今日は秋晴れの良いお天気です。
山じいじとキューリー夫人のおかげで「備前楯山」の名前の由来が分かりました。私も「何で、備前なんかな」とは思ったのですが、そこまでで止まってしまいました( ◠‿◠ )
キューリー夫人と同じく、多分山じいじも同じだと思いますが、私も御即位パレード2回目で、東京オリンピックも2回目ですね。1964年は会社に入った年でしたから、仕事を覚えるのに懸命だったのでしょうね。競技を見に行った記憶はありません。1945年の大阪万博は、みな行きましたよね。私も結婚した翌年でしたからばあばと二人で行きました。混んでいて大変だったことだけ覚えています( ◠‿◠ ) 今度の大阪万博には、山じいじやキューリー夫人は出かけられるでしょうが私はまあ無理でしょう。
昨日の午後、新国立劇場でドニゼッティ(1797~1848)のオペラ「ドン・パスクワーレ」を観て来ました。ドニゼッティはロッシーニ、ベッリーニ、と並んで19世紀前半のイタリアを代表するオペラの作曲家の一人。「ランメルモーアのルチア」等の悲劇も書いていますが「愛の妙薬」、この「ドン・パスクワーレ」などオペラ・ブッファと言われる喜劇も良く知られています。「ドン・パスクワーレ」は1843年ドニゼッティ晩年に作曲された傑作。
お話は、資産家だが頑固でケチな老人ドン・パスクワーレは甥のエルネストに「遺産を譲るから縁談を受けろ」と言っているが、エルネストは「恋人(ノりーナ)がいるから受けられない」と断っている。怒ったパスク・ワーレは「甥を追い出して俺が結婚する」と言い出して、主治医で相談相手でもあるマラテスタに「若くておとなしい娘を探してくれ」と頼みますが、エルネストの友人でもあるマラテスタは「エルネストとノリーナを救うため一計を立てます。
その計画とは、ノリーナを「修道院をでたばかりの初心な娘、自分の妹ソフローニャ」と仕立てて・・・・結婚した途端に花嫁の態度が豹変し、ここから面白い場面が次々と展開し、最後はパスクワーレがエルネストとノリーナの結婚を認めて大団円となります。
タイトルロールを歌ったバスのコッラード・ロヴァーリス(ドニゼッティと同じくイタリア・ベルガモ生まれ)、マラテスタ役のバリトン、ビアジオ・ピッツーティ、エルネスト役のテノール、ロシア出身マキシム・ミロノワ、それにノリーナを歌ったソプラノ、アルメリア出身のハスミック・トロシャン。皆さん何れも世界の歌劇場で活躍されている方々で、素晴らしい歌声と演技でした。
とても楽しい2時間半でした。
オペラは悲劇ばかりと思っていたら喜劇も結構あるのですね。確かフィガロの結婚やセヴィリャの理髪師も喜劇だったような気がします。所で、文中に「ドニゼッティと同じくイタリア・ベルガモ生まれ」とあったので、一瞬ベルガモはトルコではなかったかなと。そうしたらベルガモは両方にあり、トルコの方は紀元前3~2世紀に栄えたベルガモン遺跡(世界遺産)がある所です。エーゲ海を望む丘の上にある素敵な大好きな遺跡です。
今日久し振りに上京して会社の同期会に出席してきました。男性7人女性3人が集まりました。話題は何時も通りの近況と思い出話が中心でしたが、皆様にお話しできるようなことは「今年の紅白歌合戦の総合司会に決まった和久田アナウンサーの旦那はじいじ様が勤められていた会社(船舶部)の方で箱根マラソンにも出た人だよ」と言うことぐらいでした。それにしても、丸の内から有楽町辺りの変貌ぶりには改めてビックリさせられました。