
今夜のNHKで放送されたドキュメント「ジブリ 創作のヒミツ 宮崎駿と新人監督 葛藤の400日」は、日本が世界に誇るジブリアニメ制作の舞台裏が見られて興味深かった。特に、普通の映画については、これまでもいろんなドキュメントが、その舞台裏を紹介していたのでだいたい理解していたが、アニメについては、監督の役割というのがよくわからなかった。やはり今まで宮崎駿という人が偉大すぎて見えなかったことが、今回、米林宏昌という新人監督が七転八倒しながら創りあげていく姿を通じてよく見えたと思う。宮崎さんと米林さんの関係は、普通の会社でもよく見られる上司と部下の関係だが、後進の育成はいかにあるべきかという意味で、業種には関係なくとても参考になるドキュメントだったと思う。