園代表)がプロデューサーをつとめるアヲGinzaTokyoによって、「買える公園」をコンセプトにした植物園が開園中です。

西畠さんが世界各地から選んできた珍しい植物が、とてつもなく大きな植え木鉢に植えられて、並んでいます。
ほとんどが、初めて知るものばかりでした。
どれにも、30万円代から100万円近い値札がついていて、中にはレンタル可というのもありました。

買わなくても出入り自由、無料。
面白い植物園です。
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