FMクマモトを聞いていたら、ある番組に熊本市内の某高校で水球のゴールキーパーをやっている高校生がゲストとしてよばれていた。MCから水球についていろんな質問を受けていたが、その中で、使用するボールについて質問された高校生が「サッカーボールよりひと回り小さい」と答えていたが、これは誤りで、実は大きさも重さもサッカーボールと水球ボールは全く同じなのである。おそらく彼は材質の違いでそう感じていたのだろう。水球という競技はサッカーをそのルーツとしている。従ってもともと全く同じボールを使っていた。事実われわれの時代に使っていたボールはほとんど区別がつかず、遠征先で乗った電車の中で、ボールを抱えたわれわれを見たサッカー関係者から話しかけられたこともある。時代を経て水球のボールは耐水性を重視して改良が重ねられ、今日の姿となった。こんなことは知らなくても水球はやれるだろう。しかし、そこには水球というスポーツがもともとどんな起源を持ち、どう変化しながら発展し、今日のルールやプレーシステムや戦術が形づくられてきたかという歴史が秘められている。そういうことも教えてあげるのが指導者の役割だと思うのだが。
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私はいつも、バスケより小さくてバレーより大きいって言ってます!!
例の鴨沂高校の先生ですが、今は京都の宇治にいらっしゃって、先日の京都選手権では審判の審査員に来られてたそうです。お元気だということでした。
へぇ~!まだ審判をやっておられるのですか!!!
たしかもう80歳に近いはずですよ!直接お話したことはないのですが、高校の時はライバル校の監督として、その指導力を尊敬していました。高1の時の福島国体で一緒に写った写真も残っています。
水球の変遷の歴史はサッカー型からバスケット/アイスホッケー型に変わっていく歴史ともいえます。ルール改正におけるヨーロッパの古豪勢とアメリカなどの新興国勢とのせめぎ合いは今後も続くでしょう。