徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

ザ・わらべ ~ くまもと音頭 ~

2011-07-17 19:41:13 | 音楽芸能
 連日猛暑が続く熊本も夏まつりの季節。上通り・下通りではゆかた祭りをやっていた。ザ・わらべが鶴屋百貨店のサテライトスタジオ前で踊るというので見に行った。開演前にはステージ前の席は中高年のおば様方に占拠されてしまったので、今日はちょっと視点を変えてみようと、吹き抜けの2階のフロアから見ることにした。踊りを見ながらふと、川端康成の「伊豆の踊子」の一節を思い出した。それはこんな文章である。

 湯ヶ島の二日目の夜、宿屋へ流しが来た。踊子が玄関の板敷で踊るのを、私は梯子段の中途に腰をおろして一心に見ていた。―あの日が修善寺で今夜が湯ヶ島なら、明日は天城を南に越えて湯ヶ野温泉へ行くのだろう・・・

 こんな角度から踊る彼女たちを見るのは初めてだったが、いつもは見えない足の運びとか、3人のフォーメーションとか、観客の表情などが見えてとても面白かった。



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