juntarouじいじの日々是好日

保谷障害者福祉センターの卒業記念に「じいじにも出来るよ」と言われて始めたブログ、早いもので、もう19年目に入りました。

藤田嗣治展

2018年09月01日 | 音楽・オペラ・美術


もう9月ですね。ホント日が経つのが早い( ◠‿◠ )

今年のセンターの文化祭は11月の16,17日なんですが、通所者の皆さんもそれぞれ役割分担をして、もう準備に取り掛かっている人もいます。パソコン教室のメンバーNさんも、当日来場者に配るパンフレットの一部、展示や実演などのプログラム部分を作成することになったので、「A4の用紙の下半分なので、どうするか」、「テキストボックスを使った方が良いかどうか」、「2段組でやったらどうか」等、N先生に基本の作り方を相談しながら作成を始めました。Nさん、まずは、文字の入力を開始。昨日の時間中に文字入力は完了したので、来週から編集作業に入り後2回で完成予定です。


上の画、藤田嗣治の画で私が好きな画の一つ、「カフェ」です。1949年、藤田が大戦後日本を離れパリに戻る前滞在したニューヨークで描いたパリの情景ですね。黒がとても魅力的!

今上野の東京都美術館で「藤田嗣治展」が開催されているので木曜日に出かけて来ました。今年は藤田嗣治(1886~1968)の没後50年の節目だそうで、それを記念しての画業の全貌を展覧する大回顧展。時代別と風景画、自画像、裸婦、戦争画、宗教画などのテーマ別に展示されていて、とても分かりやすかったですね。フランスを中心に欧米の主要な美術館からも沢山来ていました。上の「カフェ」はフランスのポンピドー・センター所有です。



おかっぱ頭、丸眼鏡にちょび髭の自画像、藤田の代名詞と言われる「乳白色の裸婦」も10点余り、大原美術館の「舞踏会の前」や近代美術館の「五人の裸婦」もありました。戦時中描いた「アッツ島玉砕」と「サイパンの・・・」、この画は近代美術館所蔵なので、そこでも見ましたが、この画のおかげで、戦後に戦争協力者と非難され、日本を離れざるを得なかったんですね。

全部で120点余りの展示、一昨日は程良い混み方で、車いすでじっくり鑑賞出来ました。お昼は2階のレストレンで「藤田嗣治展コラボ料理」を頂きました。冷たいスープのヴィシソワーズ、これは美味しかったですが、メインの「仔牛のフリカッセ、キッシュとサラダを添えて」は薄味で今一つ、私の舌がセブンイレブンの味に慣らされてしまったのでしょうか( ◠‿◠ )
所で皆さん、「フリカッセ」なんて言葉、知っていますか( ◠‿◠ ) フランスの家庭料理で「白い煮込み」だそうです。
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