徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

“なでしこジャパン”のこれから

2011-07-22 19:27:57 | スポーツ一般
 各メディアは“なでしこジャパン”の興奮いまだ冷めやらぬといった状態だが、最後のPKを決めた熊谷がツイッター騒動に巻き込まれたり、ドイツ戦で決勝点を決めた丸山がストーカーに尾行されたりと、余計な付録も付き始めたようだ。しかし、そんなことより僕が心配なのは国民の関心がいつまで持続するかということ。想い起こせば40数年前、メキシコ・オリンピックで銅メダルを獲った男子サッカーチームの人気で、しばらくは日本リーグなどの会場も賑わったが、その後、国際的な大会で勝てなくなったこともあって急速に潮が引くように試合会場から観客が減り、国民の関心も醒めて行った。僕は70年代は東京から離れていたので、出張で上京すると国立で試合がある日は、できるだけ見に行くようにしていた。たしか1973年か74年だったと思うが、夜、日本リーグの試合を国立に見に行った。新日鉄と古河電工の試合だったが、あの5万5千の観客を収容するスタンドにわずか数百人の観客という、見るも無残な凋落ぶりだった。ほんの数年前には観客が溢れるほど入った試合を何回も見ていただけに、寒々とした気持になったものである。あの当時とはサッカー界の組織もサポーターの質も量も変わったので、“なでしこジャパン”にはそんなことないとは思うが、いや、絶対なってほしくない。



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