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徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

ラフカディオ・ハーン 「 青柳のはなし 」

2016-07-08 20:25:22 | 文芸
 熊本地震のせいで忘れられかけているが、今年は夏目漱石来熊120年の記念年。しかし、漱石の内坪井旧居も地震後、閉館されたままで、通るたびに寂しい思いをしている。
 そして今年は漱石よりも5年早く五高に赴任したラフカディオ・ハーン来熊125年でもある。今年の2月には、32年前にNHKでドラマ化されたハーン原作の「日本の面影」の脚本を書いた山田太一さんの講演会も行われた。
 5年前のハーン来熊120年の時の記念イベントでは「青柳のはなし」を題材にした「創作舞台 青柳」などが行なわれた。以前、このブログで「青柳のはなし」を紹介したが、今でもその記事がよく検索される。
 そこで、もう一度、内容を再編集して掲載することにした。


2011年10月27日 ハーン来熊120年記念イベント「創作舞台 青柳」







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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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こんにちは (小父さん)
2016-07-09 13:38:21
「青柳のはなし」に読み入っていました。

本当に日本の心が描かれているように感じます。

ここまで日本人に成り切れるものなんですね。
異文化を理解することはとても難しいだろうといつも思っていますが。

かつ、これが能にまでなるんですか!
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Re: 小父さん様 (FUSA)
2016-07-09 17:25:55
ハーンが日本にハマった大きな要因がアニミズム(自然界の霊的存在を信仰する考え方)だと言われています。
彼が生まれ育ったアイルランドやギリシャにはアニミズムが存在し、それに慣れ親しんでいたハーンは、日本人の神仏や霊的存在に対する考え方に共感するところがあったのでしょう。この「青柳の話」もまさにその代表例といえます。

5年前の創作舞台は私は見逃したんですが、見た人から聞いた話によると、能と日本舞踊と舞台劇が組み合わさった不思議な作品だったそうです。
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